新リーダー「カミュ」:新職業「盗賊」の特徴とデッキ構築

ドラゴンクエストライバルズ

第9弾新パック「再開と誓いの世界」からついに7つ目の職業「盗賊」新リーダー「カミュ」が追加されました。

盗賊らしく手数の多さと手癖の悪さで勝負するようなカードが多く、プレイングが非常に楽しそうな職業です。

ここでは盗賊のカード全体の特徴と、そのデッキ構築について紹介しています。



盗賊の特徴

①テンションスキル:盗賊のかみわざ

盗賊のテンションスキルで『シーブスナイフ』(攻撃力1耐久値2 反撃ダメージ-1 :武器が壊れた時カードを1枚引く)を装備出来ます。

盗賊らしく、発動時の火力はありませんが継続的に手数で勝負できる様なスキルとなっています。反撃ダメージ-1や武器が壊れた時のドロー等、付随効果もかなり優秀で、毎ターンの様に武器攻撃していると-1の積み重ねも大きく、ドロー効果のお陰で手札も尽きにくくなります

②盗む系カード

盗賊カードの特徴の1つとして「やみのとうぞく」や「ぬすむ」など、相手のデッキにあるカードをコピーして手札に加える効果を持つものが多いです。これらはベーシックカードなので、今後も変わらない盗賊の特徴となるでしょう。

「盗む」系の効果は発動して楽しいですが、カードの効果として以下のようなメリット、デメリットがあります。

〇メリット

・相手の戦略・デッキ系統が早い段階で分かる。
ライバルズにおいては相手のデッキ系統を早期に判断できることは非常に重要で、相手のデッキ系統が分かれば今後どんなカードが出されるのかを予測することが出来ます。例えば、相手がテリーでも「アグロ型」もあれば「魔王を中心とした終盤型」もあり、早期で「アグロ型」であるという判別がつけば盤面の処理やHPの保持を優先してプレイイングすることが可能です。
・比較的少ないコストで手札を増やせる
「やみのとうぞく」は、2コストで3/1のスタッツの上に1枚手札を増やせるので、非常に優秀です。特に低コストカード中心のデッキだと中盤以降に手札が尽きがちになってしまうので、手札アドバンテージを得られるのは嬉しいです。

×デメリット

・相手次第では手に入れられるカードのコスト対効果が悪い場合も多い
例えば『偶数ミネア』の様にコンボ中心のデッキ相手だと、他職業のコンボ前提のカードを単体で貰ってもその効果を活かしきれないことが多く、結果として5コストのカードでも3コスト分の活躍しかしない、といった効率の悪さも考えられます。

泣きっ面に蜂系

既にダメージを食らっているユニットに対してより大ダメージを与える、いわゆる「泣きっ面に蜂」的なカードも盗賊の特徴です。「スノーベビー」や「アサシンアタック」もベーシックカードなので、こちらも今後も変わらない盗賊の特徴となるでしょう。

盗賊のテンションスキルとの相性も良く、シーブスナイフでダメージを与えたユニットに対して、これらのカードを利用する事で低コストでスタッツの高いユニットを処理する事が可能です。



デッキに入っていなかったカードを手札に加えた枚数に比例する効果(第9弾カード)

今のところ「心眼一閃」と「ヘルクラッシャー」の2枚しかありませんが、どちらも使い方によってはかなり強力な効果となります。

「心眼一閃」ではデッキに入っていなかったカードを手札に加えた枚数分コストが下がります。例えば「ぬすむ」を行って相手のデッキからカードを1枚コピーして手札に加えると「デッキに入っていなかったカードを手札に加えた」ことになるため、これにカウントされます。この効果は一見「盗んだ数」とも取れますが、それ以外のパターンも案外多く、「エマ」の効果で「やくそう」を手札に加えても「デッキに入っていなかったカードを手札に加えた」ことになるため、これらもカウントされます

その他、コインもカウントされます。例えば「だいおうイカ」や「ウルベア魔神兵」2枚のコインが手に入るので、一気に2カウント進みます。つまり、この系統の効果を持つカードはコイン系のカードともメチャクチャ相性が良いです。

また、ヒーローカードでも「デッキに入っていなかったカードを手札に加える」効果を持つものがあります

ロト :レベル3で「王女の愛」が手に入ります
デボラ:レベル3で「コイン」が1~4枚手に入ります。毎ターン使用可能
ゾーマ:レベル3で「ゾーマ」が手に入ります。(テンション消費)

ロトはレベル1・レベル2が低コストでダメージを与える効果なので、先述の泣きっ面に蜂系のカードと非常に相性が良いです。またデボラに関してはコインが4枚手に入れば一気に4カウント進むので、運によるバラつきはありますが、「ヘルクラッシャー」の火力を最大限に引き出せると思います。

「オルゴデミーラ」も非常に相性が良く、死亡時に手に入る第2形態・第3形態・最終形態も全てカウントが1ずつ進みます。



フィニッシャー候補

では盗賊の職業系デッキで「フィニッシャー」になりそうなものを考えてみます。

①ヘルクラッシャー

デッキになかったカードを手札加えるほど際限なく攻撃力が上がっていき、コストも下がっていきます。11枚手札に加えると、0コストで攻撃力11の2回攻撃という超高火力のユニットになります。またHPも8とロトのレベル3でも一撃死しないので非常に耐久力があります。0コストで召喚できれば、同時に他のアクションも取れるため、仁王立ちやブロックによってさらに生き残りやすくすることも出来ます。

*参考:「ウルベア魔神兵(共通)」

「ヘルクラッシャー」と合わせて採用したい共通カードです。ウルベア魔神兵は召喚と同時に2枚の「コイン」を手札に加えることが出来、それによって「ヘルクラッシャー」のコストを下げることもできるため、例えばウルベア魔神兵とヘルクラッシャーが2枚手札にあると、この2体を同時に召喚することも難しくありません。この2体が同時に並んだ時、1ターンで両方のユニットを処理するのは非常に難しく、勝利を決定づける一手となりうるでしょう。

*参考:「マザーウッド」

こちらもヘルクラッシャーと合わせて採用したいカードの一つです。ヘルクラッシャーのコストを3以下にまで下げることが出来れば、10ターン目でヘルクラッシャーに速攻を付与することが可能になります。結果、ヘルクラッシャーの超高火力の2回攻撃で大打撃を与えることが出来、OTKも狙えるコンボになります。

②ぶんしん+ブロンズナイフ

ぶんしんは1ターンに3回攻撃出来る様になるため、ブロンズナイフ装着時には1ターンで最大9ダメージ与えることが可能です。1ターンで使うにしてもコスト消費は合わせて7コストと大きくないため、アグロ型の盗賊フィニッシャーになりうるものの1つでしょう。「ぶんしん」を最大限に活用するためには、リーダーの攻撃力を上げる必要があります。しかし、現状では敵リーダーから奪ったカード効果等以外ではブロンズナイフ以上の攻撃力は出せないため、9ダメージが限界です。とはいえ今後の追加カード次第では「ぶんしん」は大きく化ける可能性はあるので(その場合はナーフが入りそうですが)今後に期待できるカードです。

③ケトス

 

「ぬすっと切り」「二刀の心得」など、盗賊には直接相手にダメージを与えるカードも多く、テンションスキルで装備できる武器の攻撃力も1なため、相手のHPの微調整もしやすく、ケトスの直接攻撃による特殊勝利が目指しやすいリーダーです。「エマ」で得られる「やくそう」もストックしておけるとちょっとした微調整にも役立ちます!またブラフにはなりますが、例え手札が揃っておらず、ちょうど相手のHPを11に出来そうになかったとしても「ケトス」が盤面にいるだけで相手のプレイヤーには非常に大きい圧をかけられるため、ケトスの処理に手札を使わせるのも一手でしょう。



次のページでは具体的に構築したデッキを公開ています。

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