【ボドゲエッセイ】ボードゲーム 市場の過去と現在をレビューしてみた

はじめに〜ボードゲーム 市場の過去と現在〜

筆者のいとはきです。

私は、ボードゲーム ファンでもありながら、ボードゲーム の情報を発信する立場であるライターでもあります。そのため、ボードゲーム に関する情報を発信する側でもあり、ボードゲーム に関する情報を受信する側でもあるといえます。

そんな二つの立場を持つ私自身の願いは、「ボードゲーム がもっと日常に溢れる世界の実現」です。気軽に友人をボードゲーム に誘っても、「ボードゲーム って何?」と言われることのない世界。より多くの人が、「ボードゲーム について知りたい!」と思って、自分の書いた記事にアクセスする世界。そんな世界が実現すれば、私の人生はもっと豊かになると考えています。

その中で、今回テーマとして考えるのは「ボードゲーム 市場」です。「ボードゲーム 市場」とは、端的にいえば、ボードゲーム を売り買いすることができる場です。この市場の大きさは、ボードゲーム の普及や流通と強い相関を持っています。そのため、ボードゲーム 市場が大きくなればなるほど、一般層にボードゲーム が知られるようになると言えるでしょう。

今回は、ボードゲーム マーケット2019年秋も終了した現在から、ボードゲーム 市場について簡単にレビューすることを目的とします。詳細な分析をする記事ではないので、筆者の主観が介在することをご容赦ください


ボードゲーム市場を振り返る〜ゲームマーケットの拡大〜

筆者がボードゲーム を遊び始めたのは、2014年の頃です。そのため、自分の人生からはボードゲーム 市場の過去を語ることはできません。そのため、客観的なデータとして、ゲームマーケットの来場者数の図を参考にします。ゲームマーケットとは、ボードゲーム を製作する個人・企業と、ボードゲーム を買いたい個人とが出会う場です。今回はこのゲームマーケットの発展を、一つの指標として考えてみます。

参考元「開催データ ゲームマーケット」
http://gamemarket.jp/report/

データは2000年からありますが、参加者数は400人、出店数は32ブースとなっています。来場者数・出店数は2010年まで徐々に増加し、2010年には参加者数が2200人、出店数が140ブースまで増加しました。

2010年からは、春秋の2回に分けて開催されるようになったため、来場者数は加速度的に伸びています。また、2012年からは大阪や兵庫などの関西の主要都市での開催が行われるようになりました。そのため、さらに人数は増加しています。最新の2019年春のデータを見ると、2日間の開催の中で、参加者総数は25000人にのぼります。そのため、ゲームマーケットの参加者単体でみると、2000年に比べて60倍以上の参加者が訪れるようになったといえます。

確かに、このデータだけをみて、ボードゲーム 市場が格段に整備されつつあると判断するのは早計かもしれません。ボードゲーム マーケットは、まだコアなファン層が参加するイベントにとどまっているからです。ただ、ボードゲーム マーケットはボードゲーム 業界において、個人がボードゲーム を購入し、個人がボードゲーム を売るための場所を提供したという点で非常に大きな貢献をしていると考えられます。

一方、2015年の段階で、日本のボードゲーム 市場は30〜40億円となっており、1兆円規模のデジタルゲーム市場と比べるとまだ1パーセントにも満たないことがわかります。このことから、まだアナログゲーム市場は拡大途中にあると考えられます。

参考元「CEDEC 2016]日本のアナログゲーム市場の今と,その特徴。「アナログゲームが熱いって本当?」講演レポート」https://www.4gamer.net/games/999/G999905/20160825032/

 


おわりに〜ボードゲームのある日常の実現 〜

ボードゲーム が日常に溢れている世界が実現すれば、コミュニケーションの機会は増えると考えられます。ボードゲーム の性質上、人と人とが必ず顔を見合わせます。これは、実際に会わないと遊べないという点で不自由のようにも感じますが、この人と人とが同じ空間を共有するという行為自体が肝要であると筆者は考えています。

SNSが普及してきた今、大抵のことは離れていてもできるようになりました。これは、デジタルゲームについても同様で、ネット回線を通じてゲームをプレイし、ネット上でコミュニケーションを行うことができるようになりました。しかし、それゆえに、実際に会って遊ぶという経験が少しずつ失われているような気もします。それが正しいかどうかはわかりません。

現在のところ、久しぶりに誰かに会いたくなった時は、何かしらの理由づけが必要になっていると思われます。例えば、「久しぶりに顔を見たくなったから二人で会おう」と直球にいうのは、少しだけ重く感じてしまう人もいるのではないでしょうか。

そこで、大抵であれば「飲みに行こう」「ご飯食べに行こう」など二人で会話ができる場を提案することかと思います。

私が理想としている場は、このような状況で、「久しぶりにボードゲーム しよう!」といえる社会です。ボードゲーム は、楽しみながら会話をするツールとして大きく機能すると考えています。

もちろん、ボードゲーム はあくまで物体であり、人と人とを媒介するツールにすぎません。ボードゲーム の楽しさは、ボードゲーム も変数となりますが、相手となるプレイヤーが誰であるかによって大きく変化するものだからです。ボードゲーム がもっとありふれたものになる世界は、人と人とがより親密にコミュニケーションをとり、相手に寄り添う世界になるのではないかと、筆者は強く期待しています。

これからも、情報の発信者として、ボードゲーム 市場の拡大に貢献しようと考えていますので、今後ともよろしくお願いします。


アンケートご記入のお願い

現在、ボードゲーム を遊んだことのある方を対象にアンケートを行なっています。

5分ほどで記入できるため、もしよろしければ参加いただけると幸いです。

 

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