【オリジナル】トランプでできる新ゲーム『ロストポーカー』開発中。

更新日 2019年2月8日

はじめに~『ロストポーカー』ってどんなゲーム?~

『ロストポーカー』は、自分の手札ではなく相手の場にポーカーの役を作ることで、相手を脱落させる少し変わったポーカーです。

このゲームでは、カードをできるだけ自分の場に置かないことが重要となります。そのため、相手のカードを推理することや、危険なカードがあればゲームから除外(ロスト)する必要があります。『ロストポーカー』は推理力と心理性、そして戦略が重要となる新感覚のトランプゲームです。以下では、3~4人を想定したルールを解説していきます。

 

※あとがきでも書いているよう、このゲームは十分にテストプレイができていないことから、まだバランスにおいて不十分なところがあるかもしれません。もし、ご意見やご感想がありましたら、ぜひtwitterにてメッセージやリプライをいただければと思います。

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使用するトランプのカード

 

・1~10のカード×4種類=40枚

・ジョーカー1枚

 計41枚

 

 

 

勝利条件と脱落条件

勝利条件:

・自分以外のプレイヤーの1人が脱落すること。

脱落条件:

・自分の手札がすべてなくなった場合

・自分の場のカードの組み合わせで役が成立した場合

ロストポーカーの役

『ロストポーカー』は、次のような役で構成されます。

・4枚フラッシュ: 場のカードのうち4枚が同じ絵柄。

・4枚ストレート: 1・2・3・4といった連番。

・4カード:同じ数字が4枚。

 

場にあるカードが4枚の時点で役が決定するわけではありません。カードが増えていく中で、場にある4枚の組み合わせがロストポーカーとしての役となるときに脱落となります。例えば、次のカードが自分の場にあることを考えてみましょう。

例)1♧ 2♡ 6♢ 6♡ 8♤ 9♡ 10♡ 10♢

上記の場合、「2♡ 6♡ 9♡ 10♡」の4枚の組み合わせで♡のフラッシュが完成しているため脱落です。

例)1♢ 2♤ 2♢ 3♢ 5♤ 6♧ 7♤ 8♡ 10♧

上記の場合「5♤・6♧・7♤・8♡」の4枚の組み合わせでストレートが完成しているため脱落です。

 

1. ゲームの開始

 

①手札を配る

山札からカードを平等に分けます。端数が出る場合には、そのカードを裏向きのままゲームから除外します。

 

②初期の場をつくる

自分の場に任意のカードを3枚裏向きにして配置し、全てのプレイヤーの準備ができたら一斉に裏返します。最初の手番を任意の方法により決定し、ゲームを開始します。

 

2. 自分の手番にできること

 

1.カードのプレイ

2.カードのロスト

3.ジョーカーのバック(後述)

自分のターンにできることは、大きく「プレイ」「ロスト」の二つに限られます。自分の場にジョーカーがある場合のみ、第3の選択肢である「バック」を行うことができます。ここでは、「プレイ」「ロスト」のみ説明し、ジョーカーの「バック」についてはジョーカーの項目で説明します。

2-1.カードのプレイ

誰か一人のプレイヤーを指定してカードを裏向きのまま出し、そのカードの絵柄若しくは数字又は「ジョーカー」を宣言します。このとき、絵柄もしくは数字は必ずしも本当のことを言わなくても構いません。これに対して、指定されたプレイヤーは、プレイヤーの宣言を疑うか信じるか宣言します。疑う場合にはダウト、信じる場合にはトラストといいましょう。

指定されたプレイヤーのダウト・トラストが失敗した場合はそのプレイヤーの場にカードが置かれ、成功した場合はプレイした側の場にカードが置かれます。つまり、プレイされたカードは勝負に負けたプレイヤーの場に置かれることとなります。

 

例1)マークでプレイする場合

プレイヤーAがプレイヤーBを指定し、「ハート」とマークを宣言してカードをプレイした。これに対して、プレイヤーBは裏向きのカードが「ハート」だと思ったので、「トラスト」と宣言しました。

カードを表にし、両者がカードは「ハート」であると確認します。この勝負は、プレイヤーBが正しかったので、「ハート」のカードはプレイヤーAの場に置かれます。

 

例2)数字でプレイする場合

プレイヤーAがプレイヤーBを指定し、「4」と数字を宣言してカードをプレイしました。これに対して、プレイヤーBは裏向きのカードが「4」以外だと思ったので、「ダウト」と宣言しました。カードを表にし、両者はカードが「4」であることを確認します。この場合はプレイヤーBが間違っていたので、「4」のカードはプレイヤーBの場に置かれます。

 

2-2. ロスト

ロストとは、カードをゲーム外に除外することをいいます。自分がロストしたカードは自分のロストゾーンに裏向きのまま横にして置きます。自分のロストゾーンにあるカードは、場にあるカードと手札のカードからは完全に区別されます。ロストを行った場合には、その番にはプレイを行うことはできません。ロストは、1ゲームに3回までしか行うことはできません。

 

2-2-1. 手札からロスト

自分の番に自分の手札からカードを1枚選び、そのカードを伏せたままゲームから除外することができます。図では、手札にあった「♢の9」をロストしています。

 

2-2-2. 場のカードをロスト

自分の場にあるカードを1枚選び、ロストすることができます。自分の場からロストした場合には、カードを自分の手札から1枚選んで自分の場に置かなければなりません。図では、場にある「♡の6」をロストし、手札から「♢の4」を選んで場に出しています。

 

2-2-3. 相手のプレイをロスト

このロストは、自分の番に行うことはできません。相手がカードをプレイした場合において、あるプレイヤーが指定されたときは、指定されたプレイヤーはその裏向きのカードをロストすることができます。

ロストした場合には、そのカードを指定されたプレイヤーが秘密裏に確認した後に、指定された側のプレイヤーのロストゾーンに置きます。プレイされたカードをロストした場合には、手札から任意のカードを1枚選び、自分の場に置かなければなりません。



3. ジョーカーの取り扱い

ジョーカーは、あらゆる数字・あらゆる絵柄として認識されるカードです。ジョーカーは、どのような理由においてもロストをすることはできません。

3-1. ジョーカーのプレイ

 

ジョーカーをプレイする際には、必ず「これはジョーカーです。」といってプレイしなければなりません

指定された側のプレイヤーが勝負に負けた際には、通常通り、ジョーカーは指定されたプレイヤーの場に置かれます。しかし、プレイした側が勝負に負けた際には、ジョーカーはプレイした側の場にはおかれず、指定された側のプレイヤーの手札に加わります。

 

3-2. ジョーカーのプレイ制限

相手がリーチの場合(あと1枚がそろえば役がそろう場合)には、そのプレイヤーにジョーカーをプレイすることはできません。誤ってリーチの状態でプレイした場合において、指定された側のプレイヤーが勝負に負けたときは、ペナルティとして、いかなる場合(プレイした側がリーチである場合を含む)においても、ジョーカーはプレイした側の場に置かれます。

ただし、この場合において、プレイした側のプレイヤーが勝負に負けたときには、ジョーカーは指定された側のプレイヤーの手札に通常通り加わります。

3-3. ジョーカーのバック

ジョーカーが自分の場にあるときは、自分の手札から2枚を場に出すことで、ジョーカーを代わりに自分の手札に戻すことができます。ジョーカーのバックを行った場合は、その番にはプレイとロストのいずれも行うことはできません。

 

3-4. ジョーカーとロストについて

ジョーカーはいかなる場合においてもロストを行うことはできません。

相手のプレイに対するロストをした場合(上記2-2-3)の状況で、ジョーカーに対してロストを宣言した場合にはロストは無効となり、ジョーカーはロストを宣言した側の場に加わります。また、ペナルティとして、ロストを宣言したプレイヤーは、自分の手札から1枚選び自分の場に置かなければなりません。

 

おわりに~調整中です!皆さんのご意見待っています~

『ロストポーカー』は、自分たちの手で駆け引きができるゲームを作りたいという発想から生まれました。ゲーム全体としてはオリジナルではあるものの、プレイと場の概念は『ごきぶりポーカー』から、ロストの概念は『ポケモンカード』から影響を受けています。役を作ることや相手の手札を読むという意味では、『麻雀』の要素も少し含まれているかもしれません。

問題なのは、テストプレイが不足していることです。特に、プレイと役については問題はありませんが、ロストについて制限やペナルティを調整したいと考えています。依然として開発中であるため、もしよければ一度プレイして感想やアドバイスをいただけると非常にうれしいです。

下のリンクが、筆者のTwitterとなります。

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