要点絞れば案外簡単?やりながら覚えるための麻雀ルール

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『麻雀』は、未経験者が取り付きにくいゲームの一つです。その大きな原因となっているのは、複雑さでしょう。役や得点計算等、麻雀を始めようとルール説明を見たとしても、覚えるべきことの多さに萎えてしまうこともあるのではないでしょうか。

最初から全てを覚えようとするとハードルは高いです。しかし、麻雀をただ打てることが目的であれば、実はそれほど多くの知識は要りません

この記事では、「麻雀について全く分からない完全初心者が、最低限の麻雀のルールを把握し、なんとか友人や同僚と一緒に麻雀卓を囲めるようになる」ことを目的とした、”やりながら麻雀を覚えていく”ことが出来るようになるために必要な最小限のルール説明を行っていきます。

初心者の方を交えて麻雀をプレイする経験者の方も、是非説明の参考にしてみて下さい。

*ここでは麻雀の中でも一般的な”4人麻雀の半荘戦”のルールについて解説します。

本当にただ打つだけなら”1局の流れ”だけ抑えておけば大丈夫ですが、ザックリとした全体像から説明していきます。

*そもそも麻雀って何なの?というレベルの初見の方はまずはこちらの記事をご覧ください
麻雀のルールを「定食」に例えて解説してみた




麻雀は、14枚の牌(四角いコマ)を使って持ち点を奪い合うゲームです。つまり勝ったり負けたりを繰り返しながら、最終的に最も高い点数を持っている人が勝利となります。

全体の流れと終了条件

~麻雀の全体像~

半荘戦では1ゲームは8ラウンド、東1局→東2局→東3局→東4局→南1局→南2局→南3局→南4局となります。それぞれの局ごとに”親プレイヤー”は順番に交代していくので、合計で2回自分の親の局が回ってくることになります。

しかし、1局あたりの長さは親のパフォーマンスによって変わります。その局の親が勝つ限り何回でもその局が続くのです。*詳しくは下記・局の移行

~局の移行~

この部分は経験者やシステムに丸投げしても大丈夫です


局はその局の親が勝つ限り何回でもその局は続きます。

1.その親の局が続く場合
・”親プレイヤー”がアガる
・誰もアガらなかったけど、親がテンパイして終わる

2.次の局に移行する場合
・”子プレイヤー”がアガり
・誰もアガらなかったけど、”親プレイヤー”がテンパイしなかった
*最終局の場合は、そこでゲーム終了となります。



では麻雀は何をするゲームなのか?【1局の流れ】

麻雀では、”14枚の牌を入れ替えていきながら、14=3(面子)×4 + 2(頭) の特定の形を最も早くそろえること”によってその局の勝利(アガリ)が決まります。そして勝者はその完成形の美しさに応じて他のプレイヤーから点数を奪い取ります。

麻雀初心者の方はゲーム全体での勝利ではなく、まずはこの”局で勝利すること”を目的としてプレイするのが良いでしょう。

~ゲームセット~

1. サイコロで順番を決めます (経験者に丸投げでOK)
2. ドラが表示されます。(最初は無視してもOK)
3. 13枚の牌が配られたら自分にだけ見える様に並べます。

~ドラ≃今の流行~


”ドラ”も麻雀では重要な要素です。

こんな形に最初に1枚だけ表になっている牌がドラ表示牌、その牌に1を足した数字の同種の牌がその回でのドラとなります。

ドラは役ではありませんが、これを1枚持っているだけでその局でアガッた時の点数が爆発的にあがります。
(弱い手なら1枚でほぼ倍増くらいのパワーだと考えていいでしょう。)

~各ターン~

通常は右回りで順番が回ってきますが、例外的に他の人の捨てた牌を貰うことでも自分のターンが回ってきます。この他の人の捨てた牌を貰う行為”鳴く”と言い、麻雀で重要な要素の一つです。

基本的に自分のターンでやることは1枚引いて、1枚捨てるだけです。

<通常の場合>
①.山から1枚、牌を引きます。
②.引いた牌と合わせた14枚でアガリが完成していればアガり
③.不要な牌を1枚選ぶ
④.見える様に置く

<鳴く場合>
鳴く場合は①の牌を山から引く部分が、他人の捨て牌から引くのに変わるだけであとは殆ど一緒です。一点だけ、他の人から牌を貰って作った牌の面子は下画像のような形で、自分の右側に全員に見える形で置いておく必要があります。

”チー”
①→右隣(順番的に前のプレイヤー)の人が捨てた牌を使って順子(123/567)が作れる場合、”チー”と言ってその牌を貰って順子を作ることが出来ます。

”ポン”
①→他の人(誰でもOK)が捨てた牌を使って刻子(555/666)が作れる場合、”ポン”と言ってその牌を貰って刻子を作ることが出来ます。

~カン~

4枚同じ牌を集めると”カン”というものが出来ます。しかし、むやみに”カン”をしてもあまり良いことはないので、最初のうちは”カン”は無視してプレイしても殆ど問題はないと思われます。*イイコトはなくともカンはやってみたくなるモノだとは思うので一応解説しておきます。


”カン”をすると、通常3枚で作るメンツを例外的に4枚で作ることになるので、1枚牌がたりなくなるため、追加で1枚の牌を引くことが出来ます。

”カン”(明槓)
①→他の人が捨てた牌を使って槓子(5555/6666)が作れる場合、”カン”と言ってその牌を貰って槓子を創ります。ポンと同様です。そして王牌(ドラ表示牌のある別の山)から1枚牌を引きます(ここでアガリが完成したらアガリ)カンした面子は画像左側の様にしてポン・チー同様に見える様に右側に置いておきます。

”カン”(暗槓)
①→自分のターンで山から1枚引いた後、自分の手持ちの牌だけでを使って槓子(5555/6666)が作れる場合、”カン”と言って槓子を創ります。そうすることで、王牌(ドラ表示牌のある山)から1枚牌を引くことができます(ここでアガリが完成したらアガリ)カンした面子は画像左側の様にしてポン・チー同様に見える様に右側に置いておきます。

また、カンをすると場のドラが1枚増えます。



その局の勝利【アガリ】

先述のように牌を入れ替えて行き、“アガリの形”を完成させ、“ツモ”もしくは“ロン”と宣言することでアガリとなります。

“ツモ” ・・・自分で引いた牌で完成した場合
“ロン” ・・・他人の捨てた牌で完成した場合

アガリの形の条件には3つがあります。

順を追って説明していきますがとにかく、この3つを頑張って覚えましょう!

条件1【まずは形から入れ!】~面子×4+頭×1~

先述のようにアガリのためには、手持ちの14枚の牌を特定の形に揃える必要があります。その形には例外もありますが、基本的な形は”面子”(3枚組のセット)を4つ”頭”(同じ牌2枚)が1つの、14=3×4+2×1の形です。

面子の3枚組セットの作り方には順子と刻子の2種類があり、どちらで作っても構いません。
同じマークの1・2・3のような組み合わせが順子全く同じ牌3枚の組み合わせが刻子と言われます。

ちなみに”テンパイ”するとは、この状態の”一歩手前の状態”になることです。

条件2【美しくあれ!】~必ず役をつける~

条件1に加えてもう一つ重要なものが、”必ず役をつけること”です。ただ単に14=3×4+2×1の形になっていれば良いという訳ではなく、特定の法則性を満たしていないといけません。そしてこの時達成した法則性(役)の点数が高いほど、奪い取れるポイントも高くなります。

イメージ的には、この”役”とは芸術点の様なものと考えてOKです。

ただし最初から全ての役を覚えるのは非常に難しいのでまずは作りやすく、以下のような出る確率が高いもののみ覚えておけば良いでしょう。



~初心者が覚えるべき役Top5~

1.リーチ

リーチは、全く鳴いていない状態(自分の引いた牌だけ)でテンパイした(あと1枚でアガリになった)時のみ出来ます。

”リーチ”といって捨て牌を横向きに置き、場に自分の1000点を差し出します。リーチ宣言をすると、それ以降は引いた牌以外を捨てる事が出来なくなりますが、この状態でツモ・もしくはロンをするとこの役がつきます。

2.役牌

役牌を3つそろえた刻子を1組もっているだけでこの役がつきます。
写真の白(真っ白な牌)・發・中が役牌です。

また東・西・南・北も場合によってはプレイヤーの位置によっては役牌になりますが、自分にとって何が役牌かは一緒にいる親切な経験者に教えて貰いましょう。笑。

3.タンヤオ

1・9・字牌以外の牌だけで完成させるとこの役がつきます。

逆に1・9・字牌だけで全て揃えても別の役になったります。

4.メンゼンツモ

全く鳴いていない状態で、自分で引いた牌で完成する場合にのみこの役がつきます

5.トイトイ

111、222のような同じ牌を集めたもののみで面子を作った時の役です。

逆に123の様な順子だけを集めた役”ピンフ”もありますが、こちらは面倒な条件が付いているので最初は狙わない方が良いです。

条件その3【ミスは連帯責任!】~自分の捨てた牌を待っている状態ではロンできない~

これが最も難しいところですが、上記2つを満たした上でこの条件もクリアしなければなりません。
自分の捨てた牌が必要になる事は頻繁にある訳ではありませんが、タマにあります。

麻雀では同じ牌が4枚ずつあります。序盤では要らないと思って捨てた牌でも、終盤になると逆にそれがないとアガれない状態になることはよくあります。しかし、残念ながら一度自分の捨てた牌はロンすることが出来ません。

そして最も注意しなければならないのは、自分の捨てた牌でなくてもこの状態の時はロンできないという事です。

例えばあと”北”か”東”を引けばアガれる状態で、”北”は一度捨ててしまっている場合、”東”は自分の捨てた牌でなくてもロン出来ないのです。

もちろん、自分で引いてアガることは出来るので絶対にアガれない状態ではありませんが、ロンできないことはかなりの痛手です。

麻雀では、気づかないうちに捨てた牌を待った状態になってしまう事はある程度経験を積んでもあるので、特に注意です。

アガリの後は?

アガリの後はようやく点数計算です。

最終的な点数計算は、役だけではなく順子と刻子の数や、他プレイヤーの牌を使ったのか自分だけで創り上げたのか等を加味した上で総合的に決まります。その点数計算は覚えるには膨大すぎるので、もう経験者に任せるかググって解決しましょう笑。こちらのサイトでも計算ツールを公開していますので是非ご活用下さい。

・らくらく符数計算

・◯符◯翻は何点か?点数計算機


以上いかがでしょうか。

もちろんこのルールを読んで”打てる”ようにはなっても、初心者の方が勝っていくのは難しいでしょう。しかし、麻雀の細かいルールや戦略はやってみなければなかなか身につけれません。

親しい人と卓を囲んで「ボコボコになり、カモにされながら」是非麻雀を覚えていって下さい。

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