【ルールまとめ】どうぶつしょうぎは本将棋にも通ずるゲームです!

はじめに

 

将棋は非常に奥深いゲームです。指されるようになってから数百年経過してますが、現代でも多くの方がプレイしており、戦法なども進化を遂げています。

 

しかし将棋はルールが少し複雑で難しそうに見えることから、全くの初心者の方には敷居の高いゲームであることも確かです。

 

「興味はあるけどなかなか手が出しづらいなぁ…」

このように感じている人も多いのではないでしょうか?

 

そんな方におすすめなのが「どうぶつしょうぎ」です。

手軽にプレイしながら将棋の流れや魅力を感じることができるゲームになっています。

 

今回はそんなどうぶつしょうぎについて解説していきます。

 

どうぶつしょうぎとは

 

どうぶつしょうぎは女流棋士である北尾まどかさんにより考案されました。

きっかけは北尾さんが教える将棋教室に4歳のお子さんが習いに来た際に、いかに簡単に楽しく将棋のルールを覚えてもらえるか、を考え始めたからだそうです。

 

このような経緯を経て作られたゲームなので、子供でも分かるような単純なルールかつ、将棋にも通じる点があります。

 

駒も本来将棋であれば「玉将」「飛車」などの漢字がずらっと並んでいますが、どうぶつしょうぎは可愛い動物のイラストの駒を使用します。

 

一見子供向けのゲームで、大人の方は敬遠してしまうかもしれません。しかしプロの女流棋士が考案しただけあって奥深い作りになっています。

 

特に将棋のルールを知らない方には非常におすすめです。将棋の基本的な流れを覚えながら楽しむことができます。



どうぶつしょうぎのルールや流れ

 

駒の種類

将棋には8種類の駒が計40枚存在しますが、どうぶつしょうぎはたったの4種類(計8枚)のみです。

それぞれの駒には進める方向が記されているので、一目見ただけで動かし方が分かるようになっています。

 

▼ひよこ/にわとり

ひよこは前に1マスだけ進める駒で、将棋でいうところの「歩兵」にあたります。

▼にわとり

ひよこは相手のエリア(盤の一番奥)まで進むと、ひっくり返してにわとりに成長します。

にわとりは斜め後ろ以外のいずれかに1マス進めます。将棋の「金将」「と金」と同じ動きです。

▼きりん

きりんは前後左右のいずれかに1マス進むことができます。将棋の「飛車」のような駒です。

▼ぞう

ぞうは斜め方向のいずれかに1マス進むことができます。「角行」に似た駒になっています。

▼らいおん

らいおんは全方向のいずれかに1マス進むことができます。将棋の「玉将」と同じです。

またらいおんは玉将と同じく相手に捕まえられる(取られる)と敗北になる一番大切な駒になっています。

相手の駒を捕まえる

 

お互いに駒を動かしていく中で、相手の駒がいるマスにこちらの駒が重なった場合は、相手の駒を捕まえることが出来ます。

 

捕まえた駒は盤の外に置いておき、自分のターンに空いてるマスに自由に置けます。

この捕まえた駒を「持ち駒」と呼びます。

 

ただしにわとりを捕まえて持ち駒にした場合は、次に自分が置く際にはひよこに戻流ので注意してください。

 

勝利条件

どうぶつしょうぎには勝利の条件が2種類存在します。

 

▼相手のらいおんを捕まえる

駒をお互いに動かしていき、相手のらいおんがいるマスにこちらの駒を重ねることができれば勝利です。(どうぶつしょうぎだとこの事を「キャッチ」といいます。)

 

らいおんがトライする

もう一つ、将棋にはないルールとして「トライ」があります。

トライとは自分のらいおんが盤の一番奥(相手側の1段目)に到達できれば勝利です。

 

ただし、一番奥に到達出来たとしても次のターンに相手にらいおんがキャッチされる場合は負けになります。

 

対局の流れ

1.まずは盤上に駒を並べてください。どうぶつしょうぎの盤は3×4マスで構成されています。

1段目に左からぞう、らいおん、きりんを、2段目の真ん中にひよこ、という陣形です。

2,次に先手後手を決めます。順番の決め方はじゃんけんなどで構いません。

 

3.順番が決まったらいよいよスタートです。お互いに「お願いします」と挨拶し、先手から自由に駒を動かします。

 

4.お互いに駒を動かし合う中で、らいおんを取るか、トライした時点で決着がつきます。

最後もお互い挨拶し、ゲーム終了です。

 

以上がどうぶつしょうぎのルールや流れになります。



将棋に通ずる点

 

ここまでどうぶつしょうぎのルールについて解説してきましたが、もしかすると読んでいる方の中には「どうぶつしょうぎと将棋は全然違うゲームではないのか」と考えている方もいるかもしれません。

 

なのでここからはどうぶつしょうぎが将棋に通ずる点について説明していきます。

 

▼駒を一度ずつ動かすことで発生する読み合い

将棋もどうぶつしょうぎも「お互いに駒を一度ずつ動かしあう」ゲームです。

どうぶつしょうぎではその流れを覚えながら「この駒を動かしたら相手はこう動かしてくるかもしれない」などと考えて指さなければなりません。

 

この読み合いこそが将棋にも通ずる点の一つで、いかに相手よりも先を読み、自分が有利になるように盤面を作っていくか、という面白さが詰まっています。

 

どうぶつしょうぎの場合は駒の数もマス数も少ないため、考えなければいけないケースも少ないですが、将棋は駒もマスも多いので様々なことを考えて指していきます。

 

どうぶつしょうぎで考え方を理解した後は、ぜひ将棋にも挑戦してみてください。

 

▼駒が成る

将棋の駒のほとんどは裏側にも文字が描かれています。このような駒は相手の陣地に到達するとひっくり返して違う駒として扱えるようになります。

 

どうぶつしょうぎもひよこが一番奥まで到達するとにわとりに成長しますよね。ここも将棋に通ずる点です。

 

将棋ではこのことを「駒が成る」と呼びます。成った駒は多くの場合、より強力な駒として扱えるので大切なルールの一つです。

 

どうぶつしょうぎでは駒が成る、というルールをひよことにわとりを用いて覚えることができるようになっています。

 

▼駒を取る

将棋に似たゲームにチェスなどがありますが、これらのゲームと将棋の一番の違いは「取った(捕まえた)駒を自分の駒として扱える」という点です。

 

例えばチェスの場合、お互いに駒を取っていくという点は同じです。しかし取った駒を使えないので、盤上の駒はどんどん少なくなっていきます。

一方将棋は持ち駒として取った駒を使えるので、終盤になっても激しい攻防戦を楽しめます。

 

どうぶつしょうぎでもお互いの駒を捕まえるルールがあることで、より奥深いゲームになっています。

捕まえた駒をどのタイミングで、どこに配置するのかは非常に重要で、将棋/どうぶつしょうぎの面白いポイントです。

 

またお互いに持ち駒は相手に見せる必要があり、「盤上の駒と同時に持ち駒を常に意識する」という点も将棋に近いです。

 

▼らいおんを追い詰めていく

将棋は玉将を追い詰める(詰ませる)ことを目標とするゲームになります。

極論、こちらの駒が玉将以外全て取られてしまったとしても、相手の玉将を追い詰めることができれば勝利です。

 

つまりいかに相手の玉将を追い詰めるか、を考えながら駒を進めていきますが、どうぶつしょうぎも同様に「どうすれば相手のらいおんを捕まえられるか」と考えます。

 

この考え方は将棋と全く同じです。どうぶつしょうぎでコツを掴めれば将棋にも必ず活きてきます。



おわりに

今回はどうぶつしょうぎのルールや流れについて解説しました。

どうぶつしょうぎは「子供でも楽しめる将棋」というコンセプトだけあって、すぐにゲームを始められる簡単なルールになっています。

一方で将棋に通じる点も多く、どうぶつしょうぎを通して将棋の流れや考え方を覚えることができる造りだと感じました。

 

将棋を初めてみたいけど二の足を踏んでしまう、という方はどうぶつしょうぎから初めてみてはいかがでしょうか?

 

参考になれば幸いです。

 

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