更新日 2018年6月16日
おすすめ度 ピロQ ☆☆☆☆☆ いとはき ★★☆☆☆
キャッチ・ザ・ムーンは、『月を捕まえる』がコンセプトとなる雰囲気のあるボードゲームです。数字の代わりに絵柄が描かれたダイスを振り、出た目の指示に従います。この時、はしごを組み合わせて積み上げていくのですが、ミスをしてしまうと涙の形をしたコマが手渡されます。この涙のコマは月の流した涙のようですね。どこか詩的で美しい感じがします。月を3回泣かして涙コマを3つ獲得してしまったプレイヤーは、ゲームから脱落してしまいます。
ゲームの要素としては、ジェンガに近い形ではあるものの、私自身の意見としては、積み上げていくときにハラハラドキドキという感情はありませんでした。実際にこのゲームをプレイした時は、何か作品を作っているような高尚な気分を感じました。組みあがった完成形は、それぞれのゲームごとで特徴が異なるため、終わった後に眺めるのも楽しいかと思います。
戦略というよりも技術がモノをいうゲームであることから、手先が不器用だとすぐに脱落してしまいますしかし、脱落しても、ジェンガと違って喪失感がないのもいい点かもしれません。女の子受けもよさそうなボードゲームでもあるため、気軽に女の子を誘ってみてはいかがでしょうか?