【人狼虎の巻】人狼初心者のための基本的な発言・考察のコツを徹底解説!!

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はじめに-「寡黙吊り」はなぜ起こるの?-

 

まだ人狼ゲームを始めたばかりの時、何を発言したらいいのかわからず、そのまま処刑されてしまったことは、誰しもある経験ではないでしょうか。このようにあまり発言しない人を処刑する流れ、いわゆる『寡黙吊り』は、どのタイプの人狼ゲームでもよく見られる流れです。

 

 

「多弁な狼もいるのに喋らないだけで疑われるのはなぜ?」と思われるかもしれないのですが、実は大きな理由があります。それは、人狼ゲームが、議論すればするほど村人陣営が有利になるゲームだからです。

実際のゲーム中、狼陣営には非常に大きな心理的な負担がかかります。これは人狼陣営という立場でありながら、村人陣営であるかのように立ち回らなければならないからです。この行為を自然に行おうと試みると、人狼陣営は人狼陣営としての思考と村人陣営としての思考の両方が要されるため、非常に脳に疲労がたまります。その結果、ふとした発言に違和感が生じ、自らが人狼陣営であると村人陣営に勘づかれる契機となります。狼陣営からすれば、「嘘をつかず隠したい!」というのが本音でしょう。

そのため、人狼ゲームにおいて「発言」という要素は非常に重要です。特に、ゲームに勝利できるかどうかは、役職を持っていない村人の活躍が大きなカギを握るため、役職を持ってないからと言って消極的になってはなりません。今回は、議論内容として役立つ、注目してほしい個人の発言要素に触れ、市民か狼かを判断する要素を掴んでいただきたいと思います。




定義と前提

本文では、9人村11人村の基本役職を想定し、ゲームの流れもこれに従って行われることを前提とします。役職は人狼ゲームによって異なりますが、本文では太文字の名称で今後進めていきます。

村人=市民,    占い師=予言者

霊能者=霊媒師=霊能力者,    狩人=ボディーガード

人狼,   狂人=多重人格者=裏切者


議論に役立つ発言精査の5箇条

大前提として、このゲームで最も深く広く思考する必要があるのは、人狼陣営に属するプレイヤーであることをあげます。人狼陣営は、噛み先・黒塗り先・役職騙りの論理構成など、考えることが数多くあります。本当のことだけを言えば辻褄が合う村人陣営に対して、人狼陣営は自分の頭の中で嘘の論理を構成しなければなりません。

ある嘘についての研究では、人間は真実を隠蔽するのは上手ですが、真実を作りかえ嘘をつくのは比較的苦手な生き物であるとされています。そのため、その嘘の綻びを発言から紐解いていくことが重要です。以下の5箇条は、村人陣営であれば容易に導くことができ、人狼陣営であれば少し回答に戸惑ったり答えが出なかったりする要素となります。『何を発言すればよいかわからない』、『どのように人を疑えばいいかわからない』という方は参考にしていただければと思います。


①視点が漏れてない?情報量は適切?

人狼陣営村人陣営の視点で考えるように際には、視点が漏れてしまうことがあります。これは、人狼陣営が情報量を多く有することに起因しています。人狼陣営であれば仲間の位置や真の役職が容易に把握できます。そのため、村人目線で話すはずが、本来知ってはならないような要素を発言してしまうことがあります。例えば、役職の真偽が確定していないのにその役職を真であるかのようにいったり、残りの人狼陣営の数が確定していていないのに「残りの人狼は2匹だよね」のように明確に発言することがあげられます。

客観的に見ると対策はできそうですが、情報量が過大に与えられている状況ではどうしても視点漏れが生じます。そのため、この点について精査することは非常に有効であると考えられます。



②発言内容や論理は一貫してる?

村人陣営人狼陣営の勝利条件は、当然のことながら異なります。村人陣営は人狼を吊って勝利することを目的としますが、人狼陣営はできる限り仲間の人狼を吊らずに村を進行させることが目的となります。そのため、人狼陣営は発言内容と論理の一貫性が損なわれます。例えば、最初の昼に怪しいと発言していたはずが次の昼には急に矛先が変わったり、ある人を怪しいと発言したのに明確な理由がないことがあります。

 

 

人狼陣営村人を処刑するよう誘導しなければ、ゲームに勝利することができません。そこから論理に綻びが生じます。そのため、注意深く発言内容を覚えておくことは難しいですが、発言内容や論理のブレが村人特有のものか、人狼陣営特有のものなのかを精査することが重要だと考えられます。

 

③時間の経過とともに発言は伸びてる?

人狼陣営は、先に述べたように役職のない村人よりも情報量を多く有しています。そのため、人狼陣営村人に比べて、最初の時点ではある意味考察がしやすいともいえます。しかし、村人は情報が増えるにしたがって、段々と発言の材料が揃ってきます。そのため、村人は初日の昼から最終日にかけて徐々に考察の質が高まって来る傾向にあります。一方、人狼陣営は情報が初めから与えられているため、発言が伸びないことが多くあります。

人狼ゲームをしていると、初日に発言の伸びがよかったプレイヤーが、段々と発言のキレがなくなるという状況に直面すると思います。その際に、その人は『はじめから一定の情報が与えられていることから、発言することがなくなってしまった人狼陣営ではないかと疑うことが、重要な発言精査のうちの一つだと考えられます。

 

④プレイヤー間で連携や同調行動がない?

ここでは人狼陣営の中の人狼について考えます。人狼は、単体で行動するわけではなく、群れで行動します。そのため、プレイヤー間で照らし合わせたような投票先になったり、かばい合うような行動(ライン形成)が見られるようになったりします。もちろん、あえてお互いをお互いを疑うという行為(ライン切り、身内切り)もありますが、無意識のうちに自分の仲間と同じような発言をしてしまうということはよくあります。

このように、プレイヤー間の発言の同調性や投票先等、繋がりをみていくことが議論の材料になるかと思います。この点からもわかるように、発言の少ないプレイヤーにはあえて発言をするように促し、自分が村人だと思う位置人狼だと思う位置を挙げてもらうを述べてもらうというのも、議論を進めていくのに役立つかもしれません。

⑤発言が保守的になってない?

人狼陣営は、常に自分が見られていると意識します。そのため、人狼陣営に属するプレイヤーは「誰かを疑うような発言をすると逆に疑われてしまうのではないか」という気持ちを抱くようになります。このことから、人狼陣営村人に比べて寡黙になったり、必要以上に他人を村人と信じ込むような発言(すり寄り)を度々行うようになります。自分を信じてくれるプレイヤーがいた場合、その人を反対に信用したくなるのは心理学的に証明されています。

しかし、自分を信じてくれているのは、その人の本音なのかそれとも人狼陣営のすり寄りなのか、立ち止まって考える必要があるかもしれません。保守的な発言をされてしまうと、基本的に人狼なのか村人なのか区別するのが非常に難しくなります。そのため、あえて自分から相手を疑うという行為が重要になってくるかもしれません。自分から相手を疑い、反応を見ることで保守的な人狼陣営に積極的な発言を促すことができると考えられます




おわりに₋『発言』と『考察』を楽しもう!₋

筆者は、人狼ゲームの内容としての魅力は大きく二つあると考えています。一つは、信頼を得られるように『発言』すること。もう一つは、他プレイヤーの発言を聞いて『考察』することです。この二つは、言葉だけでゲームが成立する人狼ならではの楽しさです。

 

私自身は、人狼ゲームの本質は疑うことではなく、人の心に寄り添うことではないかと考えています。人狼ゲーム内の『発言』『考察』の過程は、『自分だったら何を考えるか』『相手の立場ならどうするか』、ということについて考える行為です。確かに、ゲーム内では互いに疑い合うことでギスギスすることもあるかもしれません。しかし、ゲームが終わればゲームが始まる以前よりも、互いについての理解が深まるのではないでしょうか。

今回の記事が、皆様の人狼ライフをより豊かにするものとなれば幸いです!!

 

 

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