協力型ボードゲーム『パンデミックシリーズ』を総まとめ!!!

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パンデミックシリーズは、数ある協力型ボードゲームの中でも屈指の名作といわれているシリーズです。パンデミックとは、プレイヤー間で協力し人々が感染しているウイルスの治療薬を完成させ、ウイルスの根絶を目指すゲームです。ゲームの難易度は中級者向けであり、カタンやカルカソンヌなどの中量級ゲームに親しんでいれば、難なくルールを把握できる様なゲームとなっています。

このパンデミックシリーズは、通常版に対応するよう拡張版や、多くの独立作品が登場しています。今回の記事では、パンデミックの新版である『パンデミック 新たなる試練』から最新作『パンデミック ライジングタイド』までを紹介していきます。


パンデミック 通常版

パンデミックの通常版は、全ての拡張版の基礎になるため初めに買うべき作品です。拡張版は単体で遊ぶことはできず、この通常版の存在が必要となります。

パンデミック 新たなる試練

2007年に発売された新版のパンデミックです。旧版と異なる点については、駒が小型になりプラスチック製となったことや2枚の役割カードが追加されたことなどがあげられます。それぞれのプレイヤーは特有の役職を有しており、それぞれが固有能力を持っています。プレイヤーたちはこの能力を最大限に活かし、ウイルスの感染を食い止めていくことが目的となります。4つの病原菌に対する治療薬を完成させると、プレイヤー全員の勝利となります。

このように、パンデミックはプレイヤー間でのチームワークが非常に重要になるゲームです。従来のプレイヤー間における対戦型のゲームとは異なり、チームとしての協力が核になるという点で、当時は話題になりました。各プレイヤーは、自分のターンには自分で行動しますが、一つのチームとしての能力を最大限にまで高める必要があるゲームです。


パンデミック 拡張版

拡張版は、パンデミックの通常版の面白さをさらに引き出したり、新たな要素を追加したりできるものとなっています。普通のパンデミックでは物足りなくなった方やもっとパンデミックを楽しみたい方にオススメです!!

パンデミック 迫りくる危機

基本版の楽しさや戦略性はそのままに、3つのチャレンジルールが追加されます。

①4つある病原体の一つが、猛毒性の病原体に変異する「猛毒株」

②第5の病原体が発見される「変異種発見」

③プレイヤーの一人が敵となる「バイオ・テロリスト」

他にも5人プレイ用ルール、最高難易度ルール、追加の7つの役割と8枚のイベントカード、病原体コマを収納できるペトリ皿などが入っており、パンデミックをもっと楽しめるような拡張セットになっています。

パンデミック  科学の砦

パンデミック拡張版の第二弾。第一弾と同じく、3つの新たな楽しみ方が追加されます。

①病原菌のサンプルから、研究所で治療薬の開発を行う「研究所チャレンジ」

②2人1組の研究チームを編成して戦う「チーム戦」

③1人で病原菌と戦う「ソロプレイルール」

この拡張版では、3つの新イベント、4つの新たな役割、追加の「猛毒株」の効果、「変異種」チャレンジ等、新たなシナリオが追加されます。

パンデミック 緊急事態宣言

パンデミック拡張版の第三弾。

この拡張版では、5つの新たな役割と7つのイベントが追加されます。また、次の4種類の新たな遊び方が追加されます。

①病原体の成長を遅らせることが可能となり、ゲームの難易度を調整できる「検疫」

②動物から人間へ感染する病原体の拡大を阻止する「遠隔地チャレンジ」

③予期せぬ出来事が起こる中で治療薬を開発する「緊急事態イベントチャレンジ」

④薬剤に耐性を持っている病原体に対して、ワクチンを開発して根絶を目指す「スーパーバグ・チャレンジ」

この拡張版は、「パンデミック 新たなる試練」だけではなく、他の拡張版である「パンデミック 迫りくる危機」・「パンデミック 科学の砦」と併せてプレイできます。


パンデミック 独立作品

パンデミックを持っていない方でも遊ぶことができる、通常版とは独立した作品です。パンデミックの要素を残したまま独立している物から、全く新しいゲームのようになっているものまであります。そのため、通常版と併せて遊ぶことができないので注意が必要です。

パンデミック 完全治療

パンデミック通常版が無くても遊べるダイスゲーム型の作品です。パンデミックのテーマはそのままに、プレイヤーは協力して世界に広がっている病原菌を倒していきます。時間の経過とともに増殖する病原体。病原体の放置により発生するエピデミック、アウトブレイクの発生という緊張感もボードゲーム版と同様に存在しています。通常のパンデミックの時に要求されたようなチームワーク、対応力、そしてダイスの運を味方につける必要がある作品となっています。

パンデミック 接触感染

パンデミックとは異なるカードゲーム型の作品となっています。 ゲームのテーマはパンデミックの通常版となっていますが、今回は大きく異なる点が二つあります。一つ目は、プレイヤーが人間側ではなく病原体となることです。病原体となったプレイヤーの目的は、人類に対して被害を与えることです。今まで敵であった病原体が自らなるというのは面白いですね。二つ目は、協力ゲームではなく個人戦であることです。最も人類に対して脅威を与えたプレイヤーが勝者となります。


パンデミック レガシーシリーズ

パンデミックに時間軸が追加された、1度しか遊べないパンデミックシリーズです。

パンデミック;レガシー シーズン1

『パンデミック;レガシーシーズン1』には、の二種類のパックがあります。どちらも1度きりしか遊べず、1カ月の戦いを12カ月繰り返すという仕様となっています。そのため、プレイ時間は60分(1カ月)×12で、12時間という驚きの長さ!!日をまたいでのプレイが予想されます。

また、ゲームの展開によってさまざまな追加要素がシークレットボックスから現れます。追加要素は、キャラクターの能力やルールが書き換わるなど、その時だけ・自分たちだけの『パンデミックワールド』が楽しめるものとなっています。このゲームは、パンデミックの通常版を必要とはしないため、これ単体でパンデミックの世界を楽しむことができます。

パンデミック;レガシー シーズン2

『パンデミック;レガシーシーズン2』の世界では、人類は疫病から逃れ避難所と呼ばれる会場の施設で暮らしています。疫病が萬栄している地域から遠く離れることで、人類を存続させています。しかし、避難所から遠く離れた都市と連絡が取れなくなり、事態は厳しくなります。そこで、プレイヤー人類繁栄のために細菌を撲滅することを図るというストーリーです。

シーズン1と同様に、プレイヤーの動向によってゲームの世界が大きく変わります。黄色黒色の箱の二種類があり、これも1カ月×12回のプレイ内容となっています。シーズン2というタイトルですが、シーズン1は必要なく、このセット単体でプレイすることができます。


別のテ―マのパンデミック

パンデミックの通常版と独立した作品です。特定の地域を舞台にするものから、『ウイルス』とは異なる障害に立ち向かう作品があります。協力型ゲームであることには変わりはなく、通常版のパンデミックと同じようシステムでゲームが進行します。

パンデミック:イベリア

『パンデミック』の舞台を世界から19世紀のイベリア半島という狭い地域にした作品です。プレイヤーは、第二次王立遠征隊として、マラリア・チフス・コレラ・黄熱の4種類の疫病の研究を行っています。疫病の萬栄の阻止のために、プレイヤーは馬車・ボート・鉄道などの移動手段を用いて様々な土地を周ります。

勝利条件はこの4種類の疫病を研究することですが、史実に基づいた12種類のイベントがプレイヤーを待ち受けています。『パンデミック』のスピンオフとして、少し違った面白さを味わえる作品です。

 

パンデミック:ライジングタイド

今回の作品で人類の敵となるのは『ウイルス』ではなく『水害』です。パンデミック通常版と同様の協力システムを活かして、人類を洪水や浸水から守ります。オランダの文官である各プレイヤーは、それぞれ特殊な能力を持っています。その能力を活用し、洪水を防ぐための水利施設を4つ建設すればゲームに勝利することができます。一方、オランダが洪水の範囲が広がったことにより壊滅した場合や、時間が使い果たされた場合には、全員が敗北となってしまいます。

テーマの異なるパンデミックシリーズですが、その面白さは健在です。パンデミックの『ウイルス』との戦いに飽きた方は、新たな敵とも戦ってみてはいかがでしょうか?

 

パンデミック:クトゥルフの呼び声

 

今回のテーマは「邪神復活の阻止」、探索者となったプレイヤーは協力して邪教の信徒や怪物を退けていきます。パンデミックのシステムを用いているため、全員が協力して勝利を目指す必要があります。

舞台となるのはニューイングランド地方。病原体の代わりに邪教の信徒のコマを用います。特殊能力を持っている探索者もそれぞれコマが用意されており、コンポーネントも充実しています。プレイヤーは邪教の信徒を退けつつ、ゲートを封印して邪神の復活の阻止を目指します。

TRPGでもお馴染みのクトゥルフですが、パンデミックシステムで楽しんでみてはいかがでしょうか?


 いかがでしたでしょうか?今回の記事ではパンデミックシリーズについて一挙にまとめてみました。その人気から幅広い種類が発売されており、拡張版や独立作品などどれを買えばよいかわからないこともあるかもしれません。既に多くの作品が発売されているため、それぞれの追加要素や楽しみ方を参考にしつつ、自分に合ったものを選ぶのが良いかもしれません。

この記事が皆さんのパンデミックライフをさらに楽しくするものとなれば幸いです。

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