なぜ売れてるゲームばかり続編や拡張が出るのか【MBA第13講】

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ボードゲームではカタンカルカソンヌ、ドミニオン等、名作ゲームと言われるゲームには拡張版はつきものですね。最近ではパンデミックの拡張版が発売されたことも記憶に新しいと思います。

 *参考記事
 ・カタン拡張版
 ・ドミニオン拡張版
 ・カルカソンヌ拡張版
 ・パンデミック拡張版

 そこで今回は、このゲームのヒットから拡張版の発売までにまつわる経営学について解説していきます



 カタンやカルカソンヌのようなゲームは沢山の拡張版が発売されており、その傾向はそのゲームが人気であれば人気である程多く発売されます。そして、人気のゲームはさらに人気となっていきます。そういったゲームでは次々と拡張版が発売されるのに対し、マイナーなゲームで「こんな拡張版あったらいいのにな…」と思っていても、マイナーゲームで拡張版が出る事はあまりないですよね。

 これはネットワークの経済性が働くからです。

 ネットワークの経済性とは、ザックリいうとその商品やサービスを利用する人が多ければ多いほど、その商品やサービスの価値も向上していくというものです。

 ボードゲームを発売するメーカー側からすれば、そのボードゲームをプレイしてくれる人が多ければ多いほど、そのゲームは魅力的な市場ですよね。なので、人気であればその分だけ「拡張版」も出そうという気になります。そして「拡張版」が発売されると、そのゲームの遊び方も増えるので、ゲームもより魅力的になりますよね!そしてゲームが魅力的になると、さらに多くの人がプレイするようになります。結果、メーカー側からはさらに「拡張版」を発売したい魅力的な市場となります。



 ちなみにネットワークの経済が働いているものの、最も代表的な例としては「PS4」のようなゲーム機が挙げられます。

 PS4も、持っている人が多いほどソフトメーカーにとってソフトを開発するメリットが大きいので沢山のソフトが発売されます。そしてユーザーにとっても、利用できるソフトが多くなるほどPS4は魅力的になるので、より多くの人がPS4を買うようになります。最近だとモンスターハンターワールドが発売されたのでPS4を新たに購入しようというような人も多いのではないでしょうか?

 ネットワークの経済性はその他にもケータイ電話メルカリのようなサービスにも見られますね。

売れてるゲームばかりに続編や拡張版が出るのも、売れてるばかりゲーム機にソフトが出るのも当たり前と言えば当たり前ですね。そのような一見不平等に見える現象は、経営理論的にも合理的なのです。

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