最高に楽しい『エピソード人狼』のたった5分で覚えられるルール説明!

はじめに~エピソード人狼とは~

『エピソード人狼』とは、ある特定のテーマを任意の方法により決めて1人ずつ順番にエピソードを話し、嘘をついている人を見つけ出すトークゲームです。通常の人狼ゲームとは全く趣が異なるゲームで、基本的に役職は人狼村人のみで構成されます。プレイヤーは4人から可能で、工夫によっては大人数でもゲームをプレイすることができます。

また、基本的にエピソード人狼は少人数で行うために1夜で終わることも多いですが、今回はそのような方式に加え、大人数でも遊べるオリジナルルールを提案します。お手軽エピソード人狼は、飲みの席などでも盛り上げるので、非常にオススメですよ。




1.おてがるエピソード人狼 4人から6人用

おてがるエピソード人狼は、4人~6人のプレイヤーで楽しむ1夜限りのエピソード人狼です。15分もあれば1ゲームを楽しむことができ、用意するものもありません。基本的にはゲームマスターが必要となりますが、ゲームマスターを用いない場合には4人から楽しめます。ゲームマスターのいない場合の進行方法については、で説明いたします。

夜の時間:

①プレイヤーは円形になって、顔を伏せたまま、ゲームマスターの方に手を差し出します。この後、ゲームマスターは、一人の手の甲を軽くたたきます。この時、手の甲を叩かれたプレイヤーが人狼となります。

②ゲームマスターは、「朝が来ました。顔をあげてください。」と言ってください。プレイヤーは、ゲームマスターの指示があった後、一斉に顔をあげます。

※ゲームマスターを入れない場合には、人数分のクジをつくってください。1枚に目印を書き、残りは白紙のままで構いません。この後、ランダムでクジを引き、目印のある紙を引いたプレイヤーが人狼となります。ゲームマスターがいない場合には、クジで人狼が決まることから夜の時間は発生しません。

朝の時間:

①GM(ゲームマスター)から「お題」の発表

ゲームマスターから、エピソードの「お題」の発表があります。お題の発表後には、「お題」のエピソードを考える時間を3分程度設けます。この時間内に、村人は自分のエピソードを考え、人狼は嘘のエピソードを考えてください。「お題」の例は、後述しています。

※ゲームマスターを入れない場合には、任意のプレイヤーを任意の方法により決め、その方が「お題」のエピソードを決めてください。

②個人のスピーチ開始

考えたエピソードを元に、個人のスピーチを行います。一人ずつ順番に話しますが、この時、質問や考察は一切しないようにしてください。一人ずつ持ち時間を決めてもいいですし、自由でも構いません。

 

③質問タイム開始

全員のスピーチが終わった後は、質問タイムが始まります。ここでは、誰が嘘のエピソードを言っているか見破るために、スピーチの内容が怪しいと思った人に質問をします。この時間は、スピーチの時とは異なり、誰が発言しても構いません。制限時間は人数に合わせて事前に決めておきましょう。

 

④一斉投票

自分が一番怪しいと思った人に投票を行う時間です。一斉に、怪しいと思う人を指さし、最も得票数の多かったプレイヤーが追放されます。もし、同票だった場合には再度投票を行います。それでも同票であった場合には、じゃんけんを行い、負けた方のプレイヤーが追放されます。

 

⑤真実の時間

投票により、追放するプレイヤーが決まったら、真実を告白する時間となります。追放されたプレイヤーは自分が村人であったか人狼であったかを告白してください。人狼であった場合には、この際に本当のエピソードを話しましょう。このとき、人狼を追放することができれば村人の勝ち、村人が追放された場合には人狼の勝ちとなります。




2. 本格エピソード人狼 7人~13人

本格エピソード人狼は、普通の人狼ゲームに少し近づけたスタイルとなっています。初日でゲームは終わらず、どちらかが勝利条件に達するまでゲームは続きます。また、「お題」となるテーマが1つのゲームの中で何度も変化することが特徴となっています。この形式で行う際には、必ずゲームマスターが必要となります。

プレイヤー数とオススメの配役:

7人~10人: 人狼2人残りのプレイヤーは村人

11人~13人:  人狼3人残りのプレイヤーは村人

終了条件:

人狼村人の数が同数になれば人狼の勝ち。人狼が全て追放された場合には村人の勝ちとなります。この条件を満たさない場合には、ゲームは続きます。

初日夜の時間:

プレイヤーは円形になって、顔を伏せたまま、ゲームマスターの方に手を差し出します。この後、ゲームマスターは、人狼に割り当てられた人の分だけプレイヤーを選び、手の甲を軽くたたきます。この時、手の甲を叩かれたプレイヤーが人狼となります。

ゲームマスターは、人狼に選ばれたプレイヤーは顔をあげてください」といいます。その後、手の甲を叩かれたプレイヤーは、お互いが人狼であることを確認します。

 

朝の時間:

①GM(ゲームマスター)から今回の「お題」の発表があります。

お題の発表後には、「お題」のエピソードを考える時間を3分程度設けます。この際、村人は自分のエピソードを考え、人狼は嘘のエピソードを考えてください。「お題」の例は、後述しています。

 

②個人のスピーチ開始

考えたエピソードを元に、個人のスピーチを行います。一人ずつ順番に話しますが、この時、質問や考察は一切しないようにしてください。一人ずつ持ち時間を決めてもいいですし、自由でも構いません。

 

③質問タイム開始

全員のスピーチが終わった後は、質問タイムが始まります。ここでは、誰が嘘のエピソードを言っているか見破るために、スピーチの内容が怪しいと思った人に質問をします。この時間は、スピーチの時とは異なり、誰が発言しても構いません。制限時間は人数に合わせて事前に決めておきましょう。

 

④一斉投票

自分が一番怪しいと思った人に投票を行う時間です。一斉に、怪しいと思う人を指さし、最も得票数の多かったプレイヤーが追放されます。もし、同票だった場合には再度投票を行います。それでも同票であった場合には、じゃんけんを行い、負けた方のプレイヤーが追放されます。

 

⑤真実の時間

投票により、追放するプレイヤーが決まったら、真実を告白する時間となります。追放されたプレイヤーは自分が村人であったか人狼であったかを告白してください。人狼であった場合には、この際に本当のエピソードを話しましょう。

お手軽版と異なるのは、ここでゲームが終わらない可能性があることです。村人と人狼の数が同じになり人狼の勝ちになるか、人狼が全ていなくなるまでゲームは続きます

ゲームマスターは、プレイヤー全員に伏せるよう指示をしてください。



 

2日目以降夜の時間

①ゲームマスターは、人狼に起きるよう口頭で指示し、その日襲撃する人を指さしてもらいます。この時人狼が襲撃先に選ぶ人は、前日に話したエピソードが本当にしか思えないような村人の方がよいかと思います。襲撃先を決めた後は、人狼に顔を伏せるよう指示してください。

2日目以降昼の時間

①ゲームマスターは、全員のプレイヤーを起こし、その後、前の晩に襲撃された人物を発表してください。さて、この後、今日話すお題のエピソードが発表されますが、お題のエピソードを出すのは、『前日に村を追放されたプレイヤー』です。この追放されたプレイヤーが人狼であれ、村人であれ、お題のエピソードの提出者となります。

前日と同じく、お題のエピソードについて考える時間を設けます。

 

ここからは、村人と人狼が、いずれかの勝利条件を満たすまで、同じような手順を繰り返していきます。


3. 『お題』のテーマ例

3-1. 意外と好きな食べ物

一番オーソドックスなテーマです。村人は、好きな食べ物のエピソードを話し、人狼は嫌いな食べ物をまるで好きな食べ物であるかのように嘘のエピソードを話してください。

3-2. 他人には理解されない異性のキュンとする仕草

村人は他人には理解されない異性のキュンとする仕草を語ってください。人狼は、逆に、これをされると引いてしまうような仕草を、キュンとする仕草ということにして熱く語ってください。

3-3. 結婚生活に必要だと思うものTOP4のNo1は?

村人は、お金・知性・外見・性格の4つの中で最も必要だと考えるものを熱く語ってください。人狼は、4つの中で最も不必要だと思うものを、必要だということにして熱く語ってください。




4.特殊配役

妖狐:

妖狐は人間に化けている動物です。人狼が勝利するとき、または、村人が勝利するときに生き残っていたら妖狐の勝ちになります。妖狐の行動は基本的には村人と同じですが、一つだけ制限があります。それは、特定のワードを自分の番で話さなければ、妖術が解けて狐に戻ってしまうことです。そのため、本当のエピソードをいいながら、ときには、嘘のエピソードを言ってでもワードを言う必要があります。

https://tango-gacha.com/

私は、上記のサイトを用いて特定のワードを決めています。ゲームマスターは、夜の時間にプレイヤー全員を寝かせます。その後、妖狐だけを起こし、ランダムに生成された5つのワードを確認してもらいます。妖狐は、5つのワードのうちどれか一つをスピーチ内で言わなければなりません。5つのワードのうちどのワードを言うかについては、妖狐側に委ねられます。ゲームマスターは、スピーチ内で妖狐がワードを言えているか確認してください。もし、スピーチ内でこのワードを言えなかった場合には、妖狐は追放されるまでもなく、強制で退場となります。その際に、ゲームマスターは、「〇〇さんは妖術が解け、妖狐に戻りました。」のように発言してください。その後、妖狐のプレイヤーを除いたうえで質問タイムに映ります。

また、毎夜ワードは更新されることとなるため、妖狐は新たに更新されたワードから一つを選び、次の昼のスピーチで同じようにワードを発言してください。

一方、妖狐は人狼の襲撃から身を守ることができます。このゲームには狩人がいないので、犠牲者が出なかった場合には、人狼は妖狐を襲撃したこととなります。昼の時間に妖狐が処刑された場合には、「自分が妖狐でした」と告白しましょう。今までに言ったワードを、初日から口頭で教えてください。

注意点として、妖狐がいる場合には意図的に発言を早く終わらせたり、意図的に英語で話したりする行為はマナー違反となってしまうので避けましょう。妖狐は、あくまで違った楽しさを付け加えるためのものであるため、楽しさを削ぐようなプレイは控えるよう心がけてください。

配役の例:

11人~13人 人狼3 狐1 残り村人

9人~10人         人狼2狐1 残り村人




5. ゲームを楽しむための注意点

5-1. 話すエピソードは、皆がそれぞれの情報を知らないもの

できる限り、エピソードは特定の人が知らないものにするとよいかと思います。エピソードが本当かどうかが友人関係などで分かってしまえば、有利不利が出てきてしまいます。そのため、できる限り、初めて出すエピソードを選ぶ方がゲームを楽しむことができると思います。

5-2. エピソードは自分の陣営に沿ったものを言う。

このゲームでは、村人は本当のエピソードを話し、人狼は嘘のエピソードを話すというルールがあります。しかし、真実は自分に委ねられることから、本当のエピソードを嘘と偽ることもできますし、嘘のエピソードを真実と偽ることもできます。

そのため、このゲームは、いわば各個人の良心に基づくことで成り立つといえるかと思います。そのため、ゲームのルールは厳守し、エピソードは村人であれば本当のもの、人狼であれば嘘のものを言うようにしましょう。

おわりに

『エピソード人狼』は、人狼ゲームとは全く異なる形のトークゲームです。ルールの理解や進行の把握といったハードルが高い人狼ゲームとは異なり、全くルールを知らない方でも、その場で楽しめるゲームとなっています。このゲームは、本気で勝ちに行くゲームというよりは、みんなでワイワイと雰囲気を楽しむゲームです。負けてもそれほど悲しくはなりませんし、他の人をより良く知るきっかけにもなります。

筆者のいとはきは、このゲームを飲み会で使って盛り上がったため、いつでもどこでも気軽に遊ぶゲームの一つとして強くお勧めします!

 

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