「コリドール」のルール説明とプレイイングのコツ

更新日 2020年1月1日

たまにはちょっと変わった楽しみ方も!コリドールの変則ルール

コリドールのルールは「コリドール」のルール説明とプレイイングのコツにて紹介した通りですが、慣れてきたら少し変わったルールで遊んでみるのも面白いと思います。ここでは筆者が考えたコリドールの変則ルールを紹介しています。製作者の考えた方法とは少し違うので邪道なプレイとはなりますが、コリドールを使ってより楽しんでもらえれば幸いです。

①迷宮対決編

いかに壁を使って相手を邪魔する能力が高いか?を競うゲームとなります。

通常のコリドールと違い、「プレイヤーはお互いにコマを全く動くことなく壁だけを交互に置いていく」という変則ルールです。

お互いに自分が有利に、相手が不利になるように壁を置いて通路を作っていきます。相手の妨害のための壁や、自分のルートをより良くするための壁などを配置していきます。

そして全ての壁を置き終わったら、ゲーム終了です。

ゲーム終了時、互いにコマを1つずつ進めていき、先に自分のコマが相手側へ着いた方が勝利となります。

*下記画像の様にお互いに壁を置ききったら移動開始。この場合、赤の圧倒的勝利となります。



②迷宮すごろく編

こちらをプレイするためにはサイコロが別途必要になります。

この変則ルールは2部構成になっています。第一部は①の迷宮対決編と同じで、互いに壁を置いていきます。そして、①で壁を置き終わった後にゲーム終了せずに第二部をはじめます。

サイコロに従って自分のコマを進めていきゴールへ先にたどり着いたプレイヤーの勝利となります。

サイコロを振って「1~2」が出たら0、「3~4」が出たら1、「5~6」が出たら2進めていきます。

つまり、第一部で画像の様に圧倒的に負けていたとしても、サイコロ運次第では勝てる可能性が出てきます。

もちろん期待値的には、第一部で近いルートを作っている方が圧倒的に有利です。


プレイしてみた印象としては①はコマが固定されている分、通常のコリドールよりもより損得計算に特化していて今相手の妨害の壁を作るのが良いのか、自分のルートを作る方が良いのか?といった計算と相手の置き方の読みの能力が試されます。なので、①では通常のコリドールとは一味違った戦略的な思考感覚を楽しめます。

②ではこれに運要素が加わることで、戦略性の要素は薄れるものの、より万人が楽しめるタイプのゲームになる印象です。また、①では途中で勝負が決する様な展開になったとしても、②であれば劣勢でも最後まで勝てる要素が残るという点も面白い点に感じました。

よろしければこれら2つの邪道プレイも参考に、コリドールをもっと活用して遊んでみてはいかがでしょう。

 

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