『麻雀』のルールを『定食』に例えて解説してみた。

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はじめに~『麻雀』は調理場で『定食』を作るゲームです~

『麻雀』は、未経験者が取り付きにくいゲームの一つです。その大きな原因となっているのは、ルールが煩雑にみえることかと思われます。役や得点計算等、ルール説明を見たとしても、覚えるべきことの多さに萎えてしまうのではないでしょうか。そのため、多くの方が麻雀がどのようなゲーム性がわからないまま、結局ルールを覚えることを断念する傾向にあります。しかし、面白さやゲーム性を理解しないで、諦めてしまうのは少し残念だとは思いませんか。

今回の記事は、麻雀』がどのようなゲームなのか、雰囲気だけでも感じてもらいたいという思いから作成しました。

当記事では、麻雀のゲーム性によく似た行為として、『定食づくり』をあげて説明していきます。この記事を通じて、麻雀の雰囲気や楽しみ方が伝わればと思います。




実際の調理場₋『麻雀』における駆け引き₋

まず、『麻雀』の雰囲気がどのようなものかイメージしてもらうために、プレイヤーを料理人に例えてゲームの流れを説明していきます。

ここは、『定食』をつくる調理場です。ここでは、お客さんに早く『定食』を届けるために、料理人である4人のプレイヤーが食材を切り、美味しい『定食』の完成を急いでいます。もちろん、『定食』が美味しければ、お客さんからの評価は高くなります。そのため、それぞれの調理人は豪華な『定食』をつくることを心がけます。

しかし、『定食づくり』豪華さだけではなく、お客さんに出すための早さも重要な要素となっています。というのは、ここの調理場は特殊なルールがあるからです。そのルールとは、だれか一人の調理人が『定食』を完成させた時点で残り3人の『定食』はゴミ箱行きになるというものです。そのため、いかに美味しい『定食』を作っていたとしても、誰かが先に『定食』を完成させてしまっては元も子もありません

1日にできる『定食づくり』には限りがあります。その中で、お客さんを最大限に満足させなければなりません。そのため、料理人は早く簡素『定食』をつくるか、時間をかけて豪華な『定食』をつくるのか、他の料理人がゴミ箱に捨てた食材や、お客さんの反応などを見ながら、その都度、難しい判断を下す必要があります。

簡単に『麻雀』の雰囲気を説明するとこのようなものとなります。自分が早く得点を稼ぎに行くのか、一発逆転で高い得点を狙うのか。相手が何を求めていて、どう動くのか戦略的要素と心理的要素、そして運要素が入り混じったゲームとなっています。

さて、次の項からは『麻雀』の基礎を、『定食づくり』とは何か?」「『定食』には何が必要か?」という例えを用いて説明していきます。


『定食づくり』をするということ

『麻雀』は、自分の手持ちの牌(四角いコマ)を入れ替えていき、ある一定の形に揃えていくゲームです。あるプレイヤーが一定の形を完成させると1セットが終了し、これを一定回数繰り返してゲームが行われます。出来上がる形は難しければ難しいほど高得点となり、簡単であれば簡単であるほど低い得点となります。これが、『麻雀』の簡単な説明となります。

先程も述べたように、この『麻雀』の過程に近いのが、『定食づくり』です。というのは、『定食づくり』には、二つのことが必要です。一つは『お皿』を用意すること、もう一つは、必ず『おかず』を用意することです。『麻雀』も同様に、本当に大切なことは二つしかありません。それぞれ、以下で説明していきます。




『お皿』を用意する-テンパイ-

『定食』をつくるためには必ず『お皿』が必要です。『お皿』がなければ、『おかず』を盛ることができないからです。『お皿』はすべての土台であり、決まった形をしています。

麻雀ではこの『お皿』のことを、『テンパイ』といいます。テンパイとは自分の手持ちの牌を入れ替えたことで一定の形が揃い、あと一つで自分の勝利を確定させることができる形のことです。この形とは、「3つのセットが3つ」「2つのセットが1つ」となるような形を指します。また、「4つ目の3つのセットが、あと1つの牌で完成するようになる必要もあります。実際には、次のような画像の状態をいいます。

いかがでしょうか。これが『テンパイ』、定食で言う『お皿』の部分です。しかし、もちろん『お皿』のうえには『おかず』が盛られていなければなりません。それでは、『おかず』について、次の項で説明しましょう。


『おかず』を作ろう₋とは何か₋

『おかず』は、定食を完成させるうえで欠かすことができないものです。というのは、『定食』の評価は『おかず』の豪華さと数によって決まるからです。そのため、どのような質の『おかず』をいくつ用意するか、という判断が『定食づくり』には重要となってきます。

 

 

 

『麻雀』において、この『おかず』にあたるのが『役』とよばれるものです。とは、ある法則に基づいた特殊な組み合わせのことをいいます。得点を獲得するためには、必ずを完成させる必要があります。には複数の種類があり、によって得られる得点が変わります。

それでは、はどのような種類があるのでしょうか?『おかず』に例えて説明していきます。例としていくつかのをあげますが、ここでは簡単な説明にとどめさせてもらいます。多くのサイトで役についての細かい解説がされているため、麻雀についてより詳しく知りたいという方は、そちらをご参考にしていただければと思います。


『おかず』の種類と豪華さ₋簡単な役の紹介と意味₋

 

『麻雀』において、この『おかず』にあたるのが『役』とよばれるものです。先に述べたように、役には複数の種類があり、得られる得点も異なります。今回は、この役を作る難易度を【おかずレベル】と呼ばれる指標で表していきます。ごはんだけが用意されていると考えて、残りの『おかず』をイメージしてみてください。



おかずレベル1 【★☆☆☆☆】

卵焼き 焼き魚 冷ややっこ等...

一般に『1翻(ハン)役』と呼ばれるものです。基本的に容易ではありますが、意識しないと中々作ることはできません。そのため、豪華さでいえばそれほど高くはありません。しかし、けっしてこれらを侮ってはいけません。『定食づくり』において、豪華な『おかず』をゆっくり時間をかけて調理することも大事ですが、他プレイヤーよりも早く『定食』をお客さんに届けなければ意味がありません。そのため、『定食』を簡単に作って早く提供するために、これらの簡単に作れる『おかず』は非常に重要な役割を担います。

 

1翻役の例:

断么九(タンヤオ):  1・9・字牌がない形。

役牌: 白・發・中等、決められた牌を3つ集めた形。

 

おかずレベル2 【★★☆☆☆】

野菜炒め 煮物等….

作る際に少し手間がかかるけれども、満足度の高い『おかず』です。一般的に、「二翻(ハン)役」と呼ばれます。意識しなければ作れなかったり、この役ができること自体が稀なこともあります。時間がかかることから、他のプレイヤーに自分より早く簡単な『定食』を作られてしまう危険も高く、少し手間をかけてこの『おかず』をつくるか簡単な『おかず』にとどめるか悩みどころになります。

 

二翻役の例:

三暗刻 :暗刻(同じ牌を3つ集めたセット)を3つ自ら集めた形。

一気通貫: 1~9までの牌が揃った形。

 

おかずレベル6     【★★★★★★】

肉じゃが ロールキャベツ等….

1品だけで大きな満足度を得られる『おかず』です。一般的に『六翻(ハン)役』と呼ばれます。作る難易度は比較的高く、牌が配られ(配牌)段階でこれを作れるかどうかを決めなければ、完成は難しい役となっています。作れるかどうかは料理人の腕にもよりますが、それ以上に運の要素が非常に強い一品といえるかもしれません。

 

六翻役の例:

清一色(チンイツ): 索子(ソーズ)・筒子(ピンズ)・萬子(マンズ)のどれか一つを揃えた形

 

おかずレベル13 【測定不能】

怪しいキノコ謎の白い粉

手に入れることは至難の業ですが、この『おかず』『定食』に混ぜると、お客さんに対してまるで世界が変わったかのような満足感を与えることができます。得られるものは大きいですが、時間や手間がかかるため、もちろん危険も伴います。『麻雀』では、この『おかず』を揃えることを『役満』とよびます。役満という言葉だけはどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。この役を一つ揃えることだけで、勝負の決着がつくこともあります。

 

13翻役(役満)の例:

国士無双: 1・9・字牌を一つずつ揃えた形

大三元: 白・發・中を三つずつ集めた形




-おわりに-『麻雀』をはじめてみませんか?

この記事を執筆した目的は、『麻雀』の遊ばず嫌いをなくしたいという筆者自身の思いからきています。正直なところ、私は以前麻雀を、ルールが難しくてよくわからないゲームと捉えていました。筆者が『麻雀』を始めたきっかけは、先輩からの誘いでした。このときは、『麻雀』をやりたいという目的よりも、『麻雀』を通じて先輩たちと仲良くなりたいという目的の方が強くありました。

 

しかし、実際に『麻雀』を始めてみると、私は『麻雀』の魅力に憑りつかれました。論理性・心理性・運のバランスが絶妙で、ゲームの中で必ず盛り上がりがあることで、他ゲームにはないような面白さがあります。また、その際に気づいたのは麻雀の楽しさだけではなく、ルールが比較的覚えやすいことでした。実は、『麻雀』プレイするのに最低限必要な要素を覚えるのであればそれほど難しくありません。上級者の方たちは、ルールを覚えたうえで駆け引きを磨くことに時間を使います。一方、麻雀を楽しむだけであれば、それほど高度な理論を理解する必要がありません

私は、現在『麻雀』が大好きです。しかし、恐らくきっかけがなければ、プレイする機会は一生なかったかもしれません。もし、麻雀を遊んでみて好きになれないのであれば、麻雀が合わないのだと思います。しかし、1度も麻雀を遊ばずに嫌いになるのは非常にもったいなく感じます

この記事をみて、少しでも多くの人が1度でも『麻雀』をやってみたいという気になっていただけるのであれば、筆者はとても幸せに思います。

細かいルールはやりながら覚えれば良いので、ザックリ流れだけ覚えてまずはプレイしてみてください!!
要点絞れば案外簡単?やりながら覚えるための麻雀ルール

 

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