デュエルリンクス大好きなGame to LifeのピロQ(@Twitter:@digitalgametol1)です。ここでは超強力モンスター、クインテット・マジシャンを超速で召喚出来るデッキを紹介します。安定性が高く、上位のランク戦でも勝率が高く、何よりプレイングが楽しいデッキなので参考になれば幸いです!
クインテット・マジシャン
クインテット・マジシャンは、攻撃力・守備力4500で破壊耐性を持つ強力な融合モンスター。さらに融合召喚時に5種類の魔法使い族で融合することで相手フィールド上のカードを全て破壊出来る効果を持ちます。マジカライズ・フュージョンで、墓地も含めた魔法使い族も素材にすることで5種類の魔法使い族で融合を狙い、そのまま4500ダメージでOTKを狙えます。
相手のHPをクインテット以外で削る必要もあまりないため、中途半端に削ってスキル発動をされることもないというのも、リンクスならではのメリットですね。
しかしクインテットマジシャンは融合召喚のために5体の魔法使い族(出来れば5種類)を必要とします。そのため、マジカライズフュージョンを利用するにしても5体の魔法使い族を墓地もしくはフィールドに貯める必要があるため、なかなか初速が出ないのが欠点です。融合召喚のためのパーツが揃う前にやられてしまう事もしばしば。
今回紹介するクインテットマジシャンデッキは、最速で2ターンで5種類でクインテット・マジシャンを召喚し、OTKを決められる『超速クインテットデッキ』となっています。
デッキコンセプト
デッキコンセプトは『追加ドローとドロー時召喚で魔法使い族を展開する』ことです。
クインテットを素早く召喚出来る秘訣は、このドロー時召喚です。ドロー時に召喚されることで、召喚権を使わずに魔法使い族をフィールドに並べることができます。それに加えて追加ドローをしていく事で素晴らしい連鎖が生まれ、あっと言う間に5種類の魔法使い族をフィールドに展開します。
デッキレシピ
*シンクロモンスター残り2体は何でも可。
次に、これらのカードの採用意図について解説していきます。
フィニッシャー
「マジカライズ・フュージョン」&「クインテット・マジシャン」
これらは2枚ずつ採用します。20枚超のデッキですがこのデッキはドロー加速で簡単に回るため、マジカライズ・フュージョンは2枚でも十分引けます。むしろ3枚だと手札で腐ることがあります。なのでクインテット・マジシャンも2枚で十分です。残りの枠は、戦略の幅を広げるためにシンクロモンスターを入れておくのが良いでしょう。
キーカード
占い魔女 ヒカリちゃん
召喚権を使用せずにクインテット・マジシャンの素材を2体も確保する事が可能なモンスター。ドロー時にこのカードを引くとそのままフィールドに特殊召喚出来、この効果発動時に自分フィールドのモンスターを墓地へ送る事でデッキからレベル1の魔法使い族を特殊召喚できます。
まだ場に出ていない魔法使い族を特殊召喚して融合素材をさらに揃えたり、このターン中には決めきれない時には2枚目でも敢えてベリーマジシャンガールを呼んで、壁として展開することも出来るため、攻撃・防御のどちらにも役立ちます。
ベリーマジシャンガール
ベリー・マジシャン・ガールは、なんと言っても超優秀な壁モンスターです。召喚時のマジシャンガールのサーチに加えて、攻撃だけでなく・魔法やトラップの対象時にもデッキからマジシャンガールを特殊召喚し、フィールドを守ってくれます。処理されてサーチできれば、クインテット・マジシャンの融合素材も増えますし、相手が処理しなくても時間を稼げます。コンボパーツが集まらない時に守ってサポートしてくれる強力な存在です。
そして先述の通りヒカリちゃんでサーチ出来る事で、デッキの安定性を爆上げしてくれます。
チョコ・マジシャン・ガール
このカード1枚で壁となり・融合素材の墓地送りが出来、追加ドローが出来るオールラウンダーです。手札の魔法使い族をコストに、一枚追加でドローができます。また攻撃対象になった時に、相手を弱体化させた受けで墓地からモンスターを蘇生して対象を移す効果を持ちます。除去への耐性はないので壁としての役割には過信できませんが、それでも壁としては優秀です。
ワンダーワンド
このデッキのドローを加速させるカードです。ワンダーワンドを装備した魔法使い族をリリースすることでデッキから2枚ドローする事ができます。使用してしまうとフィールドが空いてしまうのが欠点ですが、このデッキではドロー時に特殊召喚できるモンスターのおかげで、その欠点も難なく使用が可能です。むしろ、ドロー時の特殊召喚はフィールドを空ける必要があるので、その点からもリリースが有り難く感じることもあります。
また相手がLP5000スタートだった時にクインテット・マジシャンに装備してOTKを可能にする等の働きもします。
打出の小槌
手札のカードを任意の数だけ戻して山札から同じ枚数をドローできる魔法カード。ドローなので、打出の小槌で引いたカードもドロー時の効果が働くため、初期手札に来たり、タイミングを逃して腐ったカードに再度命を吹き込む事が可能です。
その他のカード
守護神官マハード
ドロー時に手札から特殊召喚される上級モンスター。また闇属性相手だと攻撃力が倍になり、レッドアイズやアンティークギアなど、この効果が刺さる場面も意外と多いです。場合によっては、マハード+ワンダーワンドで攻撃力2000以下の闇属性相手に攻撃するだけでOTKなんて展開もあります。
初期手札に来てしまうと腐ってしまいますが、チョコマジシャンガールやサンダーブレイクのコストにすれば、クインテット・マジシャンの融合素材にできます。
破壊時にはブラックマジシャンを特殊召喚できる効果も持ちますが、このデッキでは手札事故の観点からブラックマジシャンは不採用。それでもこのデッキならドロー時の特殊召喚メリットだけでも採用の価値はあります。
占い魔女 チーちゃん
ドロー時に手札から特殊召喚され、さらにドローができます。マハードと同様に初期手札に来てしまうと腐ってしまいますが、チョコ・マジシャン・ガールやサンダー・ブレイクのコストにすれば、クインテットの融合素材に出来ます。
ジェスター・コンフィ
手札から無条件で特殊召喚可能なので、召喚権を使わずにフィールドに魔法使い族として並べることが出来ます。ワンダーワンドのコストや、シンクロ召喚時のレベル調整としても活躍します。またレベル1魔法使い族であるため、ヒカリちゃんでサーチ出来るのも、展開の幅が広がって良いポイントです。
レモン・マジシャン・ガール
マジシャン・ガールモンスターをリリースすることで、状況に応じて必要な魔法使い族モンスターを選んで手札に加えられるので、戦略に柔軟性を与えてくれます。サーチの場合は、ドロー時の特殊召喚効果は働きませんが、ジェスター・コンフィをサーチすれば、そのままフィールドに特殊召喚も出来ます。もちろん壁としても一定の役割を果たします。ベリー・マジシャンの効果発動時にはデッキから特殊召喚したいモンスターです。
青き眼の護人
ヒカリちゃんでサーチ出来るレベル1魔法使いであるチューナー・モンスターなので採用。サニー・ピクシーの方がシンクロ召喚時の回復も出来る可能性があるので、良いかもしれません。今後より優秀なレベル1魔法使い族チューナーが出れば入替えたいところ。
サンダー・ブレイク
手札一枚と引き換えにフィールドのカードを一枚破壊出来るトラップカード。邪魔なカードを除去等しながら魔法使い族を墓地に送り、マジカライズフュージョンの素材を貯めることも可能なので、手札コストがもしろ嬉しいです。特にカード破壊の効果は、相性の悪いデッキに対しては救世主になる事も多いです。
シンクロモンスター
・閃珖竜 スターダスト:レベル8
・氷結界の龍 グングニール:レベル7
・氷結界の龍 ブリューナク:レベル6
・超重剣聖ムサーC:レベル5
シンクロモンスターはレベル5〜8までを一体ずつ採用。マジカライズ・フュージョンは墓地からも素材にできるため、シンクロ素材にしてからクインテット・マジシャンの素材にした方が無駄がなくアドバンテージを稼ぐことが出来ます。
そしてブリューナクやグングニールといった手札をコストに効果を発動できるタイプがオススメで、除去しながら、マジカライズフュージョンの素材を墓地に貯める事が出来るため、非常に相性が良いです。
採用スキル
ディスティニードロー
ドロー時の効果発動を意図的に狙える上に、展開としてはあと一枚あればコンボが完成する!というような場面も少なくないので、こちらのスキルを採用。
相性の悪いデッキ
強いデッキではありますが特に、下記の3つのタイプのデッキは相性が悪いので注意が必要です。
・エレメンタルセイバー
マジカライズフュージョンが発動できないと、このデッキはほぼ何もできないので、エレメンタルセイバー光がフィールドに居座っていると苦戦します。
・ブラックマジシャン
黒の魔導陣でモンスターを除外されると、墓地に魔法使い族が中々たまらず、マジシャンズナビゲートでマジカライズフュージョンを無効化されることもあります。
・バスタープレイダー
全てドラゴン族に変えられる事でマジカライズフュージョンが使えず、また状況次第ではモンスター効果も全て封殺されます。たぶん、一番相性が悪いデッキです。
もちろん、これらのデッキにもタイミングよくサンダーブレイクを打って邪魔なカードを破壊できれば勝機が見えるので全く勝てないわけではありません!
以上がこのデッキの説明となります。
次のページでは実際のプレイイングの様子を紹介していきます。
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