操り人形 初心者のためのルール説明【簡略図解】

更新日 2022年1月13日

操り人形は世界観やゲームバランスが良くて非常に面白いゲームですが、ルールが独特なので説明が面倒なゲームです。なので初心者にもザックリルールが伝えられる様にルールを整理してみました。

操り人形とは

プレイヤ―は陰の権力者となって王国の人々を操り、城下町に様々な建物を建設していくカードゲームです。毎ターン、暗殺者や盗賊、建築家や王様など様々なキャラクターを操っていきます。誰がどのキャラクターを操ろうとしているのかを読みあい、そして自分が誰を操ろうとしているのかを悟られないように、ブラフや心理戦が重要となります。



ゲームの目的

ゲームの目的は、誰よりも都市づくりに貢献すること(=ポイントを獲得すること)です。なので最終的には、所有している「お金」ではなく建築した「建物」が重要となります。

ポイントの計算方法

ポイントの稼ぎ方は次の3通り

・自分が建設していた建物に示された金色シンボルの合計点

・5色の建物全てを1枚以上建設したら+3点

・8番目のp建物を建設したら+4点(最初)+2点(2番目以降)

ゲームの終了条件

何れかのプレイヤーが8番目の建物を建築したラウンドで終了となります。(即終了ではなく、そのラウンドの全てのキャラクターが行動し終わった段階で終了となります。)

ゲームセット

全てのプレイヤーは手札として建物カードを4枚ずつ、また金貨を2個ずつ受け取ります。またプレイヤーの中から一人親を決め、王冠コマを受け取ります。(王冠コマを持っている=親であることを示す)



ゲームの流れ

1ラウンドは次の流れで行われます。*1と2はプレイ人数によって多少異なるので注意が必要です。プレイ人数に合わせて必要なところだけ読んでください。

1.キャラクターの排除

まずラウンドごとにキャラクターの中から適切な枚数を抜いて公開する必要があります。

適切な枚数とは、

・4人以上なら”使用するキャラクター数(8or9)ープレイヤー数ー2”枚です。

・2~3人なら0枚です。

例えば8キャラクターで4人プレイなら2枚(8-4-2)、9キャラクターで6人プレイなら1枚(9-6-2)、という具合です。

ここで公開されたキャラクターはこのラウンドでは使いません。

2.操るキャラクターの選択

親のプレイヤーはまずキャラクターカードの中から1枚を見ずに選び、場に裏向きに伏せておきます。

そして残ったキャラクターカードの中から1枚を自由に選んで手札に加えます。

・4人以上の場合

その後、左隣のプレイヤーに渡していきます。最後のプレイヤーが2枚から1枚を選ぶようになっていれば正しい状態です。最後のプレイヤーは余った1枚を裏向きに伏せておきます。

・3人プレイの場合

3人プレイの場合は4人プレイの場合と同様ですが、キャラクターを2人ずつ操るのでキャラクターカードを2周回します。同様に最後のプレイヤーは余った1枚を裏向きに伏せておきます。

・2人プレイの場合

2人プレイの場合のみ回し方が少し違います。最初の親の選び方は同じですが、次からはキャラクターカードの中から好きなカードを2枚選び、どちらかを手札に加え、どちらかを裏向きに伏せます。3人プレイ同様に2周回し、同様にが2枚から1枚を選ぶようになっていれば正しい状態です。


3.各プレイヤーの手番

親プレイヤーは司会となり、キャラクター名とその順位を一人ずつゆっくりと読み上げます。「1番 暗殺者」「2番、盗賊」・・・など。

自分の操るキャラクターが親によって読み上げられたプレイヤーは、そのキャラクターであることを宣言して手札から公開し、手番を始めることが出来ます。(*つまり、キャラクター選びは親から始まりますが、手番は操るキャラクターに依存した順番になります)

3ー1 アクション

まず初めに以下のお金を貰うか、手札を補充するかどちらかを選択する必要があります。

・銀行から2ゴールドを貰う

・建物デッキの上から2枚のカードを引き、そのうち1枚を手札に加え、1枚をデッキの底に戻す。

3-2A 建物の建設

・左上に描かれている金貨と同じ数だけゴールドを支払って建設します。原則1ターンにつき1つのみ。

 

3-2B 特殊効果の仕様

・操るキャラクターの特殊能力を使います。これを使うタイミングはいつでも構いません。

4.ラウンドの終了

全プレイヤーのターンが終わったらそのラウンドは終了となります。キャラクターカードを全て回収してシャッフルし、次のラウンドに進みます。


以上でルール説明は終わりです。言葉だけではなかなか伝わりにくいので、デモプレイをしながら上記の順序で内容を伝えれば、あとは細かいルールだけ適宜確認すれば問題なくプレイできる様になると思います。

 

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