気の合わない人とボドゲ を遊ぶと、ボドゲが嫌いになるかも!?

更新日 2020年1月22日

はじめに〜気の合わない人とは離れた方がいい!?〜

 

結論から言うと、この記事は、自分が「この人と遊んでて苦しいな」と思う人とは、少しずつ距離をおいた方が良いのでは?という話です。

趣味を楽しむ際に、そのジャンルが狭かったり、遊ぶ場所が限られていたりするときには、多少ソリの合わない人とでも無理やり付き合ってしまいがちになってしまいます。しかし、気の合わない人と遊ぶことで、その趣味が嫌いになる可能性があります。今回は、ボードゲーム を通じて、この現象について筆者なりの解釈をしていきます。

筆者はTwitterを通じて、ボードゲーム プレイヤーに関する意見を拝見することがあります。ツイートの内容は様々ですが、批判や口出しによるマウンティングに苦しむ方や、楽しみ方の感性が異なることがきっかけでいざこざになる方もいました。

例えば、初心者の方歓迎の重ゲー会(少し時間のかかる戦略性の高いゲームを楽しむ交流会)に参加した初心者の方の体験についてのツイートを拝見しました。その方は、一緒に遊ぶプレイヤーから満足のいく説明を受けないままゲームを始めることとなり、後ろから見ていたプレイヤーから口出しをされたり、自分のプレイを笑われたりそのゲーム自体が嫌いになってしまったということです。

ボードゲーム 自体は、人と人とをつなぐものに過ぎず、結局のところ、楽しみの源泉になるのは一緒に遊ぶこととのなるプレイヤーの存在です。そのため、一緒に遊ぶプレイヤーが楽しくなければ、ゲーム自体が楽しく無くないと感じることに繋がるかと考えられます。そのため、遊ぶプレイヤーを正しく選ぶことは非常に重要です。

今回は、上記でもあるように、アナログな趣味を一緒に遊ぶプレイヤーについての話です。筆者の経験談を元に話していくため、もし、自分には関係ない話だと思った場合には、そういう考え方の人もいるんだというぐらいに考えてもらえればと思います。そのため、今回は気の合う人と出会うための機会を探す方法を考え、気の合わない人との関係が継続しそうになった場合にはどうすればよいかというのを筆者独自の視点で記述していきます。




1.そもそも一緒に遊ぶプレイヤーはどうやって探すのか。

そもそも、一緒に遊ぶプレイヤーはどのように探したらよいでしょうか。

友人や同僚にボードゲームの趣味を持つ方がいればよいですが、周囲に同じような趣味を持つ方がいない場合には、交流会やサークルなどで探す必要があるかもしれません。もちろん、野良での参加(ボードゲームカフェなどにそのまま1人で参加すること)も視野に入れてもいいかと思います。実際のところ、自分と同じような趣味を持っている方は、思ったよりも近くに大勢いらっしゃいます。特に、都市部であれば、同じ趣味を持つ方がいないと言う方はないかと思われます。

探し方としては、まずボードゲームカフェを調べ、その後、個々のカフェのイベントを見てみます。もし、そこで交流会があれば参加するのがよいかと思われます。また、交流会以外の日にいく場合には、カフェに直接連絡し、普段1人で来る方がどれくらいいるか聞いてみるのもよいかもしれません。自分と同じような方が多くいるのであれば、そこで同じ趣味の方と出会える可能性は高いと考えられます。

お店によっては、お一人の方でも歓迎しているところから、複数人で来ることを前提としているところまで異なっています。まずはネットで情報を検索し、自分の状況にあった場所を探してみましょう。

 

当サイトでもボードゲーム 交流会を定期的に行なっています。

「Game to Life」主催!ボードゲーム 交流会 2/9(日)@京都


2. 気の合う方ってどんな人?

個人的な見解ですが、趣味の合う友人は、必ずしも多ければよいというわけではありません。大人数で遊んでいると、それを忘れがちになってしまいます。もちろん、継続して一緒に遊びたい人は、人によって異なるかもしれません。ここでは、筆者独自の観点で、気が合うと思う要素を紹介していきます。

 

(1)その趣味自体を楽しんでいることが伝わってくる人。

「その趣味自体を楽しんでいる人」は、普通に考えれば、当たり前と取られるかもしれません。その趣味を楽しむからこそ、そのサークルや会に参加しているのだから、その趣味自体を楽しんでいると考えられます。しかし、アナログ系の趣味サークルに参加すると、「出会い目的」の人が一定数存在します。筆者が参加したボードゲーム 会の中には、ボードゲーム を遊んでいる最中に、男性側が女性側に私情を挟んだことで、ゲームバランスが大きく崩壊したことがありました。

もちろん、恋人や友人作りなどの関係性構築自体を行うことには、問題はないと考えています。しかしながら、それ自体が目的になってしまうと、周囲の真剣に趣味を楽しんでいる人とは相容れない存在となります。

そのため、もしその趣味自体に関心があるのであれば、「その趣味自体を楽しんでいること」は、気の合う人を探す中で重要な要素になるかと考えられます。

 

(2)距離感が合う人

「距離感が合う人」とは、会話をしていく中で、コミュニケーションの波長が合う人です。例えば、ボードゲーム を例に考えてみましょう。少しずつ会話を挟みながらゆるくゲームをしたい人もいれば、真剣に戦略を考えてゲームをしたい人もいます。どちらの楽しみ方も良いと思いますが、この場合には、同じようなコミュニケーションの程度や深さをする人同士の方が、互いに楽しくゲームができると考えられます。

どちらの楽しみ方もできる人であれば、おそらく、楽しみ方の幅も変わるとは思いますが、「距離感」は気の合う人を探す中で重要な要素の一つとなると考えられます。

 

 

(3)自分の行動に対して否定をしない人

「自分の行動に対して否定をする人」というのは、みんなが楽しんでいるときに、もっと上手くなることを強制したり、自分の方が優れていることについてマウンティングを取ろうとすることをさします。このような人は、趣味を楽しんでいる状態で、ときたま現れます。

自分の行動を否定されれば、その趣味自体が好きだったはずが、だんだんと嫌いになってしまうことがあります。もし、自分が相手に対してアドバイスを求めたのであれば、間違っている部分を修正してもらうことは、むしろありがたいと思います。しかしながら、ただ楽しみたいだけにも関わらず、「行動の否定」から入るような人は避けた方が良いかもしれません。

 




3. 気の合わない人と接していくこと。

しかし、経験上、一緒にゲームを遊ぶ中で、気の合わないプレイヤーもあらわれます。はじめからそれに気づくこともあれば、途中で徐々に気づきだすこともあります。ただ、それを口に出したり、実際に離れるのは案外難しいかもしれません。そこで、当記事では、いくつかの方法を提示していきたいと思います。

(1)明確に伝えて相手の変化を祈る。

もし、相手に何か明確な問題があると考える場合には、それをそのまま伝えることも一つの方法です。例えば、遊んだゲームで負けた時に、ゲームを「クソゲー」とすぐに罵る人がいるとしましょう。多少の冗談であればいいですが、自分の好きなゲームをそのように言われると心が痛みます。

そのような、細かい感性の違いであれば、「あんまりゲームの出来についていうのよくないと思うよ。」など促し、相手に改善を願うことが解決策の一つとしてあげられます。もちろん、直接言うのは容易なことではありませんが、その人とこれからも遊んでいたいと言う強い意志があるのであれば、この選択をとるのも選択肢の一つにはいるでしょう。

 

(2)その人以外の人と遊ぶ機会を作ってみる。

「その人とは気が合わないけれども、他に遊ぶ人がいないから」という理由で、その人と遊ぶことを続けている状況もあります。このときには、一度その人以外と趣味を楽しむ機会を作ることが方法と考えられます。上記で述べたように、同じ趣味を持つ仲間が少ないからこそ、その方と遊ばざるを得ないこともあります。

もし、いつもその趣味を遊ぶメンバーが固定的である場合には、別の方と遊んでみることも一つの選択肢です。この行為は、趣味を見返すきっかけにもなり得ます。交流会やイベントなど、同じ趣味を持つ方と触れ合える機会は大いに存在します。そこで一度遊んでみて、本当に「気の合わない人」とこれからも遊んでいくべきなのかを再考してみるのも良いかと思います。




おわりに

今回は、「気の合わない人と趣味をすると、ゲーム自体が嫌いになるかも?」と言う視点から、同じ趣味を楽しむ仲間探しの方法や「気の合わない人」との接し方について考えてみました。

「そんなに嫌ならすぐに離れればいいのでは?」と言う方もいらっしゃる方もいるかもしれませんが、実際に離れたくても離れられないような方を、私は今までよくみていました。クローズドな趣味であればあるほど、そこのコミュニティからは抜け出せないと言うケースは、様々な場所でみられると考えられます。

もちろん、人により考え方は異なるとは思うので、多少気が合わなくてもその趣味を楽しめれば良いと言う方は、その考え方を変える必要はないかと考えられます。しかし、自分が楽しいと感じていたはずの趣味が嫌いになってしまうほど、その人と気が合わないのであれば、距離を取ることも重要かと思われます。

 

 

また、当サイトでもボードゲーム 交流会を定期的に行う予定です。

もしよろしければ、奮ってご参加ください。

 

「Game to Life」主催!ボードゲーム 交流会 2/9(日)@京都

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