【人狼初心者必読】人狼・狂人になったときの嘘のつき方【コツ・攻略・勝ち方】

はじめに~人狼陣営ではじめてウソをつく人のための教科書~

最近、人狼を始めたばかりの方からアドバイスを求められることがあります。もちろん、アドバイスができるほどの上級者ではないので、当たり前のことを当たり前にお答えすることしかできません。ただ、その中で最も多い質問は「人狼陣営になったけれども、どうやってウソをついたららいいの?」というものでした。思い返すとみると、自分が初心者だった頃に同様の疑問を持っていました。

当然のことながら、人狼陣営のプレイヤーは市民のフリだけではなく占い師(予言者)や霊媒師(霊能力者)のフリをする必要があります。これは、占い師や霊媒師といった重要な役職が確定しまうと、人狼陣営側が非常に不利な状況に陥ってしまうからです。そのため、人狼陣営のプレイヤーは、重要な役職を確定させないためのウソをつく必要があります。

ただし、積極的にウソをつくというのは、初心者にとっては非常にハードルが高いことです。ウソがばれてしまうのではないか、仲間に迷惑をかけてしまうのではないかという感覚は、ゲームを始めたばかりであれば持ち合わせてしまうのではないでしょうか。事実、私は初心者の頃にはウソをつくことには非常に抵抗があり、過剰におびえていたことを覚えています。

そこで、今回は人狼入門者が、人狼陣営側で占い師や霊媒師だとウソをつくにはどうしたらよいか、丁寧に解説していきます。ウソをつくさいには心理的な抵抗もあると考えられることから、心理的な気の持ち方についてもお教えしていきます。

【注意】

※当記事は、人狼を始めたばかりの入門者向けの記事となっています。そのため、「どうやったら上手く嘘がつけるの?」という疑問にお答えすることはできず、あくまで「そもそもどんな嘘をついたらいいの?」という疑問にお答えする記事となります。

もし、前者の疑問をお持ちの方であれば、「人狼陣営のための5つの心得」をご一読いただけれると嬉しいです。また、そもそもルールが分からないという方のために、簡単なルール説明も設けていますので、「はじめてのじんろう」をご一読いただければと思います。

人狼ジャッジメント初心者のための5つの心得~人狼陣営編~

【はじめてのじんろう】人狼を全く知らない初心者のための簡単ルール・説明書




1. ウソをついて失敗したくない!

「どうして人狼陣営で嘘をつかないの?」と質問すると、最初に返ってくる答えは、「失敗したくないから」というものでした。人狼陣営は、自分だけではなく他プレイヤーとともにプレイするものです。そのため、「失敗して他のプレイヤーに迷惑をかけたくない」、あるいは、「失敗して他プレイヤーから責められるのが怖い。恥をかきたくない」という考えが強くあるようです。

確かに、人狼ゲームを始めたばかりの頃には、失敗することに対する恐怖は大きいと思います。そこで、できるだけ失敗することの恐怖を減らす方法をいくつか提案したいと思います。一つ目は、ウソのつき方を把握することです。ウソの付き方が分からなければ、ウソをつくことなどできるわけがありません。そのため、どのようにウソをつけばよいのか方法と流れを理解しましょう。また、ウソのつき方を理解した後は、実際にウソをついている様子をみてみましょう。現在は動画サイトや配信サイトなどで、対面形式・チャット形式などの人狼動画や人狼配信を見ることができます。そのため、実際にプレイヤーがどのようにウソをついているのかを確認することで、実際の雰囲気を感じ取ることができると考えられます。

二つ目は、失敗しても受け止めてくれる場所を見つけることです。初心者歓迎と銘打っていたとしても、実際に初心者が受け入れやすいような雰囲気村は限られています。実際に筆者は、初心者の頃に”るる鯖”とよばれるチャット人狼サイトの初心者村に入りましたが、非常に強いミス責めを受けました。人狼ジャッジメントではその傾向は薄れてはいますが、ときどき戦犯(負けた原因となったプレイヤー)探しが行われるのをみることもあります。そのため、Twitterなどで募集している入門者向けの村や、対面人狼における超初心者村をおすすめします。Twitterで開かれる内輪向けの村では、野良(知らない人同士)に比べて言葉が優しくなる傾向にあります。対面人狼での初心者村も同様で、直接顔を合わせるぶん柔らかい言葉遣いになるように思われます。

この二つの条件が整っていれば、失敗することを恐れる必要はありません。この記事では、前者の基本的なウソのつき方をお教えします。これを基に、初心者の方が最初にウソをつく基礎作りができればと思います。


2.前提条件と用語説明

人狼におけるスタンダードな村は、9人村・11人村・13人村の3種類です。配役としては、村人・占い師(予言者)・霊能者(霊媒師)・騎士(ボディガード)・狂人(裏切り者)・人狼の6種類があります。特殊な村になってくると妖狐などの役職が混ざることがありますが、基本的にはこの6種類しかありません。今回に関しては、9人村のパターンを想定したいと思います。ただし、騎士による連続ガード無しで、初日占いは人間通知(ランダムで人間が誰かが報告される方式)であると仮定します。

さて、人狼においてウソをつくことを、騙る(かたる)といいます。人狼や狂人が騙ることができる役職は、占い師・霊能者・騎士の3つです。当記事では、ウソをつくこと自体にも着目しますが、どうしてウソをつくのかという点や、ウソをついた結果どうなるかという理論的な面にも触れていきます。

当記事では、一部で専門用語を用いることがあります。初めて専門用語を用いた際にはカッコ書きで示しますが、初めに簡単に触れておきたいと思います。

騙り(かたり)/騙る(かたる)

嘘をつくこと。

白/黒

白は人間であること、黒は人狼であることをそれぞれ指す。

ロラ

一定の状況下である特定の役職をすべて処刑すること。

 

【関連記事】人狼ゲームで出てくる他の専門用語については、以下の記事でまとめています。

【人狼用語辞典】人狼初心者のための専門用語と例文集【出る順】




3. 占い騙りの基礎の基礎

占い騙りとは、人狼陣営が自分が本物の占い師であると表明して嘘をつくことを言います。基本的には、ほとんどすべてのゲームで必ずと言っていいほど、占いが確定する(本物が決まること)はありません。これは、人狼陣営が占い師であるとウソをつくためです。それでは、どのようにして嘘をつけばよいのでしょうか。

(1)占い騙りをするのは、狂人?人狼?

①狂人が占い騙りをする場合:

9人村であれば、占いに出るのは狂人であることが比較的多いです。これは、本物の占い師だけが出てしまうことによって占いが確定してしまうことを防ぐためです。人狼陣営が勝利するためには、人狼が生存してなければなりません。一方、狂人は勝利条件には直接関係はしないので、狂人が占い師に出て、人狼は潜伏する(何もウソをつかず村人のフリをする)ことが多いかと思います。

②狼が占い騙りをする場合:

狼が占いとして出るメリットとしては、味方の位置が分かっていながら動けることです。また、9人村であれば占い師は狂人が出るものという思い込みをする方が多いため、上手く状況をコントロールすることもできます。

※人狼ジャッジメントの9人村などでは、騎士による連続護衛有り、及び、同時に占いCOを行う文化があります。このような状況下では、狼が占い師に出ると非常に不利になることがあるため、レギュレーション(村ごとのルール)に合わせて占い師騙りをするか考えた方がよいと考えています。

(2)偽占い師としてのウソの付き方について

気になるウソのつきかたですが、至ってシンプルです。「本物の占い師のように、占い結果を報告すること。」本物の占い師をまねて行動することで、ウソをつくことが可能となります。もちろん、ウソをついているため、占い結果は自分の頭の中で作らなければなりません。それでは、初日と二日目以降に分けて考えてみましょう。

初日は、本物の占い師には白通知(ランダムで一人が人間であるという結果)が与えられます。そのため、狂人は、「本物の占い師のように、村人である人間を一人考えること。」が必要です。まちがっても、「〇〇さんは黒(人狼)でした」のようなことは口に出してしまえば、偽物であることが明らかになってしまいます。初日は占い理由などもないため、「〇〇さんが白(人間)でした」「〇〇さんは人間であると知っています」など、誰か一人を選んで村人であると主張しましょう。

翌日以降も同様に本物の占い師をまねて行動する必要があります。占い騙りをする際に初日と異なるのは、大きく二点あります。一つは、占い結果で人間という結果だけではなく、人狼という結果が出る可能性があることです。もう一つは、占い理由が必要となることです。2日目以降は、本物の占い師は自分の意思で一人を選び、人狼かそうでないかを判断します。そのため、占い騙りをする際には、ときには白結果(人間であるという結果)だけではなく黒結果(人狼であるという結果)を残さなければなりません。また、重要なのは占い理由が必要となることです。「こういうところがおかしいと思ったので〇〇さんを占ったら、白でした」「この発言に疑問を持って〇〇さんを占ったら、黒でした」のように、占い理由を簡潔であったとしても述べることが必要となります。



(3)共通する注意点について~破綻(はたん)について~

占い騙りをする際に気を付けてほしいのは、偽の占い結果を出した結果、破綻(はたん)が生じる可能性があることです。破綻とは、本来であれば起こりえないような結果になっていることをいいます。例えば、このような状況が考えられます。

例1)偽占い師が黒を出しすぎた場合

ここは人狼が2人いる9人村です。狂人であるAさんは、占い騙りで、二人の人物に人狼であるという結果を出しました。村人はAさんを信じ、二人の人物を順番に処刑しました。しかしながら、ゲームは終わりませんでした。

本来であれば、Aさんがもし本物であるのであれば、この村には人狼はもういないこととなります。しかし、まだ村が続いているということは、二人の人物以外に人狼がいるということとなります。つまり、それはAさんが偽物であるということに他なりません。このように人狼であるという結果を出し続けると、破綻が生じやすくなってしまいます。一方で人間であるという結果を出し続けても、破綻は生じます。例えば、次のような状況が考えられます。

例2)偽占い師が白を出しすぎた場合

ここは人狼が2人いる9人村です。現在3日目に残っているプレイヤーはA・B・C・D・Eの5人です。現在のところ、本物の霊能であるBさんは、狼を一匹も吊れていないという結果を出しています。そのため、この村には狼が2人いることが明らかとなっています。また、このとき、狂人であるAさんは真霊能であるBさんを除くCさんとDさんの2人に人間であるという結果を出しました。

一見分からないかもしれないですが、この時点で、狂人であるAさんは破綻しています。Aさんが本物であるならば、CさんとDさんは村人であるので、狼はEさんということになります。しかし、もう一匹の狼はどこにいるのでしょうか。霊能であるBさんは本物であることが確定しているので、狼ではありません。そのため、Aが本物であるならば人狼は一匹しかいないこととなってしまいます。これは本物の霊能者であるBさんの結果と食い違います。以上のような流れから、Aさんは破綻しており、偽物であることが明らかとなります。

このように、偽物の占い師は、場合によっては破綻(はたん)してしまうことがあります。これが生じてしまうと、自分が偽物の占い師であることが状況的に明らかになってしまいます。破綻は初心者が必ず通る道ではあると思うので、破綻してしまった際には、なぜ自分がそうなるに至ったのかを整理してみるといいかもしれません。あまり過度に落ち込むことはありません。振り返りをした後、再発の防止に努めるようにしましょう。

 

(4) 偽占い師の結果の出し方のコツ

当然のことながら、偽占い師は、本物の占い師のようにニセの占い結果を村に残します。それでは、偽占い師は、どのプレイヤーに対してどのような結果を残すべきでしょうか。ここでは、狂人と人狼のパターンに分けて、それぞれ考えていきます。

①狂人が占い騙りをする場合:

狂人が占い騙りをする場合には、基本的には、最も人狼だと思う位置に白(人間である)を出すことが有用となります。本来、人狼であるプレイヤーに対して、人間であるという結果を出すことができれば、人狼から見るとどちらが本物の占い師なのか明らかになります。人狼が占い師の真偽判断をすることができると、人狼は非常にゲームを優位に進めることができるようになります。このように、人狼に対して偽占い師が白結果を出すことを、囲いといいます。また、同様に、黒結果(人狼であるという結果)を出す際には、比較的白い位置に黒を出すことをオススメします。これは、本当に狼に対して黒を出してしまう行為である誤爆を避けるためです。誤爆が発生すると、自分の出した偽の結果によって仲間の狼が処刑されてしまいます。そのため、誤爆を避けるために黒い位置に黒を出すことは基本的には避けた方がよいかもしれません。

しかし、この上記のような考え方は、村にとっては不信感を生じさせます。なぜなら、上記の考え方に従うのであれば、結果として、偽占い師は黒い位置に白を出し、白い位置に黒をだすことになるからです。そのため、非常に大きな違和感が生じることになります。この違和感に村人が気付くと、自分が偽の占い師であることが明らかになることとなります。そのため、囲いや誤爆回避を露骨に行いすぎることは避けた方がよいかと思います。



②人狼が占い騙りをする場合:

ほとんどの点に関しては、上記の狂人が占い騙りをする場合と同じであるため、そちらを参考にしてください。ただし、いくつかの点に関しては相違点があることから、ここではその点に対して着目していきます。まず、人狼の大きな特徴は、人狼は仲間の人狼が誰であるかが明らかとなっています。そのため、上で説明したような囲いや誤爆に対する認識は少し異なります。

例えば、人狼は仲間の人狼が誰か明らかであるため、囲いを容易に行うことができます。村人陣営目線は、偽占い師として出ているのが狂人であるか人狼であるか分からないため、初日に仲間の人狼に白を出したとしても、すぐに疑われることはありません。また、人狼が偽占い師に出た場合には、誤爆は生じません。仲間が分かっていることから仲間に黒という偽の結果を出す心配もありません。(あえて、仲間に黒を出す身内切りという考え方もありますが、ここでは割愛します。)

このように、人狼が偽占い師に出る場合は、狂人よりも動きやすい面もあります。しかし、偽であることが疑われて処刑に至った場合、真っ先に囲いを疑われて芋づる式に仲間が処刑されてしまう可能性もあります。そのため、信用勝負が非常に重要にもなってくるため、人狼で占い師に出る際には覚悟が必要かもしれません。


4.霊能騙りの基礎の基礎

霊能騙りとは、自分が霊能者であると表明して嘘をつくことをいいます。霊能者は占い師の真偽を確定させることができる役職であり、また、村を進めていく進行役ともなる存在でもあります。人狼陣営が霊能者を騙ることにより、占い真偽がわからず、かつ、進行役不在で村を進めることができるようになると考えられます。

(1)霊能騙りをするのは狂人?人狼?

①狂人が霊能騙りをする場合

9人村では狂人はほとんどの場合占い騙りを行います。しかし、人狼が占い師に出た場合や、霊能者の真偽を分からせないようにする意図がある場合には、霊能者に出ることがあります。

②人狼が霊能騙りをする場合

9人村では中々ありませんが、人狼が霊能者に出ることもできます。ただし、9人村には人狼は2人しかいません。通常、霊能者が2人出た場合には、村は霊ロラ(霊能者を2人処刑する進行)をとります。このことから、霊ロラ後にもう一人の人狼の仲間が処刑されてしまえば、人狼の敗北は決定してしまうこととなります。このことから、人狼による霊能騙りは、あまり9人村ではみられませんが、13人村などではよく人狼が霊能者に出る光景はみられます。

(2)偽霊能者としてのウソのつき方について

初日における偽霊能者としてのウソのつき方はいたってシンプルで、本物の霊能者の真似をして行動することが重要です。ウソの難易度としては、占い騙りよりもはるかに簡単であると考えられます。初日には、本物の霊能者はもちろん霊能結果を見ることはできません。そのため、自分が本物であることを強く主張し続けることや、どこに人狼がいるのかを推理することが重要です。

2日目以降は、本物の霊能者と同様に、偽の結果を出すことが必要となります。それでは、偽霊能者は前日に処刑されたプレイヤーに対して、白と黒のどちらの結果を出せばよいでしょうか?これに関しては、状況によって変わります。

2日目であれば、一般的には、本物の霊能者と逆の結果となることが理想となります。例えば、真霊能者が黒結果を出したのであれば、白結果を出すことが理想です。また、逆も同様であり、真霊能者が白結果を出したのであれば、黒結果を出すことが理想です。これは、村人陣営側に正しい人狼の数が分からないようにするというメリットがあります。

その後に関しては、占い師の動きや真偽によって変わってきます。占い師が確定しているのであれば、その真占い師の結果と反しないように結果を出す必要があります。確定していないのであれば、人狼陣営側の占い師がどちらであるか見当をつけ、人狼陣営側にあった霊能結果を表示する必要があります。真占い師側の占いに合った霊能結果を表示してしまえば、人狼陣営側の占い師が破綻してしまうことも考えられます。そのため、占い師の動きをよく見て、それに合った霊能結果を表示しましょう。



(3)補足事項

霊能者が複数出た場合の流れについて覚えておくと、偽霊能者としても出やすいかと思われるため、簡潔に説明します。霊能者が2以上出た場合には、基本的には霊能ロラを行う流れになります。霊能ロラとは、霊能者だと名乗るプレイヤーを順番に処刑することをいいます。霊能ロラは、占いロラよりも頻繁に起こりますが、これには明確な理由があります。

まず、基本的には霊能者は真偽判断がつかないことが多くあります。これは、占い師とは異なり、破綻が比較的起こりにくいためです。また、生存者ではなく処刑された人に対して、白黒判定を行うことから、死者に対して発言精査を求めることはできません。したがって、どちらが本物か分からなくなってしまいます。そのため、偽物であろうと本物であろうと処刑してしまうことが、安定進行としてとられてしまいます。

偽霊能者の視点から見ると、偽霊能者に出れば本物の霊能者を、自らもろとも処刑することができることになります。おそらく自分だけが生き残るということはありませんが、真役職を処刑するという最低限の仕事を行うことはできると考えられます。人狼で偽霊能者に出た場合には、必ず吊りきられてしまうので、その点も注意を払いましょう。

他の進行については関連記事で詳細に記述しています。

 

関連記事】グレラン・霊指定はどうして行うの?

【人狼学基礎理論】なぜグレラン・霊指定をするのか。【基礎科目】

 


5. 狩人騙りの基礎の基礎

狩人騙りとは、人狼陣営が自らが狩人であると表明して嘘をつくことをいいます。狩人騙りは、人狼・狂人いずれも行うことができますが、多くは狩人のいない状態での乗っ取りを目指すものとなります。

(1)狩人騙りをするのは狂人?人狼?

9人村を前提とすると、大抵の場合、狩人騙りをするのは人狼となります。狂人が狩人として出る場合もありますが、多くの場合は占い騙りにでているため、狩人に出ることはないかと思います。また、狂人が狩人騙りをして乗っ取りに成功した場合であっても、狼からは本物の狩人に見えてしまうので誤って襲撃してしまうこともあります。そのため、狩人騙りをするのは人狼であることが多いと考えられます。

(2)偽狩人としてのウソのつきかた

狩人騙りを行う際には、完全に本物の狩人のフリをして、自らの思考を村人に開示する必要があります。まず、狩人騙りを行うために重要なのは、偽の護衛先を示すことです。狩人は毎晩、人狼からの襲撃から一人を護衛しています。そのため、狩人として嘘をつく場合には、護衛先をいうことができなければなりません。

ただし、連続ガードができない設定である場合には、護衛が成功した場合を除き、前日の護衛先を言ってはなりません。これは、本物の狩人と同様です。人狼は、護衛が成功したとき以外には、狩人の護衛先を知ることはできません。そのため、護衛先をいってしまえば、次の日はその人物が襲撃されてしまいます。このことから、自ら護衛先を晒すことで仲間を危険にさらすのは本物の狩人ではないと判断されてしまうことがあります。

一方、直前の護衛先を言ってよいパターンは、大きく二つ考えられます。一つ目は、護衛が成功した場合です。護衛が成功した場合には、襲撃先と護衛先が一致しています。そのため、人狼も狩人の護衛先が分かるので、護衛先を言っても構いません。また、二つ目は最終日である場合です。最終日であれば、処刑に失敗すれば護衛の成功の有無にかかわらず、村人が敗退してしまいます。そのため、この場合であっても護衛先を言っても構いません。

例)狩人騙りと護衛先の開示

本物の狩人であるDは既に襲撃されて死亡しています。現在は最終日で、生存しているプレイヤーは、人狼であるAと、村人であるB・Cの3人です。ここで人狼のAは狩人騙りをすることを考えました。「私は狩人です。護衛先は1日目が霊能者のE、2日目はB、そして3日目はFでした。」

このとき、狩人騙りをした人狼Aは3日目、つまり前日の護衛先を言っています。これは、最終日であることから、護衛先を言っても問題がないと考えたためです。理想的なのは、なぜBやFを護衛したのかを理由づけることです。霊能者Eを護衛したのは、本物であることが確定しているからと理由づけることはできます。しかしながら、そうでない場合には、明確な理由を見つけた方が本物のように見えることかと思います。




6.おわりに~ウソをつくのはゲームを楽しくさせるため~

当記事では、占い騙り・霊能騙り・狩人騙りの3つの嘘のつき方について説明しましてきました。ただし、霊能騙りに関しては9人村ではほとんどみられません。そのため、もし9人村でウソをつくという際には、占い騙りと騎士騙りさえ覚えておけば十分であるかもしれません。ただ、嘘のつき方を覚えたとしても、やはりウソをつくことには抵抗があるかと思います。

それでは、人狼陣営で嘘をつく時に、緊張するのはなぜでしょうか。それは、子供の ころから嘘をつくことは悪いことであると教育されているからかもしれません。どうしても、初心者の頃には、ウソをつくことには罪悪感がついてまわります。しかし、人狼ゲームをプレイするにあたっては必ずと言っていいほど、嘘をつくことは避けられません。それでは、どのような気の持ち方でいればよいでしょうか。

オススメなのは、自分が人狼ゲームをするプレイヤー全員のために嘘をついていると考えることです。例えば、村人陣営にとって人狼ゲームは人狼を探し出すことが主軸となるゲームですが、その中で人狼陣営はゲームの流れを作る存在となると考えています。つまり、人狼陣営がゲームの中でどう振舞うかによって、ゲームの質が大きく変化します。言い換えれば、人狼ゲームの中でウソをつくという行為は、ゲームをより楽しくさせるという意味を持っていることになります。人狼ゲームの中での騙し合いは、決して利己的なウソではありません。そのため、ウソをつく時に罪悪感を感じる必要はありません。

人狼陣営でウソをつくのは、ゲームを盛り上げるため、そしてゲームを楽しくさせるためだと考えましょう。初めは慣れないかもしれませんが、段々と上達していくはずです。まずは、失敗しても許されるような場所を探してみて、チャレンジしてみましょう!


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