【簡略図解】ディクシット(Dixit)のルール

この度は記事を読んでいただきありがとうございます。SNSでシェア・ブックマーク等して頂けたら幸いです。

1.はじめに~ディクシット(Dixit)ってどんなゲーム?

『ディクシット』は、語り部が考えたお題に合わせて出した元のカードを、他のプレイヤーが推理して当てるコミュニケーション型ボードゲームの名作です。
勝者を決めるゲームではありますが、相手が何を考えてカードを出したのかを考えるのが非常に楽しく、勝ち負け関係なく楽しめるゲームになっています。絵柄も独特な味わいがあり、女性の方や初心者の方にも楽しんでもらえる作品です。

2.ゲームの準備

 好きな色のウサギを1羽選び、0の場所に置きます。その後、選んだ色のウサギに対応する同じ色のタイルを自分の目の前に置いてください。
その後、デッキのカードをプレイヤーに6枚ずつ配ります。これでゲームの準備は完了です。



3.ゲームのルール

このゲームでは、プレイヤーは語り部と他プレイヤーに分かれます。まず、語り部のプレイヤーを任意の方法により決めます。その後、語り部から行動を開始します。

①語り部がお題を決める。

自分の6枚の手札からカードを1枚選び裏向きにして場に出します。語り部は、場に出したカードから連想される言葉を述べてください。例えば、画像では「腹黒い」をお題にしています。このお題は、短い単語でも少し長い文章でも構いません。後でも詳しく述べますが、この時のお題は、簡単すぎず難しすぎずの絶妙なラインを狙うことが重要となります。

②語り部以外のプレイヤーがお題に合わせたカードを出す

語り部以外のプレイヤーは、語り部の出したお題から連想されるカードを裏向きにして場に出します。画像では、「腹黒い」から連想されるカードとして、太った女性が台車に乗っているカードを選択しました。

 

③語り部以外のプレイヤーが語り部の出したカードを当てる

全てのプレイヤーが手札からカードを場に出し終えたら、語り部は場に出たカードを裏向きのままシャッフルします。シャッフル後、全てのカードを表向きにして並べてください。

語り部以外のプレイヤーは公開されたカードの中から、語り部が出したカードを当てることを目指して投票を行います。もちろん、語り部は答えがわかっているので投票することはできません。公開されたカードは、図のように左から「1、2、3、4…」とカウントします。例えば、左から二番目のカードが、語り部の出したカードだと思った場合には、2のタイルを手に握ります。

全てのプレイヤーが手にタイルを握り終えたら、一斉に公開します。この投票の正否によって各プレイヤーに得点が入ります。

 

※シャッフルする際にカードの向きを揃えなければ、向きの違うカードが任意のカードであることが明らかになってしまうことがあるため、カードの向きは揃えるよう心がけましょう。



④得点計算

得点計算についてですが、投票後に、語り部と語り部以外のプレイヤーに以下のような点数が入ります。少し難しそうに思えますが、例と見比べてみるとわかりやすいかもしれません。

イ. 語り部のプレイヤー側

語り部のプレイヤーは、原則として、3点獲得します。

ただし、次のいずれかに該当する場合は0点となります。

1. 語り部以外の全員が、語り部の出したカードを当てることができ、全員正解の場合。

2. 語り部以外の全員が、語り部の出したカードを当てることができず、全員不正解の場合。

 

つまり、語り部は基本的に点数を獲得できるものの、投票した全員が正解した場合又は全員が不正解の場合には、語り部は点数を獲得できなくなります。そのため、全員が正解できるほどお題を簡単にしてはいけませんし、全員が不正解になってしまうほどお題を難しくしてはいけません。

 

ロ. 語り部以外のプレイヤー側

語り部の出したカードを当てることができたプレイヤーは、3点獲得します。

ただし、全員が語り部の出したカードに全員が正解した場合、または、全員が不正解した場合には、語り部以外のプレイヤー全員に2点が入ります。

 

語り部以外のプレイヤーのうち、自分の出したカードにつき投票を受けたプレイヤーは、投票1つごとに1点獲得します。

 

ハ. 得点計算例

例)通常のパターン

まず、語り部のプレイヤーの点数を計算しましょう。語り部の出したカードに、緑のプレイヤーが投票しています。全員正解、または、全員不正解のいずれにも該当しないことから、語り部のプレイヤーに3点が入ります。

次に、語り部以外のプレイヤーの点数を計算しましょう。まず、緑のプレイヤーは、お題のカードを当てることに成功しました。そのため、正解した点数として3点を獲得することができます。また、赤のプレイヤー青のプレイヤーは、緑のプレイヤーが出したカードに投票しています。緑のプレイヤーは赤のプレイヤー青のプレイヤーからの投票を受けたことから、追加で2点を獲得します。

最終的に、このターンでは、語り部のプレイヤー3点緑のプレイヤー5点を獲得することとなりました。



例)全員正解パターンと全員不正解パターン

次に、通常とは異なる、全員正解全員不正解のパターンについて考えていきます。などの表記は、カードを出した人の色を表しています。

左の画像は、全員がお題のカードに正解したパターンです。この場合、語り部のプレイヤーには点数が入らず、語り部以外のプレイヤー全員2点が入ります。この結果、点数変動は、語り部以外のプレイヤーがそれぞれ獲得した2点のみとなります。

右の画像は、全員がお題のカードに不正解したパターンです。この場合も、語り部のプレイヤーには点数が入らず、語り部以外のプレイヤー全員2点が入ります。また、語り部以外のプレイヤーは、それぞれ他プレイヤーから1票ずつ入っているため、1点ずつ獲得することができます。この結果、語り部以外のプレイヤーは、合計で3点ずつ獲得することができます。

 

⑤ 語り部の交代

投票が終わり、得点計算を終えたら、ウサギのコマを進めます。その後、手札が1枚減っているのでプレイヤー全員(語り部を含む。)は、デッキからカードを1枚引きます。手札は、語り部交代時には、常に6枚になると考えてください。

コマを進め終わったら、語り部を次のプレイヤーに交代します。この流れを、ゲームの終了まで繰り返します。

4.ゲームの終了

ゲームの終了は、デッキがなくなるか、1人のプレイヤーが30点に達した時点となります。このゲームの勝者は、デッキがなくなった時点で点数が最も高かったプレイヤー、あるいは、はじめに30点に達したプレイヤーとなります。

 

注)30点に達したプレイヤーが2人以上いる場合は誰の勝ち?

もし、同じターンに30点に達したプレイヤーが2人以上いた場合は、その時点で点数が高いプレイヤーが勝者となります。例えば、プレイヤー2人の点数が30点と31点であれば、31点のプレイヤーが勝者となります。

さらに、同じターンに30点に達したプレイヤーが複数いる場合において、その時点の点数が同じであるときは、30点に達してはいますが、語り部を交代しもう1ターンだけ行いましょう。

6.おわりに

『Dixit』は、得点計算を覚えれば、あとは非常に単純なゲームです。筆者の経験上では、このゲームは明確な勝ち負けはあるものの、あまりこだわるような方はいない印象を受けます。あくまで、語り部の出した「お題」と出したカードの連想を楽しむなど、比較的和気あいあいとするゲームであると考えています。また、初心者の方となれた方との間で明確な実力差などはないので、気軽にお勧めできるゲームかと思います。ただし、絵柄を覚えてしまうとゲームとしての面白さが減ってしまうため、拡張版を購入するなどしてもよいかもしれません。

今回の記事が、皆様のボドゲライフをよりよくするものとなれば幸いです。

この度は記事を読んでいただきありがとうございます。SNSでシェア・ブックマーク等して頂けたら幸いです。