更新日 2020年2月21日
はじめに〜伝え方って結構大事〜
こんにちは、いとはきです。
皆さんには趣味がありますか?私の趣味はボードゲーム ・マーダーミステリー ・リアル脱出ゲーム・人狼・写真撮影など、多々あります。この中で、写真撮影を除いては社会的に大きく認知をされていない、いわゆるマイナーな趣味かと思います。
このようなあまり知られていない趣味を持っていることを誰かに伝える時、多くの場合「それってどういうもの?」と聞かれます。このときに、自分が好きである趣味をどのように伝えるかで、相手にその趣味の魅力を感じてもらえるかが変化するかと思われます。相手はその趣味についてしらないので、その趣味が魅力的かどうかは話し手にかかってくるのです。
例えば、友人の失敗談をあげましょう。
友人は合コンで、正面の女性に趣味は「人狼」であると伝えたそうです。
「どういうゲームなんですか?」と興味を持った女性に、
友人は以下のように答えました。
「10人くらいで集まって、話し合って人を殺すゲームです!」
すると、友人は女性に悲しそうな目で見られた後に、
「それは、すごいですね!」と愛想笑いをされたそうです。
こんなセンスのない伝え方をするのは、私の友人くらいしかいないかと思われますが、当然のことではありますが、伝え方というものは非常に重要となっています。
今回は、実際に誰かに自分の趣味を伝えるときに、より正しく・魅力的に相手に伝える方法についていくつかの観点から考えてみます。
1.自分の趣味を客観視してみる。
まず、重要なのは自分の趣味に対する自分の感覚と相手の感覚が異なることを把握することです。というのは、物事に関われば関わるほど、感覚は必ずと言っていいほどズレます。主観で考えれば普通のことであったとしても、他者からみたときには常理から外れていることは多々生じます。
そのときに、自分の趣味を自分の感覚で伝えてしまうと、相手には熱意は通じるが魅力は伝わらないという現象が生じる可能性があります。そのため、自分の趣味は、一般的にどのような立ち位置にあるのかを考える必要があるかもしれません。もし、客観的にみてメジャーな趣味であれば、自分の感覚で魅力を伝えても比較的問題はありません。しかし、客観的にみてマイナーな趣味であれば、どこから話すべきか頭の中で考える必要があるかと思います。
2. 相手が共感できるような魅力を説明する。
これは全く新しい価値を提供するような趣味では活用することはできませんが、相手が何かしらで触れたことがある趣味であれば共感するポイントがあるかもしれません。
例えば、カメラが趣味だという人が、あまりカメラのことを知らない人に「なんでレンズをたくさん買うのか」を聞かれたとしましょう。そのとき、「レンズによって「F値」や「ボケの感じ」が違うから買ってる」と答えたとしても、おそらく相手は魅力を感じはしないでしょう。むしろ、知識をひけらかしているように見える可能性があります。しかし、「夜景をもっと綺麗に撮りたいと思ったから」であったり、「もっと人の写真を綺麗に撮りたいから」といった理由を答えれば、比較的共感がなされやすいと思います。
ここで押さえたほうがいいのは、自分が魅力だと思っている点を、相手にわかる言葉で説明することです。自分にしかわからない説明をしたとしても、理解されなければ相手に届きません。このとき、趣味を始めた動機からはいると、共感は比較的なされやすいようにも思われます。
3. 実際に見てもらう、やってもらう
もし容易に見せられるものや、やってもらえるものであれば、そのものを見せる又はやってもらうのも一つの手です。言葉だけで説明しただけでは伝わらないこともありますが、実際に見せてみたり体験させてみることでその良さを実感してもらうこともできるはずです。
趣味によっては見せても価値がわかりにくいものや、やってもらうには時間的にも場所的にも難しいものもありますが、実物があることでイメージをつかみやすくなるかと思われます。
おわりに
伝え方によって、相手がその趣味に魅力を感じてくれるかどうかは大きく変わります。別に相手の理解を得られなくてもいいという方もいるとは思いますが、もし少しでも相手にその趣味を好きなってもらいたい又は受け入れて欲しいという方がいれば少しは参考にしていただければと思います。
もちろん趣味自体の価値を伝えることは重要ですが、それをどのようにして伝えるかで相手が魅力を感じてくれるかどうかは変化すると考えられます。筆者自身は、できれば友人にも広めていきたいと考えているので、伝え方は意識していきたいと考えています。