こんにちは。いつもネタデッキ構築ばかり考えているピロQです。
ここではデュエルリンクスのTRUTH UNIVERSEの新シリーズ「DD」を用いたデッキを紹介しています。
「DD」は墓地からの展開力の優れたシリーズです。それに墓地肥やしの定番シリーズである「ライトロード」を採用することで、展開力を上げています。
「DDライトロード」の紹介
デッキコンセプト
このデッキのコンセプトは、ライロで墓地を肥やし、墓地を利用して強力な「DD」モンスターをスピード展開していくデッキです。
「DD」が他のシリーズに比べて抜群の展開力となるのは、「墓地効果」の発動タイミングだと思います。多くは「この効果はこのカードが墓地に送られたターンは使用できない」という様な制限がついています。しかしこれらの「DD」シリーズは、墓地へ送られたターンでも発動出来るため、タイムラグなく高速展開が可能になります。
ちなみにDDシリーズの中で、「DDD」は「DD」に含まれます。
またこのデッキではそれほど低くない確率で以下のような流れで後攻1キルも可能になります。というか後攻1キルを狙うデッキです笑。(規制が来たらゴメンナサイ)
*ちなみに、楽しさより強さ重視でプレイングするならこちらで紹介している「【DDライロ改良版】デュエルキング到達【デュエルリンクス】」の方がオススメです。
「DDライトロード」デッキの展開例
プレイ動画
初手でブラックローズ打った後にこのムーブ出来るのはエグい笑笑
DDは環境上位来るやろなぁ… pic.twitter.com/4Zxxn5neSY
— ピロQ (@Q24124954) May 3, 2020
デッキレシピ
メインデッキ | ||
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DDスワラル・スライム | 1枚 |
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DDヴァイス・テュポーン | 3枚 |
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DD覇竜王ペンドラゴン | 3枚 |
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DDゴースト | 2枚 |
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DDナイト・ハウリング | 1枚 |
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ライトロード サモナー ルミナス | 3枚 |
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ライトロード アサシン ライデン | 3枚 |
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混源龍レヴィオニア | 1枚 |
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カイトロイド | 1枚 |
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地獄門の契約書 | 2枚 |
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魔人王の契約書 | 1枚 |
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Z-ONE | 2枚 |
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光の援軍 | 3枚 |
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ソーラー・エクスチェンジ | 2枚 |
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隣の芝刈り | 1枚 |
エクストラデッキ | ||
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DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー | 2枚 |
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ブラック・ローズ・ドラゴン | 1枚 |
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フォーチュンレディ・エヴァリー | 1枚 |
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DDD烈火王テムジン | 1枚 |
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DDD剋竜王ベオウルフ | 2枚 |
プレイの流れの例:動画の動き
①「隣の芝刈り」「光の援軍」「ソーラーエクスチェンジ」で墓地を肥やす
②Z-ONEをセット
③ライトロード ルミナスを召喚、ライトロード ライデンを蘇生、ブラックローズドラゴンをシンクロ召喚
④フィールドを一掃、セットされたZ-ONEが破壊されることにより墓地より地獄門の契約書を回収、「DD スワラルスライム」をサーチ
⑤DDモンスターを3体並べて総攻撃(例えば「DDD烈火王テムジン」2000 + 「DDD剋竜王 ベオウルフ」3000 + 「DDD覇竜王ペンドラゴン」2600 = 合計7600)。フィールドは一層しているので、防がれる事があるとすればカイトロイドやクリボール、タスケルトン、根性あたりですが、3回中2回の攻撃が通れば勝利です。
展開の仕方
手札や墓地の状況次第で色々出来ますが例えば以下のような展開があります。
<1>手札の「スワラルスライム」とDDモンスターで「DDD烈火王テムジン」を特殊召喚
↓
<2>DDヴァイス・テュポーン」と「DDD覇竜王ペンドラゴン」をゲームから除外して「DDD剋竜王 ベオウルフ」特殊召喚
↓
<3>「DDDテムジン烈火王」テムジンの効果で「DDD剋竜王ペンドラゴン」を蘇生
*ちなみに防がれてしまったとしても「DDD剋竜王 ベオウルフ」が処理されなければ、次のターンでフィールド上の魔法・トラップは一掃され、貫通も付くのでほぼかなり勝利には近いです。
次に各「DD」カードの紹介・使い方・レビュー等をしていきたいと思います。
「DD」カードの紹介・使い方・レビュー等
「DD」モンスター
DDスワラル・スライム
このスライム、メチャクチャ強いです。さすがUR。①の効果で融合カード不要で、手札で融合が出来ます。そして融合後は墓地へ送られ、②の効果の発動条件も満たします。墓地のこのカードを除外することで、手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚出来ます。つまり手札にこのカード以外にDDモンスターが2体いれば、一気に2体のモンスターを特殊召喚できるのです。
DDヴァイス・テュポーン
墓地を肥やせるデッキでは強力な展開力をもたらすモンスターです。このカードともう一枚、墓地のDDモンスターを除外することでEXデッキからDDD融合モンスターを特殊召喚出来ます。ただし。レベル8以上なので「テムジン」には対応していません。また自身の攻撃力も2300と弱くはないので、テムジンやエグゼクティブ・アレクサンダーの蘇生対象としても有用です。
そのターンに墓地に落としたカードしか発動できないため、プレミア加工とシャイン加工とノーマルの3枚で構築できるとベスト(間違えて他の素材に使ってしまわないため)
DDD覇竜王ペンドラゴン
攻撃力も高く、除去も出来るアタッカー。手札1枚を捨てる事で攻撃力500アップし、フィールドの魔法罠1枚を破壊できる効果を持ちます。対象を取らずに破壊が可能です。効果を使う事で攻撃力3100と3000を上回るのが地味に嬉しく、ブルーアイズ等を倒すことも出来るようになります。
自身の特殊召喚効果もありますが使う事は稀で、「DDヴァイス・テュポーン」の融合素材にしたり、テムジンやスワラルスライム、エグゼクティブ・アレクサンダーの効果等で特殊召喚される使い方が多いです。
DDナイト・ハウリング
「DDD覇竜王ペンドラゴン」や「DDヴァイス・テュポーン」を蘇生して、そのまま「DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー」のシンクロ召喚が出来ます。(忘れがちですが、シンクロ召喚前にペンドラゴンの除去効果を使うのも意外と有用だったりします)非常に優秀なので、このカードを主軸にしたDDデッキも考えられると思います。ただ墓地肥やしを中心としたデッキの場合、あまり採用するとデッキの回りが悪くなってしまうので1枚だけ採用としています。(地獄門の契約書でサーチもできますので)
DDゴースト
墓地に送られた時に追加で墓地にもう1枚、「DD」モンスターを墓地へ落とせるモンスター。「DDヴァイス・デュポーン」の墓地効果は墓地へ送られたターンしか効果を発動できないため「DDヴァイス・デュポーン」を送ったり、「DDD覇竜王ペンドラゴン」を送って蘇生対象を担保したりの効果が期待できます。たまーベオウルフやフォーチュンレディエヴァリーと組み合わせてシンクロ召喚に使う事も。こちらは手札に来てもルミナスのコストにしたり等の活用が出来るので、複数枚採用してもいいかと思います。
「DD」EXモンスター
DDD烈火王テムジン
こちらも強力な展開力をもたらすモンスターです。テムジンがいる状態でDDモンスターが特殊召喚されると、墓地から「DD」モンスターを特殊召喚することが出来ます。例えばテムジンが居る状態で墓地の「DDヴァイス・デュポーン」の効果を発動出来れば、一気に3体のモンスターを自分フィールドに並べることが出来ます。
DDD剋竜王ベオウルフ
3000という攻撃力に加えて全DDモンスターに貫通を付与する「DD」シリーズの優秀なアタッカーです。「DDヴァイス・テュポーン」の効果で「DDD覇竜王ペンドラゴン」等と組み合わせた特殊召喚にも対応しており、非常に簡単にフィールドに展開することが出来ます。また自分のスタンバイフェイズ時にフィールド上の罠魔法を一掃するため、フィールドにいるだけで相手は魔法・罠をセットしづらくなります。こちら側の契約書も一掃されるので、ライフを払う必要もありません。
また後述しますが、Z-ONEの発動条件も満たすため、墓地に落ちた契約書の回収にも役立ちます。
DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー
展開力と突破力を兼ね備えたアタッカーです。展開能力はテムジンより有能で、DDモンスターが召喚or特殊召喚されると、墓地から「DD」モンスターを特殊召喚することが出来ます。(テムジンは特殊召喚のみ)。もともと3000ある攻撃力が、フィールド上に「DDD」モンスターが3体揃うと攻撃力6000の化け物と化します。(ベオウルフで貫通が付いたらさらにえぐい)
ただレベル10のシンクロモンスターなのと、エグゼクティブ・アレクサンダーを展開できた上でもう1体場に出せるシーンがそれ程多くはないため、テムジンの方が出番としては多いですね。ただ、テムジンだけで展開しようとしても墓地や手札に足りないな、って時もあり、そういった時にデッキに入っていると痒い所に手が届く有用カードといった印象です。
DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダーのS召喚ルート
*シンクロ例①DDナイト・ハウリングを使ってシンクロ
DDナイトハウリングの効果で「DDヴァイス・テュポーン」や「DDD覇竜王ペンドラゴン」を蘇生することでシンクロ召喚します。
シンクロ例②ルミナスを使ってシンクロ
「ライトロード サモナー ルミナス」召喚・効果発動
↓
「ライトロード サモナー ルミナス」蘇生・効果発動
↓
「ライトロード アサシン ライデン」蘇生
↓
3体でシンクロ召喚
シンクロ例③ライデン+テムジンでシンクロ
プレイしてみて意外にも多かったのがこのパターン。例えば、フィールドに「DDD烈火王テムジン」がいて「DDヴァイス・テュポーン」と「DDD覇竜王ペンドラゴン」だけが墓地にある場合、DDヴァイス・「テュポーン」を特殊召喚しても墓地にDDモンスターが居ないため特殊召喚できません。そこで
「ライトロード アサシン ライデン」と「DDD烈火王テムジン」でシンクロ召喚
↓
「DDヴァイス・テュポーン」と「DDD烈火王テムジン」を除外して「DDD剋竜王ベオウルフ」を融合召喚
↓
「DDD疾風大王エグゼクティブ・アレクサンダー」の効果で「DDD覇竜王ペンドラゴン」を墓地から特殊召喚
といった風にすることで3体展開が可能になります。
シンクロ例④レベル8モンスター「フォーチュンレディエヴァリーorレヴィオニアorベオウルフ」+DDゴースト
状況としては稀ですが、こんなシンクロルートもあります。
「契約書」魔法カード
地獄門の契約書
1ターンに1度、好きな「DDモンスター」をサーチ出来る永続魔法カード。デメリットとしてスタンバイフェイズごとに1000ダメージを受けますが、このデッキでは多くの場合は「DDD剋竜王ベオウルフ」で除去されるため、コストがほぼ無いサーチカード。複数枚手札に来ても大丈夫なので、2~3枚の投入も良い。墓地・手札・フィールドの状況に合わせて選べるため、デッキの安定性を高めてくれる非常に良いカードです。
魔神王の契約書
1ターンに1度、融合素材を手札を墓地に送るか墓地から除外することでDDモンスターを融合召喚出来る永続魔法カード。こちらも同様にデメリットは「DDD剋竜王ベオウルフ」のため、ほぼ払うことはありません。非常に優秀で安定した性能を発揮しますが、手札同士であればスワラル・スライムで融合した方が手札消費も少なく、墓地なら「DDヴァイス・テュポーン」が使えるため、めちゃくちゃ活躍するといった様な印象はありませんでした。なので1~2枚あれば十分かと思います。
「ライトロード」シリーズと「隣の芝刈り」
「ライトロードシリーズ」と「隣の芝刈り」については定番なので細かい点は省略します。
「ルミナス」「ライデン」「光の援軍」を3枚ずつ、「ソーラーエクスチェンジ」を2枚採用。
DDのための墓地肥やしの方が重要であり、「ルミナス」「ライデン」のシンクロ自体は攻めの要ではないため、引いたライロは「ソーラーエクスチェンジ」でガンガン捨ててしまっても大丈夫かと思うので2枚採用しています。
参考:「DD」以外の採用カード
Z-ONE
Z-ONEはセットされたこのカードが破壊され手墓地に送られたときに、墓地から永続魔法カードを手札に加えられるカード。つまり、このカードを破壊することで契約書の墓地回収が可能で、このデッキとめちゃくちゃ相性が良いです。「DDD覇竜王ペンドラゴン」や「ブラックローズドラゴン」で破壊すれば、セットしたターンに契約書に変えることが出来、またベオウルフが居る時にこのカードをセットしておけば、破壊された契約書を回収することも出来ます。
このカードでデッキ構築するのは久しぶりです。
ブラックローズドラゴン
ルミナスとライデンを採用しているためこのカードのシンクロ召喚はしやすく、フィールドを一掃した後に安全にDDモンスターを展開できます。また先述の様にZ-ONEの能動的な発動にもつながります。
混源龍レヴィオニア
言わずと知れた超優秀モンスター。ライトロード+闇属性の構成なら入れたいですね。特殊召喚した後は攻撃できませんが、ドラゴン族であることからたまーに「DDD覇竜王ペンドラゴン」の特殊召喚コストとして使ったりレベル8なのでシンクロ素材につかったりします。
フォーチュンレディ・エヴァリー
ルミナスとライデンを採用する際の定番シンクロモンスター。比較的活躍の機会は少なく、先攻で耐えしのぎたい時やあまり場札が良くない時等に壁として使うような印象です。レベルがあがって8になると、エグゼクティブ・アレクサンダーの素材にもできるので意外とSルートが広がります。
カイトロイド
言わずと知れた鉄壁モンスター。手札事故も少なくないので入れておくと役立ちます。狡猾な落とし穴もいいかもしれません。
スキルについて
スキルについてはまだ色々と試している最中ですが以下の3つあたりが使い勝手が良さそうです。
①リスタート 手札事故を減らせる
②インチキドロー DDでの突破が失敗した時の立て直しが出来る
③悪夢のショー 魔法を回収して展開力UP
採用しなかった「DD」カード
「DD」カードにも結構種類がありますが、今回はその一部しか採用していません。なのでこれ以外にもDDには色々な組み方があると思います。
DDD神託王ダルク
EXデッキに空き枠があれば入れたかったのですが、「ベオウルフ」の2枚目が必要な時が案外多いため、こちらについては不採用。ほとんどの場合、契約書は「ベオウルフ」で一掃されるのでライフを払う必要はないので効果を使う機会もこのデッキではそれ程ありません。
またレベル7であるため「DDヴァイス・テュポーン」の墓地効果に対応しておらず、強いて言えば「DDD烈火王テムジン」を展開してなお融合召喚したい時くらいしかこのデッキでは活路はないかと思いました。
DDD疾風王アレクサンダー
DDチューナーでレベル7のシンクロ召喚を出来る様には組んでいないため不採用。
DDD怒濤壊薙王カエサル・ラグナロク
契約書のサルベージに加えて相手モンスターを装備してパワーアップできるDDDの最強融合モンスター。こちらも採用したかったのですが、融合召喚条件が「DDD」2枚のため、DDスワラルスライムやDDヴァイス・テュポーンに対応していないため、こちらよりも2体目のベオウルフを特殊召喚するために枠を使った方がいいかと思いました。
DDバフォメット
シンクロ軸のDDデッキならレベル調整で臨機応変な展開が出来るため、使いやすそうですが今回は融合中心の展開となるため採用は見送りました。
「DD」シリーズの罠カード
今回のデッキでは「スピード」を重視したかったため、セットしてから発動まで時間がかかる罠は採用しませんでした。
まとめ
以上、いかがでしたでしょうか。
このデッキもDDDで「ブラックローズドラゴン」で一掃した後に上手く展開できないか?と模索した結果辿り着いたデッキでした。
攻撃力の高いモンスターがたくさん並ぶので、展開がカッコイイなぁと思いました。
またカードのプレイングの順番も非常に重要で、毎回違った場の状況から順番ミスなくプレイしていくところに、パズルのような要素を感じ、基本的な戦略ややる事は同じながらも、毎回考えてプレイしないといけないので退屈しないいいデッキかなと思います!
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DDライトロードの展開や回し方等について各DDカードの使い方やメリット・デメリットを中心にまとめてみました!https://t.co/zkr9bGZqp5
— ピロQ (@Q24124954) May 4, 2020
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