コナン、カイジ、ダンガンロンパ、大人気アニメが名作『汝は人狼なりや?』とコラボ!!!

更新日 2018年3月6日

『汝は人狼なりや?』とは、パーティーゲームの普及の名作です。一般的には、人狼という名前で知られています。

プレイヤーは、村人陣営人狼陣営に分かれ、自分の正体を隠したり他のプレイヤーと交渉したりしながら、相手の正体を探ることを目指します。基本的には、村人が全ての人狼を処刑することができれば村人陣営の勝利になります。一方、人狼村人を襲撃していき、人狼村人の数が同数になるまで村人を減らすことに成功すれば人狼陣営の勝利となります。

この人狼は、似たようなテーマを持つアニメとのコラボがされています。今回は、これらのアニメと『汝は人狼なりや?』とがコラボした作品について3つ紹介します。




名探偵コナン 犯人推理ゲーム 人狼タイプ

 

『見た目は子供、頭脳は大人』でおなじみのアニメ作品である名探偵コナンと人狼のコラボ作品です。ルールは普通の人狼とほとんど同じですが役職が異なり、それぞれコナンの登場キャラクターの名前が付けられています。

例えば、一般の『汝は人狼なりや』における人狼に相当するのが犯人です。犯人陣営は、市民陣営を欺きつつ、1日に1人を狙って襲撃します。一方、市民陣営は、占い師の効果を持つ探偵や、狩人の効果を持つ警察等の力を借りて犯人の特定を目指します。また、どちらの陣営にもつかない黒づくめの組織等、コナンではおなじみのキャラクターなども出てきます。

ルール自体はほとんど変わらないため、コナンの雰囲気を楽しみつつ人狼を楽しみたい方にオススメの作品となっています。

 

カイジ×人狼 疑心暗鬼編 JINROH

ギャンブル漫画の名作カイジ人狼の夢のコラボ作品です。通常の人狼の要素に加え、カイジならではの特殊要素が加わっています。特に大きく異なるのは、ゲーム内通貨であるぺリカ札の授受とメダルによる能力発動の二つです。

まず、ペリカ札の授受についてです。ペリカ札はカイジの作中で登場する通貨で、帝愛グループ内で様々なものの売買に用いられています。初日の朝に5万ペリカがそれぞれ配られ、その後朝が来るたびに1万ペリカが配られます。このペリカ札は、プレイヤー同士で売買することが自由となっています。そのため、人を買収したり交渉の材料に用いたりすることができます。

また、投票によって自分自身の処刑が決まった際にも、5万ペリカを支払うことで処刑を回避することができます。そのため、ペリカ札をいかに使うかがゲームのカギを握ります。

次に、メダルについてです。メダルとは、その人に1日限りの役割を与える効果を有するトークンであり、ペリカ札で購入することができます。このゲームでは、人狼陣営村人陣営かは最初に決められます。しかし、村人陣の中での能力となる占い師や霊媒師のような要素はこのメダルで与えられます。そのため、村人陣営人狼陣営もいかにしてこのメダルを活用するかが重要となります。

このように、カイジ×人狼人狼に多くの要素を追加したほとんど異なるゲームとなっています。カイジの世界観に触れてみたい方、いつもと違った人狼を楽しみたい方にはおすすめの作品です。



人狼系なりきり推理ゲーム ダンガンロンパ1・2 超高校級の人狼

ダンガンロンパとは、「超高校級」と評される飛びぬけた才能を有する生徒たちが閉鎖空間の中でコロシアイ生活を強いられ、その中で他の誰かを殺害してしまった犯人を、生徒同士の学級裁判で探し出すというストーリーの作品です。ゲームが原作となり、その人気からアニメ作品にも派生しました。

この超高校級の人狼は、先に述べたようなストーリーとの親和性が非常に高く、作中の学級裁判を実際に体感できるようなゲームデザインとなっています。また、大規模な追加要素も加わり、普通の人狼よりも高い推理力を要求されます。

例えば、個別能力がそのうちの一つとしてあげられます。通常の村人・人狼・占い師のような役割を与えるロールカードに加えて、各プレイヤーは自分のキャラクターを選択します。ゲームやアニメの中で存在しているキャラクターは、その性格や超高校級の才能に応じて特殊能力を有しており、それをゲーム中の指定の場面で使うことができます。

ダンガンロンパの学級裁判を疑似体験できる作品となっていると考えられます。


いかがでしたでしょうか?今回は、人気アニメ人狼がコラボした作品を3つ紹介いたしました。人狼テーマをそのアニメ作品で再構築したものから、既存の人狼に新たな要素を組み入れたものまで様々なものがあります。

人狼はプレイしたことはなくても、コラボしているアニメ作品は知っている方にはお勧めですし、人狼アニメも両方ご存知の方は、よりゲームを楽しむことができるのではないでしょうか?

このようなコラボ作品はアニメファンの方を、人狼等を含むアナログゲームの世界へと引き入れる橋渡しにもなるのではないかと考えております。

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