更新日 2020年2月17日
はじめに~みんなで楽しく盛り上がるボードゲームはいかが?~
私は『楽しいボードゲームは?』と聞かれる際には、『どうやって楽しむ感じのゲームがいい?』と聞き返します。というのは、”楽しいゲーム”は一括りにいっても色々あるからです。頭を使って思考力を使うのが楽しいという方もいれば、パーティ―ゲームのようにみんなで盛り上がることが楽しいという方もいます。そのため、ただ自分が楽しいと思うゲームを勧めると、『こういうんじゃないんだよなあ』という悲しい顔をされてしまうことがあります。
ただ、楽しいボードゲームを聞かれた際には、多くの場合、みんなで盛り上がるボードゲームを指していることが多いかと思います。もちろん、思考力を使うゲームを指している方もいるかと思いますが、その場合には、「この前のカタン面白かったんだけど、他にもああいうゲームある?」のように具体的なイメージを出してくることが多いというのが経験上の視点です。漠然と『楽しいゲームは?』と聞かれた場合は、ワイワイ系のゲームであることが多いと思います。
そこで、今回はみんなでワイワイ楽しむことができるボードゲームを特集します。一回のゲームがすぐにおわり、ギスギスしない盛り上がるゲームをランキングにまとめています。
たった今考えたプロポーズの言葉を君に捧ぐよ
このゲームでは、非常に短い制限時間の中でプロポーズの言葉を作ります。そのため、どこかおかしな文章になってしまったり、ときには下ネタのように聞こえるものになることもあります。しかし、このゲームはその”おかしさ”を楽しむゲームでもあります。そのため、もちろん勝ちに行くことは目指しますが、きれいなプロポーズの言葉を作るよりもむしろ、”おかしな”プロポーズを作った方が記憶には残るかと思われます。事実として、私の作った訳の分からないプロポーズは、今でもネタにされ続けています。
箱の外装やコンポーネントも綺麗であることから、女性ウケもいいボードゲームです。男性だけ、女性だけでプレイすることも可能ですが、男女でプレイするとより楽しめるボードゲームとなっています。合コンから結婚式の二次会まで幅広いシーンで楽しむことができるボードゲームであり、ワイワイ楽しめます。買って損をすることはないかもしれませんが、何度も同じ人と遊ぶボードゲームではありません。ただ、初めてあった方とゲームをする際には最高に楽しめるゲームであり、非常におすすめの作品です!
ソクラテスラ
『ソクラテスラ』 とは、左腕・胴体・右腕を繋ぎ合わして、新たな偉人を作り上げるボードゲームです。何のことだかわからないかと思いますが、簡単に言えば、自分だけの偉人を作って戦わせるゲームです。このゲームには、もちろん勝ち負けがありますが、それ以上に出来上がった偉人の面白さがメインとなります。
それぞれのカードには、名前に加えて、その偉人が成し遂げたことが部分的に書かれています。それらを組み合わせると、何とも言えないシュールな偉人の完成です!ルールは少し難しいところもありますが、あまり勝敗にはこだわらないゲームではあるため、楽しく遊ぶことができるかと思います!
犯人は踊る
『犯人は踊る』とは、プレイヤー間で交わされるカードの中で、「犯人カード」を持っているプレイヤーが誰かを当てるゲームです。基本的なルールとしては、探偵カードを持っているプレイヤーが、犯人を当てることができれば、その犯人以外のプレイヤーの勝利。「犯人カード」を持っているプレイヤーが逃げ切ることができればそのプレイヤー勝利となります。
ただし、「アリバイカード」を持っていれば、「犯人カード」を持っているプレイヤーは探偵に当てられても敗北しません。また、「たくらみカード」を用いると「犯人カード」を持っているプレイヤーに協力することができるようになります。
非常にシンプルなため、手軽に心理戦を楽しむことができる万能ゲームです。また、プレイ人数も最大8人まで増やすことができます。1回のプレイ時間も10分から20分と短いので、どんどん楽しむことができるようなゲームとなっています。
はあっていうゲーム
『はぁって言うゲーム』は、カードに書かれた特定の状況に合わせて言葉を発するゲームです。例えば、「怒ったような気持ちのはぁ」「しょうがないなあという気持ちのはぁ」など、同じ言葉でも言い方や表情は変化します。それぞれのプレイヤーは、できる限りその感情を短い言葉で表現します。
表情からお題のセリフを想像するのは意外に難しく、その演技にも身が入ります。実際に表情の変化や声を出すことから、パーティ―ゲームとしても非常に盛り上がるおすすめのゲームです!
Dixit
『ディクシット』は、読み手である語り部がお題を元に出したカードを当てるコミュニケーションゲームです。はじめに、語り部となるプレイヤーが『お題』を出し、それに関連するカードを1枚裏向きにして場に出します。次に、それ以外のプレイヤーは、自分の手札から『お題』に関連するカードを場に出します。この語り部のカードと語り部以外のカードとをシャッフルすると、次は投票の時間です。語り部以外のプレイヤーは、投票タイルを持ち、一斉にそれを公開します。ここで、語り部以外のプレイヤーは、最初に語り部が『お題』として出したカードを当てることを目指します。
このゲームの性質上、このお題決めが非常に難しいです。語り部は、すぐに正解されるような簡単なお題を出したときや、全員が不正解となるような難しいお題を出した時には、点数を獲得することができません。そのため、適切な難易度のお題を出す必要がありますが、その点が非常に難しくなっています。
このゲームは、勝ち負けはあまり気にならないゲームとなります。内容物も非常にかわいいので、初心者の方や女性の方にも非常に受け入れやれやすいゲームです。そのため、パーティ―ゲームやコミュニケーションゲームとして、活躍すること間違いなしの作品となっています!
おわりに
ボードゲームをするきっかけになるのは、”楽しい”と感じる経験だと思います。しかし、その楽しさはゲームによって大きく異なることかと思われます。そのため、初心者の方やボドゲに慣れていない方にオススメを尋ねられた時は、ある意味、無難に楽しめるボードゲームがその時の正解になるのではないでしょうか。
ただ、時間に余裕がある場合には、その人にあったボードゲームを真剣に考えることもよいかもしれません。「あの時教えてもらったボードゲーム面白かったよ。」と言われたときには、何とも言えない喜びがあるはずです。
当記事では、ワイワイあそべるようなボードゲームを紹介しました。1度の試合が短期間で終わるものから、勝ち負けがあまり気にならないものが中心になっています。どれも筆者オススメのゲームであるため、もしお気に入りのものがあれば手に取ってもらえればと思います。