更新日 2021年10月25日
*ここではボードゲーマーが初めてボードゲームをやる時、勧める時の面倒なルール説明の手間を省けるよう、「なんとなくルールが分かる」ようにザックリとルールを説明します。「これだけ」を押さえておけば、あとは例外パターンや細かいルールを、
カタンの開拓者とは?
カタンの開拓者とは、1995年にドイツで生まれ世界中で愛されているボードゲームです。広大な大地に豊かな資源が眠る「カタン島」と言われる島を開拓していきます。
ゲームの目的
ゲームの目的は、誰よりも早くこの島を開拓して島の支配者になる事です。
勝利条件
プレイヤーの開拓度合いはポイントで換算され、10ポイント貯めたプレイヤーが勝利宣言することで勝利となります。(逆に言えば勝利宣言しないと勝利にならないので、ごく稀に10ポイント溜まっている事に気づかずに負けるパターンもあります)
ポイント(開拓度合い)
ポイントとして認められるのは、領土・施設・特殊ボーナスの3種類。それらを保有する事で合計で10点以上の獲得を狙います。
★領土
1.開拓地・・・1ポイント
2.都市・・・2ポイント
★施設
発展カードで稀に入手できる大学・図書館など。1枚1ポイント。入手できる確率は低い。
*これは勝利宣言時まで公表する必要が無いので、保有ポイントを隠すことも唯一可能
★特殊ボーナス
島の発展に特定の分野で最も貢献したプレイヤーにはボーナスが与えられます
1.最大交易路 最も長く道(最低道5個以上)を作ったプレイヤーに2ポイント
2.最大騎士力 騎士カードで最も盗賊を追い払った(最低3回以上)プレイヤーに2ポイント
ゲームセット
プレイヤーは開拓地と道をそれぞれ2つずつ、好きな場所に置いていきます。(置き方のルールは後述)
また最初の手札として、2つ目の開拓地から得られる資源のみ、1枚ずつ手に入れます。
*なお、当サイトでは管理人の趣味で作った「カタンの初期配置用のリターン計算機」を公開しています。名前はSheepsといいます。宜しければお使いください(笑)
ゲームの流れ
各プレイヤーは以下の流れでターンを進めます。
1.資源の収穫
サイコロを二つふり、その和と等しい数字のパネルから資源が産出します。この時、そのパネルに開拓地を持っている全プレイヤーが資源を手に入れることが出来ます。(都市なら2倍貰えます)なお7が出た場合は盗賊が活動し、8枚以上資源カードを持つ全プレイヤーは手札の半分を失います。@盗賊の活動については後述
2.建設・発展・交渉・発展カードの使用
★以下のA~Cには順番がありません。好きな順番で何回でもできます
a 建設
建設は建設コスト表に描かれているコストを支払い、開拓地・道・都市を作ります。都市は開拓地をアップグレードさせる(置き換える)ことでしか建設できません
b発展カード
建設コスト表に描かれているコストを支払い発展カードの山からカードを引きます。このカードは次のターンから使用する事が出来、使用するまで公表する必要はありません。
c交渉&交換
これがカタンの醍醐味です。プレイヤー間で保有する資源を交換できます。交渉次第では、1枚で複数枚の資源を手に入れる事も可能です。またプレイヤー間以外で銀行と、同じ資源4枚で好きな資源1枚と交換出来たり、港を持っていれば同じ資源2or3枚で好きな資源1枚と交換できます。
盗賊の活動
盗賊は7が出たとき、もしくは騎士カードが使用されたときに移動します。移動先に開拓地を持つプレイヤーがいた場合は、そのプレイヤーから資源を一枚、盗賊を動かしたプレイヤーが奪えます。
開拓地の置き方のルール
開拓地は隣り合っておくことは出来ません。必ず道2つ以上離れている必要があります。また新規の開拓地を造る際は必ず道でつながっていなければなりません。
以上でおおまかなルール説明は終わりです。予めここまで知っておけば、細かいルールは実際にプレイしながら適宜確認すれば問題なくプレイできると思います!
さらに楽しく遊ぶために….
こちらでカタンの攻略法を紹介しています。
初心者のためのカタン攻略~すぐに使える3つの戦略・テクニック~
余裕があれば、この記事で紹介しているような戦略の考え方をプレイ中に適宜教えてあげると、初心者でもさらに楽しく遊べるようになるのでオススメです!