更新日 2026年4月28日
はじめに
皆さんは『タイムボム』というボードゲームをご存知でしょうか?
タイムボムは新ボードゲーム党の佐藤雄介さんが考案した、プレイヤーが「時空警察(タイムポリス)」と「ボマー団」に分かれて戦うゲームです。
タイムボムのように、お互いの陣営が分からない中でプレイするゲームを正体隠匿系ゲームと呼びます。
正体隠匿系ゲームの代表作は人狼であり、タイムボムは「少し簡単にした人狼」のようなイメージです。
今回はタイムボムのルールや魅力について解説していきます。
タイムボムの準備
タイムボムのプレイ人数は2~8人で、1プレイあたり約20分ほどで終了します。
ゲームを始める前の準備ですが、まず初めにプレイヤーそれぞれに「陣営カード」を裏向きで配ります。(「時空警察」か「ボマー団」に分かれます)
各プレイヤーは他の人にバレないように自分の陣営を確認してください。

次に「導線カード」をシャッフルして裏向きのまま1人5枚ずつ配ります。
プレイヤーは配られた導線カードを確認し、「解除」「BOOM」「し〜ん」がそれぞれ何枚ずつあるかを確認します。
確認できたら、自分の配線カードを再度シャッフルして、自分でもどこにどのカードがあるか分からない状態で並べてください。
最後に導線カードの「解除」カードの数だけ「解除チップ」をテーブルに並べれば準備完了です。
ルール解説
タイムボムは「時空警察」と「ボマー団」がそれぞれの勝利目的を果たせば勝ちというゲームです。
ボマー団は配られた導線カードの中に1枚だけある「BOOM」カードを見つけることができれば勝利です。
一方で時空警察は導線カードの「解除」カードを全て見つけ出すことができれば勝利となります。
また、ゲーム終了時まで時空警察が全ての「解除」カードを見つけ出せなかった場合もボマー団の勝利です。

タイムボムの流れ
準備が終われば早速ゲームスタートです。ここからはゲームの流れを説明します。
1.最初のニッパー係を決める
まず初めにすることは、最初の「ニッパー係」を決めることです。
ニッパー係とは自分以外の導線カードを1枚切る(選ぶ)役を指します。
最初のニッパー係は誰がなっても構いません。
2.ニッパー係が導線カードを1枚切る
最初のニッパー係は、どの導線カードを切るかを選びます。

この時、プレイヤーは各々話すことができます。
自分がどの配線カードを持っているのか、そしてBOOMカードを持っているのは誰なのか、などを探り合いましょう。
ここがタイムボムの醍醐味であり、誰が本当で誰が嘘をついているのかを見極めていきます。
時空警察側のプレイヤーは、自分が多くの解除カードを持っていれば切ってほしいと考えますし、一方でBOOMカードを持っていれば自分を避けるように言いますよね。
逆にボマー団側はもしBOOMカードを持っていれば、嘘をついて何とか自分の導線カードを切らせようとします。
ニッパー係は会話の中で、どこにどのカードが眠っているのかを推測しながら切るカードを選んでください。
選んだ導線カードを切った際、どの種類の導線カードだったかで流れが変わります。
①「し〜ん」カードだった場合
「し〜ん」カードは両陣営からしても外れのカードで、何も起きません。
②「解除」カードだった場合
「解除」カードを切った際は、テーブルの上に置いた「解除チップ」を1枚捲ります。
時空警察側は全ての解除チップを捲ることができれば爆弾の解除成功、つまり勝利です。
③「BOOM」カードだった場合
場に1枚しかない「BOOM」カードを切ってしまった場合、その時点で爆弾が爆発してゲーム終了です。ボマー団の勝利となります。
3.次のニッパー係が導線カードを切る(①もしくは②の場合)
「し〜ん」カード、もしくは「解除」カードだった場合はゲームが続行となります。
その場合、先ほど導線カードを切られた人が次のニッパー係です。
先ほどと同様に、誰がどのカードを持っているのか推測しながら導線カードを切ります。
以降は「BOOM」カードが切られるか、全ての「解除」カードが切られるまで同じように繰り返します。
4.導線カードをシャッフル
ゲームを続けていき、プレイヤーの人数分だけ導線カードを切り続けた際、まだゲームが終了していなければ次のラウンドに移ります。
すでに切られた導線カードを除き、残っているカードを全て回収してください。
それをシャッフルして、再度プレイヤーに均等に配り直します。
1ラウンドでプレイヤーの人数分だけ導線カードが切られているので、毎ラウンドごとに手元の導線カードが1枚ずつ減っていきます。
あとは先ほどと同じようにゲームを進めてください。
5.4ラウンド目まで決着しなかった場合
4ラウンドがタイムボムの時間制限となります。なので4ラウンド目までに「解除」カードを全て見つけられなかった場合は時間切れでボマー団の勝利です。
以上がタイムボムの流れとなります。
上級ルール
上述したのがタイムボムの基本的なルールや流れですが、慣れてきた際に一つ追加のルールを設けることができます。

それは陣営カードの中に1枚だけ「スパイ」を加えるということです。
スパイとなったプレイヤーの勝利条件は「4ラウンド目まで決着しなかったことによる時間切れ」です。
そのため、スパイはなるべく「し〜ん」のカードを切らせようと試行錯誤します。
ちなみにスパイを加えた際は、時間切れとなってもボマー団は敗北となります。
おわりに
いかがだったでしょうか?
「タイムボム」は正体隠匿系ゲームということもあり、人狼に少し似たゲームとなっています。
しかし構成している要素が単純なので、「人狼は難しい…」という方も手軽に楽しめるゲームです。
ただし多少の運要素も絡むので、ボドゲ上級者の方には少し呆気なく感じるかもしれません。
個人的にはキャッチーなイラストや世界観と、わかりやすいルールでとても楽しめました!
まだプレイしたことがない方はぜひ一度試してみてください。



