『ブロックス』とは、自分のタイルを角をつなげる形で置いていき、どれだけ盤面上に自分のタイルを置くことができるかを競うボードゲームです。タイルが置けなくなった段階で、置けなかったタイルのマスが一番少なかったプレイヤーが勝者となります。
シンプルながら戦略的なゲームで、子供から大人まで幅広い層で遊ぶことができるゲームです。
今回は、このゲームを始めて遊ぶ人に向け、『ブロックス』のルールがすぐに把握できるよう、図を用いてわかりやすく解説します。
ゲームの目的
ゲームの目的は、手元のタイルをできるだけ少なくすることです。プレイヤー全員が、タイルを盤面上に置くことができなくなった時点で、各プレイヤーのタイルのマスを集計します。
このとき、1マスにつき-1点として数えます。例えば、画像では4タイルが余っており、残ったタイルのマスの合計は19マスです。この時、そのプレイヤーの得点は-19点となります。
もし、すべてのタイルを置くことができた場合は、以下のように得点を計算します。
・全てのタイルを置くことができた。+15点
・全てのタイルを置くことができて、かつ、最後のタイルが四方が1マスのタイルだった。+20点
ゲームの準備
各プレイヤーは1色ずつタイルを手元に置きます。1色につき全21種類のピースがあります。
はじめに、各プレイヤーは、枠の角からタイルを置いていきます。この時、必ず枠の角にタイルの面が接するように置いてください。全員が1つずつタイルを置いた状態からゲームはスタートします。
ゲームの流れ
自分のタイルの角と角をつなげる形で、自分のタイルを置いていきます。この時、面と面とがつながってはいけません。あくまで、角と角とがつながるように置いてください。以下の画像をご参照ください。
左の画像では、自分のタイルの面と面とが繋がれた状態となっており、置くことはできません。右の画像では、角と角とが接しているためにタイルを置くことができます。
ただし、相手プレイヤーの置いたタイルであれば、面と面が接する形でタイルを置くことができます。
基本的なルールはこれで終わりです。この動作を、互いにタイルが置けなくなるまで続けます。
ゲームの終了
全てのプレイヤーが自分のタイルを全て置き切ったとき、または、全てのプレイヤーが自分のタイルを置けなくなったとき、ゲームが終了します。
上記の、ゲームの目的で説明したように得点を集計してください。この時、点数のマイナスが一番少ない人、あるいは、点数プラスが一番多い人が勝利となります。
いかがでしたでしょうか。
『ブロックス』は、シンプルながら奥が深いゲームです。非常に人気が高く、Amazonのボードゲームランキングでも、常に上位を維持しています。今回は、4人プレイのみ紹介しましたが、2人や3人でもプレイできることから、買って損はない良いゲームだと思います。
初心者の方への説明や、ゲームの雰囲気を知るためにこの記事を使ってもらえたらと思います。