ブラフ

更新日 2018年6月16日

おすすめ度 ピロQ ☆☆☆☆☆ いとはき ★★★☆☆

                                                          

 

『ブラフ』は、ダイスを振って出た目の合計数を予想するボードゲームです。ボードゲームの説明を受ける際、『ブラフ系のゲーム』という表現がよく用いられるため、名前は聞いたことがあるという方も多いのではないでしょうか?そもそもブラフは日本語で、”はったり”という意味です。このゲームは、その名の通り“はったり”が重要となるボードゲームです。それでは、このゲームについて簡単に説明し、簡単なレビューをしていきます。

このゲームは、普通のものとは少し異なるダイスを使用します。このダイスには1から5までの数字がありますが、6の数字がある面には☆のマークが描かれています。☆のマークは、何の数字にでもなる出目となります。まず、全員で一斉にダイスを振ります。この時には、自分のダイス以外は見えないようになっています。

最初のプレイヤーは、場にあるダイスの合計を予想して、ある特定の出目のダイスが、何個以上あるかを予想します。例えば、「2の目が2つ以上」と言ったとしましょう。次のプレイヤーが取れる選択肢は二つあります。一つ目は、さらに上回る出目か個数を宣言することです。例えば、「3の目が2つ以上」でもいいですし、「2の目が3つ以上」でも構いません。ただし、必ず出目か個数のどちらかが、上回っている必要があります。二つ目は、ダウトの宣言です。ダウトとは、前のプレイヤーが行った宣言が間違っていると思ったときに取る行動です。例えば、前のプレイヤーの「5の目が6つ以上」という発言に対してダウトを行ったとしましょう。この時、隠していたダイスを一斉に公開して答えを確認します。ダウトに成功した場合、発言したプレイヤーにペナルティが課され、ダウトに失敗した場合はダウトを行ったプレイヤーにペナルティが課されます。ペナルティは、ダイスの没収です。ダイスがなくなったプレイヤーはゲームから脱落します。こうして、最後に残っていたプレイヤーが勝者となります。

このゲームは、非常にシンプルながら奥が深いゲームです。自分のダイスの目しかわからない分、場にある合計の目を推理しなければなりません。もちろん、ダウトをするのにもリスクがありますが、ダウトをやめて次の人に回すと、自分がダウトを受けるリスクが高まります。運の要素が強いと思いきや、意外と頭を使うゲームとなっています。『インディアンポーカー』『コヨーテ』等の、“はったり”を用いるゲームがお好きな方は、このゲームも楽しめるのではないでしょうか?ルールも簡単なため、初心者から上級者まで幅広く楽しめるゲームとなっています。



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