更新日 2020年2月5日
ここでは北海道のクリエイティブスタジオ「バナナムーン・ステュディオ」のボードゲーム、「どうぶつのおしりCARD」と「ババカード」を紹介します。
どちらもゲームマーケット2019秋にも出展されていた作品で、簡単で誰でも遊べるトランプようなカード。デザイン・コンセプトが面白く、初心者やファミリーにオススメしたい作品です。
「どうぶつのおしりCARD」
どうぶつのおしりカードは、10種類の「どうぶつのおしり」と、ジョーカーの「コーモンちゃん」が描かれたカードです。
ウサギのおしり、クマのおしり、アヒルのおしり等、可愛い動物たちのおしりが描かれています。
裏面は綺麗な桃色のおしりになっています。
同じカードが4枚ずつあるので、トランプゲームの「神経衰弱」や「ババ抜き」、「ブタのしっぽ」の様にして遊ぶことが出来ます。(以下、「どうぶつのおしりとおしり」ゲーム(神経衰弱)をプレイ中)
マークの違いがなく、数字が動物に置き換わったトランプの様なものなので、多くのトランプゲームをそのまま、もしくは簡略化してこの「おしりカード」で遊ぶことが出来るでしょう。むしろマーク等が無い分単純であり、可愛い絵柄でビジュアル的にもイメージしやすい分、小さい子供も大人も楽しく遊べると思います。
ちなみにカードはマット加工がされていて、手触りが良くさらさらしていて、触り心地も気持ちいいのも個人的には結構好きなポイントです!
「ババカード」
ババカードは、9種類の{ババ」さんの苗字と「おばば」が描かれたカードです。
9種類のババさんとは「馬場」「場場」「番場」「羽場」「馬塲」「馬庭」「馬々」「場々」「橋場」で、これらが4枚ずつ入っています。あなたの周りにいるババさんはどのババさんでしょうか。これに加えて「おババ」のカードが2枚、(拡張版を加えて合計4枚)があります。
ババカードは同じカードが4枚ずつあるので、トランプゲームの「神経衰弱」や「ババ抜き」、「ブタのしっぽ」の様にして遊ぶことが出来ます。(全部「ババ」ですが笑)また手札5枚と引いたカード1枚で3×2の組み合わせを作る麻雀の様な遊び方も出来ます。
筆者も神経衰弱で遊んでみたところ
取った!と思ったら「馬場」と「馬塲」で微妙に違い・・・笑
通常のトランプの神経衰弱とはまた一味違った面白さもありました!
このカードでプレイしている中では「それも、ばばやねんけどなーこのばばちゃうねん」「普通の馬場さんどっかで見たなぁ」「間違えた~うまにわさんや~」等と普段は絶対口にしないような良くわからないパワーワードが飛び交いながらも非常に盛り上がりました。
そして、プレイ終盤には「馬場」を見て、「あれ?馬場ってこんな字だったっけ?」と場所の「場」の字が書けなくなる程にゲシュタルト崩壊も起こりました笑。
「漢字」が書かれたカードで遊ぶゲームですが、漢字が読めなくても文字の見た目の違いさえ分かればよいので、子供や外国人の方でも楽しめます。
「ババ」の漢字の違いも楽しみつつ「ゆる~く」遊べるので、大人同士でも盛り上がります。もちろん、トランプゲームならインストもほぼ不要なので一緒に遊ぶのも楽!ボードゲーム会やボードゲームカフェでも最初の一ゲーム目や、途中の休憩がてらにゆる~く遊べる良いゲームだと思います。
また海外の方に、「日本には同じ読み方でもこんなに色んな表記の漢字があるんだよ」という日本の名前の奥深い部分を一緒に味わってもらっても良いかもしれませんね!