更新日 2026年4月28日
はじめに〜TRPGってそもそも何?〜
皆さんはTRPGをご存知ですか?
TRPGとは(Table Role Playing Game)の略です。
名前は聞いたことがあるけれども、実際何をやるのかは知らないという方。TRPGのプレイ動画を見たことがあるが、自分ではやったことがない方など、様々な方がいらっしゃることかと思います。
TRPGを簡単に説明すると、ロールプレイングゲームの主人公を自分たちが演じるようなものと考えてください。例えば、ドラゴンクエストやファイナルファンタジーなどのRPGでは、自らが勇者や魔法使いとなって、登場人物たちを動かします。しかし、TRPGでは自分自身がその登場人物を演じることとなります。また、TRPGでは、その演じるキャラの能力や設定を自分自身で作り上げることができるのも大きな特徴となっています。
今回は、TRPGを初めて遊ぶ方に向けて、TRPGの魅力や具体的にどういう手順で行われるのかについて説明していきます。自分で興味が湧いたという場合や、経験者の方が初心者の方にルール説明を行うという場合に、参考になるような記事となればと思います。
1. TRPGの魅力は何?
TRPGの魅力は様々ありますが、ここでは3つお伝えします。
1つ目は、多種多様なシナリオが用意されていることです。TRPGの普及とともに、需要が増えてきたために、シナリオライターも次々と新しい作品を出すようになりました。現在では、毎日遊んでも遊びきれないほどのシナリオが用意されています。また、ジャンルも幅広く取り揃えられています。有名なものでいうと、クトゥルフ神話シリーズがあり、それ以外にもTRPGのシステムを用いた作品が多くあります。多種多様のシナリオの中から、自分の好みのものを見つけて遊べるのが、大きな魅力の一つとなっています。
2つ目は、何と言っても、自分の作ったキャラクターをシナリオの中で動かすことができることです。遊ぶシナリオによって異なりますが、基本的には、自分でキャラクターを制作します。名前だけではなく、持ち物や能力など、一定の制限の中でキャラクターを制作することが可能です。自分自身でキャラクターを作り、それをシナリオの中で動かすことができるのは、やはりTRPGの醍醐味であるといえるでしょう。
3つ目は、謎解きをする楽しみです。TRPGでは、脱出やミッションの達成が主な目的となります。このとき、様々なヒントが探索しながら集まっていき、仲間とともに目的の達成をめざします。様々な情報を組み合わせたり、謎を解いていくことは非常に楽しいです!そのため、脱出ゲームが好きという方にも是非オススメしたいです。
2. TRPGを遊ぶ前に
TRPGを遊ぶ上で一番重要なのはなんでしょうか。シナリオ選び?キャラクター制作?最初に頭に浮かんだものはなんでしたか?これは、私の主観ですが、TRPGにおいて最も重要なのは、「誰と遊ぶか」です。これを聞いた時、「当たり前でしょ。」と感じる人も多いかもしれません。例えば、ボードゲーム や人狼などを遊ぶ上では、同じように「一緒に遊ぶ人」が重要となります。TRPGもこれに類するといえるかもしれません。
しかし、これは個人的な体感かもしれませんが、TRPGの方がプレイヤー間の距離感が近く、かつ、暗黙の了解が作られやすい傾向にあります。どのくらい真剣にシナリオに取り組み、どのくらい緩く楽しむのかは、TRPGを遊ぶメンバーで左右されます。また、TRPG特有の要素として、GMがルールの規定において大きな役割を果たすと言うものがあります。端的に言えば、GM次第で、そこで行われるシナリオの楽しみ方も変化することとなります。
実は、TRPGを遊ぶプレイヤーといっても1枚岩ではありません。真剣に謎解きを行いクリアを目指すプレイヤーもいれば、クリアを目指しつつも自分を使ったキャラクターを動かすこと自体を楽しみたいプレイヤーもいます。いわゆる、ガチ感はGMとプレイヤーにより左右されるので、誰と遊ぶかでTRPGの楽しみ方は大きく変化することとなると考えられます。
理想としては、実際に会ったことのある知り合いとともにプレイすることが良いかと思われます。ネット上で知り合った方とプレイする場合には、お互いの顔が見えない分、口調が荒くなったりする場合が考えられます。もちろん、運命的な出会いを経て気の合う仲間に出会えることもありますが、オンライン上よりオフライン上で出会った方の方が肩の力を抜いて楽しむことができるかと思われます。
3. シナリオ選び
TRPGで遊ぶ際に必要なのは、シナリオです。プレイヤーとして遊ぶ際には、GMとなる方にどのようなシナリオが好みか端的に伝えましょう。シナリオの内容を見てしまうと、もちろんネタバレになってしまいます。そのため、好みを伝えてGMの判断に任せるのが良いでしょう。
ただし、はじめてTRPGを遊ぶ際には、シナリオ難易度に気をつける必要があります。GMには必ず、自分のTRPG経験を伝えましょう。初心者向けのシナリオもあることから、はじめてTRPGを遊ぶ際には簡単なものを用意してもらった方が良いと思われます。シナリオによって、TRPG体験の楽しさは大きく変わります。私の理想は、GMに「難しくないシナリオで、何回かGM経験があるもの」をお願いすることです。
最初に遊んだシナリオは、これからTRPGを遊ぶことを継続するかどうかの判断において、非常に重要な影響を与えます。GMに自分が求めているものを明確に伝えましょう。
4. キャラクター制作
TRPGの魅力の一つ、キャラクター制作について考えていきましょう。キャラクターを作る際には、どこから始めるかわからない場合があります。設定を初めに考えてからパラメーターを振ることもできますし、パラメーターを初めに決めてからそれにあった設定を考えることもできます。
今回は、パラメーターを振ってから、キャラクターを作る方法で考えてみます。キャラクターを製作するサイトは複数ありますが、今回はキャラクターの制作を「いあキャラ」というサイトで行っていきます。
4-1. キャラクター条件を確認する。
シナリオによっては、製作するキャラクターの条件が与えられている場合があります。例えば、登場人物同士が顔見知りである場合、年齢設定が20代であること、性別の割合、同じ学校の生徒など。全く指定がないシナリオもありますが、ゲームマスターに必ず確認するようにしましょう。
4-2. キャラ作成画面にアクセスする。

上記画面の右下の緑のボタンである「今すぐキャラを作成する」をクリックすると、新規登録画面が現れます。

IDとパスワードを入力し、「新規登録」を押してください。少し時間がかかる場合もあるので、一度押したらしばらく待ってみてください。

上記の画面はあなたのマイページです。今回はキャラを作る(第6版)で作ってみましょう。ここは、GMと相談して、(第6版)と(第7版)のどちらを使うのかを聞いてから制作を行うと良いと思われます。左のタブを「キャラを作る(第6版)」にあわせると、キャラの作成ページへと移動します。
4−3. 能力値を振る

さて、今回はまず「能力値」を考えてから、キャラの設定を考える方法をとります。今回は、筆者のいとはきが考えた「人見知理」というキャラクターを元に考えています。「能力値」とは、そのキャラクターの能力を項目ごとに並べたものです。それぞれの能力は、ゲーム中に使用したり、他の能力値に影響します。

上記の画面は、基本情報と能力値の画面です。能力値は、右下の青いボタンである「ランダム」を押すことで、無作為に決定することができます。自分で能力を入れてみたい場合には、自由に入れていただいて構いません。自分で入れる場合には、白い項目のみを埋めてください。


すると、空欄であったはずの白いスペースに数字が入ったかと思われます。これが、能力値となっています。他のグレーの部分に関しては、埋めた能力の数字に合わせて、自動で計算されているはずです。能力値の意味については、以下に簡潔に記入しております。
能力値とその意味
TRPGには、他のゲームではあまりみられないような能力値が存在しています。3文字のアルファベットで表記されることが多く、英単語の略となっています。ここでは、能力値の意味にのみ着目し、具体的な内容については、後に解説します。
STR(筋力):
strengthの略で、キャラクターの力の強さを表します。
CON(体力):
constitutionの略で、キャラクターの体力を表します。
POW(精神力):
powerの略で、キャラクターの精神力を表します。
DEX(敏捷性):
Dexterityの略で、キャラクターの敏捷性を表します。
APP(外見):
Appearanceの略で、キャラクターの外見を表します。
SIZ(体格)
Sizeの略で、キャラクターの体格を表します。
INT(知性)
Intelligenceの略で、キャラクターの知性を表します。
EDU(教育)
Educationの略で、キャラクターの教育を表します。
4-3. 能力の値と意味合い
上記のサイトでは、設定に対応する数値が示されています。これは、知性が高いというキャラ設定であっても、どの程度高いのかを数値に表すことがあるということです。例えば、知性(INT)であれば、賢者のように極めて頭のいい存在であれば16〜18、学年一の秀才であれば12など、目安に合わせて設定してみましょう。
設定と数値が多少離れていても特に問題はありませんが、数値に意味付けができると、他の人から見た際にキャラクターを把握しやすくなるかもしれません。
5. どこでプレイすることができるの?
実際にオンライン上でTRPGを行う場合には、「どどんとふむせる」というサイトや「ココフォリア」というサイトを利用することとなります。具体的には、プレイ編で説明していきます。
6. TRPGを行う上での注意
7. おわりに
能力値を別記事にした方がみやすいかも。
制作編・能力値と技能説明・実践編


