更新日 2017年12月19日
*こちらはルール説明詳細Verです。
*インスト・概要を知りたい方向けの簡略ルールはこちら
<ゲームの目的>
このゲームの目的は、出来るだけ沢山の木を育てて枯らす(ライフサイクルを終える)ことです。木を育てるためには光合成をする必要があります。そのために自分の木に出来るだけ多く光を当て、そして他プレイヤーの木が出来るだけ日陰になるように森を作っていく必要があります。
<勝敗条件>
勝敗は次の2つの点数の合計で決まります。
1.勝利点ボーナスの点数
2.太陽光ポイント3ポイントにつき1点(切り下げ)
しかし、2の太陽光ポイントによる点数よりも1の勝利点ボーナスの得点が圧倒的に大きいです。ゆえにこの勝利点ボーナスを取っていくのが非常に重要です。
もし同点だった場合は、両方のプレイヤーが勝ちとなります。
<ゲームセット>
・プレイヤーボード
プレイヤーは自分のボードに木と種を並べます。余った木(中1本、小4本)と種(2個)は、最初から自由に使えるストックです。
・メインボード
メインボードの横には、葉の枚数ごとに勝利点ボーナスを積んで置きます。その際に数字が高い順になるように置きます。また、太陽シンボルの描かれた場所に太陽を置き、太陽が何周したかカウントするためにメインボードの横に太陽カウンターを置いておきます。
・初期配置
ストックから全プレイヤーが小サイズの木を1本、メインボードの最も外側のマスに自由に置きます。
<ゲームの流れ>
1ラウンドには光合成フェイズ⇒ライフサイクルフェイズという二つのフェイズがあります。1ラウンドごとに太陽の位置が移動し、6ラウンドで一周します。そして3周したらゲームは終了となります。
1.「光合成」フェイズ
太陽が回り、全てのプレイヤーが太陽光ポイントを回収します。太陽光ポイントは、太陽の光の当たっている木の大きさに応じてポイントがもらえます。
・大サイズの樹⇒3ポイント
・中サイズの樹⇒2ポイント
・小サイズの樹⇒1ポイント
太陽の光が当たっているかどうかは、「木の大きさ」と「他の木の陰」で決まります。他の木の陰に入っている場合、その木以下の大きさの木は光合成できません。
・大サイズの木⇒影3マス
・中サイズの木⇒影2マス
・小サイズの木⇒影1マス
2.「ライフサイクル」フェイズ
それぞれのプレイヤーが時計回りにプレイします。溜まっている光合成ポイントを使って以下のアクションを行うことが出来ます。(何回でもできますが、同じマスには1回しかしかできません。*つまり1ラウンドで種を植えて成長させる、2段階成長させる事はできません。)
種や樹木の購入
太陽光ポイントを支払い、自分のボードから種や樹木を購入し、ストックにします。初期のストックは中サイズの樹1本と小サイズの樹2本と種2つで、それ以上を使う場合は購入しなければなりません。
種を飛ばす
太陽ポイントを1点支払い、種を飛ばします。飛ばせる距離は樹の大きさで変わります。
・大サイズの木⇒木から3マス以内
・中サイズの木⇒木から2マス以内
・小サイズの木⇒木から1マス以内
飛ばした先に置く種はストックから出す必要があるので、ストックに種が無い場合は購入する必要があります。また、1ラウンドにつき1つの木からは1つしか種を飛ばせません。
成長・回収
種や樹木を成長させます。成長する場合は太陽光ポイントを支払い、ストックの一段階大きい樹で置き換えます。つまり、成長させるには成長した樹の駒をストックで持っておく必要があります。 置き換えられた木や種の駒は自分のボードに戻るか、箱に戻します。成長コストは以下の通りです。
・中サイズの木⇒大サイズの木:3ポイント
・小サイズの木⇒中サイズの木:2ポイント
・種⇒小サイズの木:1ポイント
*使用したコマを自分のボードへ戻す際は、ボードの空いている場所の中で最もコストの高いところへ戻します。
大樹は成長させて、枯らすことにより、勝利点ボーナスを貰えます。メインボードの真ん中に近いほど枯らしたときに大きい点数がもらえます。
メインボードのマスにはそれぞれ葉が1枚~4枚描かれており、その葉の多さは勝利点ボーナス時の得点の大きさを大体表します。葉が4枚の場所で木を枯らした場合は葉4枚の勝利点ボーナスを、葉が1枚の場所で木を枯らした場合は葉1枚の勝利点ボーナスをもらいます。なお、勝利点ボーナスには限りがあり、仮に葉4枚のボーナスが無くなってしまった場合、代わりに葉3枚のボーナスをもらうことになります。
<アドバンスルール>
慣れてきたら次のルールを追加する事がオススメされています。
・太陽がさらにもう一周、4周回った時点で終了となります。
・他人の木の陰になっている場所では、種をまいたり成長したり出来ない
*管理人の個人的な主観ですが、このルールを組み込むとゲームがかなりギスギスします。