【第一回】ウィッチズスペルの様子〜魔女の連携とパワープレイ〜

更新日 2019年11月21日

はじめに〜ウィッチズスペル〜

第一回ウィッチズスペルのテストプレイが終了いたしました。様々なドラマが起こっていたので、簡単なレビューをしていきます。テストプレイの様子からウィッチズスペルの雰囲気が少しでも伝わることを願います。

「ウィッチズスペル」のルールはこちらになります。

魔女のおまじない( ウィッチズスペル)のルール


魔女の連携が成立〜第一回ツバメ協定〜

第1回魔女オークションの中で、最も多い金額を提示したプレイヤーは、炎の国の「ツバメ」様と氷の国の「キツネ」様でした。両者は、炎の国のメンバーと氷の国のメンバーの中から協力者を見つけ出し、その4人で金貨を回すことにより主導権を握ることを考えました。ここでは、提案者の名前を元に、ツバメ協定とよびます。

炎の国の協力者は「スズメ」様、氷の国の協力者は「ゴリラ」様です。ここで定められた作戦は次のようなものです。「ツバメ」様と「キツネ」様が協力して、「祝福」先を「スズメ」様と「ゴリラ」様に合わせる。その後、「祝福」を受けた「スズメ」様と「ゴリラ」様が、得られた金貨をもとに魔女に立候補する。

その後、「スズメ」様と「ゴリラ」様は、先ほど祝福をかけてくれた「ツバメ」様と「キツネ」様に対して祝福をかける。この流れをループさせることで、ツバメ協定内のメンバーで金貨を稼ぐことを考えました。

さらに、ツバメ協定内で抜け目がなかった点は、魔女内で「呪い」先も合わせることで確実にプレイヤーひとりを「殺す」ことです。今回は初期金貨を5枚としていたために、呪いによる金貨10枚の減少は、実質的な脱落を意味するものでもありました。ターゲットにされたのは「カモメ」様。はじめから借金を負うこととなりました。

このツバメ協定は、非常に強力であり、ひっくり返ることはないのではと思えるほど強大なものでした。




「ウズラ同盟」による魔女奪還

実は、この時に暗躍していたのが「ネズミ」様と「ウズラ」様です。「ネズミ」様は「ウズラ」様に金貨を送信し、魔女オークションでの勝利を目指しました。この時の二人の同盟を「ウズラ同盟」と呼びます。構図としては、「ウズラ同盟」対「ツバメ協定」となるのですが、魔女オークションの結果はどうなったのでしょうか。

実は、第二回魔女オークションの結果、炎の国「スズメ」様が9枚、炎の国「ウズラ」様が9枚となんと同枚数となっていました。枚数が同額の場合には、所持金額が少ないプレイヤーが優先されるため、「ウズラ」様が第二回の魔女となりました。ここは、「ツバメ協定」の誤算と言えるかもしれません。


裏で繋がっていた「ツバメ」と「ウズラ」

「ツバメ陣営」と「ウズラ陣営」の対立軸と思われていましたが、なんと「ツバメ」様と「ウズラ」様は、第1ラウンドでの繋がりもあり、第2ラウンドでは結託していました。ここでは、同盟というほど強い繋がりではありませんが、ゆるやかな繋がりであると言えるでしょう。ここでの繋がりを元に、「ツバメ」様は祝福の魔法を受け、10金貨を獲得しました。

そして、炎の国の「ウズラ」様「ツバメ」様、氷の国の「ゴリラ」様「キツネ」様は結託し、協定を組むこととなりました。


「ツバメ協定」の欠陥の提示と「カモメ革命」

ここで、最初にターゲットとなった「カモメ」様がボイスチャットにて発言します。「俺は1位にはなれないかもしれない。しかし、ツバメさんを殺すことはできる。」この発言にざわつきが起こります。「カモメさんは次に魔女になったら勝てないですよね?」と「カモメ様」はいいます。

これは的を射ており、1ラウンド目と3ラウンド目で魔女を担当した「ツバメ」様ではありますが、4ラウンド目で魔女になったプレイヤーが「ツバメ」様に祝福をかけずに逃げれば、「ツバメ協定」は崩壊するのです。いわば「ツバメ協定」は、脱退した時の損得のリスクで成立していましたが、このとき4ラウンド目という最終局面では、そのリスクは成立しなくなるのです。

このことから、「ツバメ協定」は崩壊に終わります。また、「カモメ」様は、全員が0投票を行うことで自分が魔女になり、「ツバメ」様に呪いをかけることを宣言しました。しかしながらこの0投票は守られることなく、「カモメ革命」は失敗に終わります。

最終的な勝利は、「ツバメ協定」で「祝福」をうけつつ、4ラウンド目で逃げ切った「ゴリラ」様となりました。



 


ゲームの総括〜チーム作りが重要と確信。バランス調整は必要。〜

第1回ウィッチズスペルですが、やはりチーム作りが重要と確信しました。そういう意味では、ゲーム自体の成立はできていたかと感じました。しかし、全員が楽しんでいたかというと少し問題はやはりあると感じています。実際に、主導権を握った「ツバメ」様や、それを中心とする「ツバメ同盟」は楽しんでいただけたかと思いますが、借金状態やほぼ金貨を無くされたプレイヤーについては、少し逆転の機会を設けた方が良いかと考えています。

そこで、初期金貨を大きくすることにより、呪いの魔法によりゲームから実質的に除外されることを防ぐ。防衛のメリットを少しあげるなどすることで、少しバランスを調整したいと考えております。

第2回のテストプレイは、12月中に実施する予定です。もし、お暇な時間帯がございましたら、ぜひともご参加いただければと思いますので、よろしくお願いいたします。

 

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