ボドゲで脳トレ!!頭がフル回転するゲーム3種

更新日 2018年10月12日

最近『脳の回転が遅くなった』と感じることはありませんか?

現代社会では、仕事や日常生活で定型作業が続くことが多いです。定型作業は脳への刺激が弱いため、脳の活動低下につながります。脳の活動が低下すれば、年齢が進むにつれボケや認知症のリスクが増加します。このような脳の活動低下を防ぐ対策として行われるのが、脳トレです。脳トレとは、普段あまり感じない刺激を脳に与えることで、脳を鍛えるトレーニングのことをいいます。

さて、脳トレは一人で行うものがほとんどです。しかし、あまり習慣にならず、1日2日で飽きてしまうということが多いと思われます。そこで、ボードゲームで楽しみながら脳トレをすることを考えました。あくまで脳トレをしているという感覚ではなく、遊びの副作用として脳を鍛えることを目指します。

今回は、頭がフル回転するゲームを3つ取り上げてご紹介します!




立体4目並べ

『立体4目並べ』は、タテ・ヨコ・ナナメのどれか1列を4つ自分の色で揃えるゲームです。プレイヤーは、最初に黒の玉と白の玉のどちらを使うか選び、これらを交互に棒にさしていきます。このゲームを脳トレとしてオススメする理由は、立体であることにより深い思考が要されることにあります。

平面の5目並べでも、どうすれば5つ並べることができるか苦戦し、上からじっと眺めて考えるはずです。しかし、立体4目並べでは視点を変えて考える必要があります。これは、様々な角度に回転させることで、1方向からでは眺めるだけでは気づくことができなかった自分の勝ち筋を発見することや、あと一歩で相手に負けていたという危険を回避することができるからです。

『立体4目並べ』は、非常にシンプルながら頭をフル回転することができるゲームです。2人でプレイすることができルールは非常に簡単であることから、家族や友人と気軽に遊ぶのに最適なゲームだと考えられます。


キャット&チョコレート

『キャット&チョコレート』は、ひらめきとアドリブを用いたコミュニケーションゲームです。まず、プレイヤーにチーム分けの札を裏向きのまま配ります。この札はゲームが終了するまで表向きにしてはいけません。つまり、ゲームは自分の仲間が誰かわからないまま進行することになります。

山札からイベントカードを1枚引き、そこに書かれていた状況をアイテムカードを使って打開します。他のプレイヤーは、そのイベントに対する打開策が適切だったかそうでないかを、多数決で成功か失敗かで判定します。これを何度か行い、ゲーム終了後に自分のチームを確認します。チームの得点で勝負し、得点が多いチームが勝者となります。

このゲームが脳トレに適している点は、カードを頭の中で組み合わせ瞬時に言葉にするという行為が、脳に良い刺激を与えることができることです。アイテムカードとイベントカードを思い浮かべ、それを繋ぎ合わせることで頭がフル回転します!楽しく脳トレをしたいという方におすすめのボドゲです!




アルゴ

 『アルゴ』は、次々と与えられるヒントから相手の設定した数字を推理して当てるボードゲームです。まず、1人4枚ずつカードを引き、それを所定の基準に従って並べます。次に、プレイヤーは各プレイヤーの前にある数字を、ヒントから推測して”アタック”します。”アタック”とは、山札からカードを1枚引き、それを使って相手のカードを当てる権利を得ることをいいます。最初は適当な数字を言うだけになりますが、段々と相手の数字のヒントが増えていきます。
これを一定の方法で繰り返していき、先に相手のカードをすべて当てることができたプレイヤーが勝者となります。『アルゴ』は、少ないヒントから答えの数字を推理していくゲームです。ゲームが進むにつれて、手掛かりとなる要素も増えていきます。自分の中で相手の手札にある数字、あるはずのない数字を推測していく中で、頭がフルに回転することになります!
『アルゴ』はシンプルながら、心理戦と推理要素を楽しみながら脳トレできるゲームです!様々なことを考えたり推理することが好きな方にはオススメの作品です。

さて、いかがでしたでしょうか?
今回は、「ボードゲームを用いて脳トレをする」をテーマに記事を執筆しました。インターネットやテレビでは数多くの脳トレが紹介されていますが、一人で継続的な活動を行うのは難しいかと思います。そこで、ボードゲームを用いて楽しみながら脳トレをすることで、脳をフル回転させてみてはいかがでしょうか。一人では長続きしないはずの脳トレも、ボードゲームを通じて行えばきっと楽しく続けられるはずです
この記事が、皆様のボドゲライフをよりよくするものとなれば幸いです!
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