カルカソンヌ~ルール簡略図解~

カルカソンヌ

このコーナーでは、ボードゲーマーが初めてボードゲームをやる時、勧める時の面倒なルール説明の手間を省けるよう、「なんとなくルールが分かる」ようにザックリとルールを説明します。

「これだけ」を押さえておけば、あとは例外パターンや細かいルールを、ルールブックで調べて適宜対処出来すれば問題なくプレイ出来るくらいになるように想定しています。初プレイ時やインスト時に是非ご利用ください

<カルカソンヌとは?>

カルカソンヌ
カルカソンヌとは、古代フランスの世界でや道を作っていきながら、「ミープル」という駒を使って、点数を稼いでいくゲームです。プレイヤーの使える「ミープル」の数には限りがあるため、それらを上手に使っていくことが勝敗の鍵となります

<ゲームの目的>

ミープル

「ミープル」は未完成の等に置くことが出来る駒です。に置けば盗賊、に置けば騎士、教会に置けば修行僧、草原に置けば農夫として働く万能なあなたの手下です。勝利に必要な点数は、全てこの「ミープル」を使って稼いでいきます。



このゲームで点数を稼げるタイミングは2つあります。

1.等が完成した時:そこで働いているミープルを回収して点数を得ることが出来ます。

2.ゲーム終了時:未完成の等に置いてあるミープルの点数を得ることが出来ます。

ミープルを置ける場所は4種類あり、それぞれ点数が違います。

場所回収得点得点方法
道タイル数×1pt
中~中~城タイル数×2pt (未完成は、1pt)
教会やや大教会の隣接するタイル数+1pt
草原不可中~隣接する完成した城の数×3pt (完成しないのでミープルを回収不可)

点数の大きいものに置くと、その分だけミープルの回収が遅くなるため、高得点は狙いつつもミープルを上手く回収しながら、ゲームを進めていく必要があります。

<ゲームの進め方>

ゲームは、次のステップを各プレイヤーで順番に行っていき、最終的にタイルが無くなったら終了となります。ゲームセットは、特に必要ありません。

1.タイルをランダムに引く。
2.タイルを置く。
3.ミープルを置く。

1.タイルを引く

タイルをランダムに引きます。

2.タイルを置く

タイルを置く

タイルを置きます。この時、タイルは既に置かれているタイルと一枚絵として繋がるように置きます。

3.ミープルを置く

このターンに自分の置いたタイルの上の好きな場所にミープルを置く事が出来ます。ただし、同一の草原に置けるミープル」は1つのみです。なので、他のミープルが既にある草原に置く事は出来ません。*例外的なパターンはありますが、原則はこれです。
この時、等が完成したらミープルを回収します。

や街の完成とは>

1.の完成

道完成は町から町へつながった瞬間に完成となります。

2.の完成

カルカソンヌ城は、城壁が閉じたら完成となります。内部に空白があってもいけません。

3.教会の完成

カルカソンヌ教会教会は、周りに8タイル全てが置かれたら完成となります。

4.草原

原っぱ草原は完成しません。


これだけ覚えておけばカルカソンヌの基本的なルールは完璧でしょう。後はプレイしながら出てきた疑問を、以下のQ&Aやルールブックで適宜調べていけば問題なく楽しめると思います。

<補足説明Q&A>

Q. 手持ちミープルの時、パネルを置いた後、回収したミープルをそのまま置いてもいいのか?
A. 1ターンの流れとしては、ミープルを置く→ミープルを回収するという流れなので不可です。

Q. にある盾マークは?
A. そのパネルだけ完成時に4点、未完成時に2点になります。

Q. 最初は別々のとしてミープルが置かれたのに、その後のパネルを置いてつながってしまい、1つのに複数のミープルがいる状態になってしまった場合は?
A. この場合は、ミープル数が同数なら両方に得点が行き、ミープル数が違った場合は多い方だけが点数となります。

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