更新日 2018年6月2日
多くの方が関心をよせてくださっているPhotosynthesis(光合成)のプレイ記をゆったり書いていきます。少し前に購入し、ルール和訳を書かせていただきましたが、買って損はない良ボードゲームだと思います。
今回は、最初のプレイで撮った画像と共に、ゲームについてのプレイ感想を述べていきます。
Photosynthesis play日記
ピロQといとはきに一人を加えた3人のプレイヤーでゲームを始めました。中央のボードは共通で使い、3種類の木々のボードは各プレイヤーに割り振られます。
このゲームはピロQが購入しましたが、いとはきは終始このゲームの内容物の綺麗さに驚かされていました。非常にオシャレなデザインで統一されており、デザイナーを調べたところなんとフランス人でした。ドイツゲームがほとんどである中、フランス発のボードゲームは非常に珍しいです。
プレイ時間は30~60分ということですが、初めてのプレイでは1時間半くらいになりました。
プレイ開始
いとはきが担当するのはオレンジの木です。ゲームのルールについては、以下のリンクで説明しておりますので、そちらをご覧ください。プレイ日記の中では、概要のみ説明致します。
Photosynthesis(光合成) ざっくりルール説明した記事はこちら
さて、いとはきは初プレイのため、戦略がわかりません。そこで、まずは自分の森の領土を増やすことにしました。光合成フェイズで稼いだ太陽光ポイントの使い方は種を購入し、種を飛ばすことにしました。自分の木々の範囲を広げ、太陽光ポイントを稼ぐとともに、枯れさせて回収を目指します。
第1ラウンド終了時(ゲーム3分の1終了時点)での状況
いとはきは、だいぶ侵略に成功し、順調に進んでいるようにみえます。しかし、ここで重要なことを思い出しました。
「木を枯れさせないと勝利点ボーナスをもらえない」
多くの領土で木々を育てていったはいいものの、この木々自体は何の意味も持ちません。
木々を枯らすことで、はじめて勝利点ボーナスを得ることができるのです。そのため、木々の拡大だけではなく、木を成長させ枯らすことで勝利点ボーナスの回収を行う必要が出てきました。
また、ここで新たな問題が生じました。というのは、木々の位置を集中させすぎたせいで、光合成フェイズにおいて太陽が当たる向きによっては太陽光ポイントが得られないターンが出てきました。そのため、太陽光ポイントを利用して行動を行うライフサイクルフェイズで思うような行動ができなくなってしまいました。
ゲーム終盤
ほとんどの木が中サイズないし大サイズの木に成長し、枯れさせる準備ができてきました。しかし、枯れさせるために十分な太陽光ポイントを確保する管理がまた難しい…。樹木を買うにも、成長させるにも太陽光ポイントが必要です。しかし、自分や相手の樹が邪魔になって太陽光ポイントがもらえずイライラ。
そして、ゲームが終了しました。こちらの写真は、序盤の写真に見えますがなんと終了時の画像。だれもが、森を枯らしていき、木はどんどんなくなっていきました。カタンでは、終了時には圧巻の光景になっています。一方、Photosynthesis(光合成)では、むしろ哀愁漂う風景になっています。
しかし、いとはきの印象としましては、この風景がむしろこのゲームの魅力だと感じています。木々を植えて、自分の森を作っていき、それを元の状態に戻していく。ゲームコンセプトである光合成やライフサイクルと、ゲームデザインが完全に一致しています。
ちなみに、点数計算ではいとはきが一位となったものの、差はほとんどありませんでした。このゲームは、戦略性や心理戦の要素もある一方で、複雑なルールはほとんどなく、一旦慣れればストレスなくゲームを進めることができます。